見出し画像

江戸っ子気質の探偵登場

週末や祝日は、過去の読書ブログからの転記が多くなってしまいますが、お付き合いのほどよろしくお願いいたします。

2011年2月4日に投稿したブログより。

東京バンドワゴン・シリーズが大好きな作家なので、単品ものも一応チェック。

北海道の温泉旅館に嫁いだ妹を訪ねて上陸したアメリカ人探偵。

この探偵が妹に頼まれて、現地で内密に調査を始めるというお話。

人情話に定評のある作家ですから、単なる探偵ものではありません。

主人公は日本語が話せます。

ただし、習ったのは大好きなビデオ「寅さん」から。

なので外人なのですが、寅さんのような口調でしか日本語を話しません。

現代の日本で寅さんっぽい探偵を創造しようとしたら、確かに逆輸入くらいしか方法はないかも・・・。

小粒ではありますが、読後には爽やかな風が吹き抜けます。

タイトルから、全然関係ないですが好きな海外の作家の「ボビーZの気怠く優雅な人生」を思い出しました。

今日も読んでくださいまして、ありがとうございます。

この記事が参加している募集

#読書感想文

189,141件

嬉しいです。 サポートしていただきまして、ありがとうございます。 こちらからもサポートをさせていただくことで返礼とさせていただきます。 どうぞ宜しくお願い致します。