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#あの失敗があったから

ニートが10万円で映画を作ったら、全国上映が決まった話

ニートが10万円で映画を作ったら、全国上映が決まった話

現在、映画監督・脚本家の村上リ子です。

この度、私が初監督・脚本を務めた短編映画が、イオンシネマを中心に全国50館以上の映画館で上映されることになりました!

実は、私は去年の10月まで映画と無関係な人生を送っていました。

そして、映画学校に通ったことも制作会社で働いたこともない、完全未経験で制作資金も人脈もない状態で映画を作り始めました。

結果的に、かかったお金はたった約10万円。
巻き込

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失敗まみれだった自分自身に

失敗まみれだった自分自身に

この文章は、パナソニックがnoteで開催する「 #あの失敗があったから 」コンテストの参考作品として主催者の依頼により書いたものです。

「失敗」という「事実」は、この世にひとつとして存在しないと思う。なぜなら失敗とは、「解釈」であるからだ。

たとえば就職活動で、一番行きたかった会社の面接に落ちたとする。

この「面接に落ちた」という事実を、失敗だと捉える人もいれば、それが運命だったと、すんなり

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【体験談】終電の車内で隣の席の女の人が泣き始めた話

【体験談】終電の車内で隣の席の女の人が泣き始めた話

これは僕が大学二年の時の話だ。

僕はその日、部活の飲み会があり、終電間際の電車に乗った。

先輩のお酌ばかりで酒をあんまり飲んでいないため、シラフな状態だった。

また、車内は人だらけという程ではなく、席が満席になっている程度だった。
僕は電車に座りながらスマホをいじった。

しばらくして、ある駅についた途端、乗ってた人がゾロゾロと降りて行った。
車内の人は一気にいなくなった。

「ドアが閉まり

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多分一生忘れない12年前就活でお祈りされて悔しくて泣いた話。

多分一生忘れない12年前就活でお祈りされて悔しくて泣いた話。

SNSで話題の広告を見て、やっぱりサイボウズという会社が好きだなぁと感じてふと書きたくなった。一生に一度の就活の話。

サービスを使ったことも無いしそこで働く友人も知人もいないし、いつも遠目で見ているだけなのだけど、大好きな企業のひとつ。

だけど、私は12年前の就活でサイボウズ社にお祈りされている。

悔しくて恥ずかしくてやるせなくて悲しくて。
泣きながら帰った一生忘れられない面接だった。

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