斉藤ほのか

23歳、主に作家と映像ディレクターとライター。ガリを食べにお寿司屋さんに行きます。

斉藤ほのか

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  • 没展

    一度はボツにした世に出ていないアイディアや作品を 「これボツなんだけど」という言葉を免罪符に紹介してもらう、 他人のゴミ箱漁り連載。

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【没展】#0 斉藤ほのか「没展」

初回は#0として私自身のボツを紹介します。 『ニシダガチ恋プロジェクト』フライヤー2024年2月10日北沢タウンホールにて開催された ラランドニシダさんのガチ恋が集まり彼女の座を奪い合う異常イベント 『ニシダガチ恋プロジェクト』final のフライヤー製作中に生まれた1枚。 ボツ理由 バチェラーにしようとしたのに 最悪ハーレム旅行のしおりになってしまった 『オダウエダ植田の添い寝』別エンド まずはこちらの動画を見てください。 カベポ浜田さん目線でオダウエダ植田さん

    • 再生

      没展.mp4

      • 関わる者皆幸せにする母なる女への道

        このnoteを更新することは少し空気が読めないことかもしれませんが、完全に個人的な日記なので多めに見てください。 ここ最近、私が関わる大好きな人たちの活動が止まりました。 実は数組。(なのでこのnoteは特定の人について言及しているわけではないよ) しかも知らされたタイミングが結構重なり、持ち前の演技力でカバーしていましたが長い間目が真っ黒の状態で生きていました。こうなった時、作家やディレクターという立場はあまりに無力。 他人より側で見ているからこそ表面化されていない葛

        • この場を借りて営業させて下さい

          お久しぶりです。 前回のnoteに多くのリアクションありがとうございました。 自分の周りに心強い大人が沢山いることを知りました。 可愛げこそないですが、とにかく裏切らないので今後ともどうぞよろしくお願いいたします。 さて、「作家、編集者、ディレクター、主宰。大量の草鞋を履きこなす。」と宣言した2021年。全部の草鞋を履いてはいたのですが、正直編集者の草鞋だけ履き潰しておりました。 というのも、親の笑顔を守るため学業に勤しんでおり、PCさえあればいつでもどこでも一人ででき

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        【没展】#0 斉藤ほのか「没展」

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          女子大生で作家で編集者でディレクターでADで主宰

          第一に何者かわからないと思うので、まとめます。 斉藤ほのか、大学3年、20歳、女、国立高校を卒業し、現在日藝在学中。元子役。(子役への偏見を並べて見てください。それが私の性格の根幹です。ハライチの澤部さんとロケバスでババ抜きをして勝ったことがあります。)あだ名、クリエイティブモンスター。 ADになった2020年6月、ネットラジオアプリGERAのADになりました。 履歴書の自己PR欄に大喜利をしている自己紹介動画のリンクを貼り付けた結果、入れてもらえました。変な会社です。入

          女子大生で作家で編集者でディレクターでADで主宰

          親は子供の感情を私物化する

          私の感情には2種類ある。 共有したい感情と、独り占めしたい感情。 人生のあらゆる岐路を好んで自分一人で選択してきた私にとって、後者の占める割合は他人より大きいかもしれない。仕事が上手くいったとか、髪をバッサリ切ったみたいなポップで可愛らしいものは共有して、怒りとか大好きとかの生々しくてグロい感情は一人で噛み締めながら味わいたい。なるべく空気に触れさせず、生まれ出たままで観察したい。 母親は私の高校時代のママ友と今でも仲が良い。 大人の友情っていいですね〜。 いや、呑気に

          親は子供の感情を私物化する

          異物を身体にブチ込まれたわけですから何にも起こらないってこたないですよ

          もっちもちな正月が明けました。 なんか私の全てが弾けて無くなりそうです。 この一年であんなに強く気高く美しくなったと思っていた自分が、年越し蕎麦を啜った途端にめっちゃ柔らかいドライアイスみたいに思えてきてしまいました。跡形もなく無くなるならせめて硬くありたかったんですけど。 こう不安に襲われた時は、どうにかその不安を言語化して咀嚼しないと、声もあげずに朽ちてしまいそうなので、今から不安の診察を始めます。先生よろしくお願いします。 とりあえずトリガーの大枠は見えているの

          異物を身体にブチ込まれたわけですから何にも起こらないってこたないですよ

          親友フォルダ

          私の高校の休み時間といえば つまらない それだけの時間だった。 一匹狼に憧れていたわけではない。そこそこ友達っ"ぽい"人もいたし、そんな"ぽい"人と群れようともした。その場ではなんとなく楽しいような気がしていたけど、休み時間終了のチャイムとともに口輪筋の疲労がドッと襲ってくるだけだった。自分に嘘ついちゃいけないね。 どうせつまらないなら疲れない方を選んだ。携帯の中で蠢く有名な人たちを目で追って、ヘ〜とかほ〜とかしていた。 いよいよ私には親友ができなかった。 いや、『こい

          親友フォルダ

          女子大生マーケティング

          どうも、女子大生です。 キーワード検索するなら『女 未成年 親の脛齧り 若さだけ 弱者 エロ』と言ったところです。 一刻も早くこのモラトリアムから抜け出して、社会の空気を肺に入れたい。 そう日々もがいているけど、いやあ、難面倒くさい。 組織に属さない女子大生を相手にしてくれる大人なんて数少ないのに、そんな大人の隣を私が歩けば犯罪の匂い。真面目な大人はそれを危惧してか、保険をかけまくった堅苦しい口調で事務的な会話のみ持ちかけてくる。打ち解けようにも打ち解けない。未

          女子大生マーケティング

          今日は存在を作ります材料は結果です

          家に馴染んできてしまった。そろそろ私は家と同一化する。ただ生粋の天邪鬼故、何も課せられていない今が一番やる気に満ち満ちている。TO DOリストが日々更新される有意義な日々。 しかし日中仕事に出ている母からは「どうせ今日も何もしてないんだから。」と怠惰認定を受ける。 受験生時代を思い出した。 感情が枯れるほど勉強をしても、模試の結果が振るわなければ「サボり」のレッテルが貼られ、どれだけ塾にお金がかかっているかを癇癪を交えて流暢に謳われた。 その後受験に受かると首がもげるほ

          今日は存在を作ります材料は結果です

          ミューズ

          私にはミューズがいる。 彼女は私の理想の象徴だ。 低体温な歌声が好きだ。 やんちゃさと色気を兼ね備えたショートカットヘアが好きだ。 人懐っこい性格が好きだ、シンプルな服装が好きだ、シンプルに顔が好きだ。 彼女は私の理想の象徴だ。 好きなブランドを教えてくれた。私が普段買っている服の値とは一つ桁が違かった。 使っている香水を教えてくれた。香水にこの額を出せるような大人になりたいと思った。 大事な仲間との写真を見せてくれた。彼女と悠然と構えた男たちは、品と

          髪を国境として、私、美容師

          私は美容師さんと話すのが好きだ。 美容師さんはサービス業のプロであり、かつ、全ての言葉に全く重力がないから、会話が弾む。それでいて生きてきた環境が私とはまるで違うから、止め処ないカルチャーショックが襲う異文化交流を嗜むことができる。 私の「文化祭で本格的な演劇をやるんです。演者と裏方の対立が多くて…」という球を、 「俺男子校だったんすけど、文化祭でめっちゃ可愛い女の子ナンパしたんすよ〜。」で打ち返してくる。これこそ私の求めているコミュニケーション、意思の疎通だ。 一度、男

          髪を国境として、私、美容師

          趣溢るゝ、Instagram。

          「インスタやらない。趣がないので。」 思い出は記録せず、他者に見せず、心の中にだけ残る。それこそが趣である。したがってInstagramは美学に反するのです。 そんな和のポリシーを持つJK(筋肉質の美脚)だった私。 とはいえど結局人脈が物をいう世界。 耳をすませばInstagramを渋々はじめて一年経たJD(程よく肉のついた美脚)による世界レベルの手のひら返しの音。 くる。 御Instagramのストーリー機能。 一日で消える最長15秒のpost。 15秒(絶妙

          趣溢るゝ、Instagram。

          癖~拝啓 十六の君へ~

          拝啓 この手紙を読んでいるあなたは、渋谷のカフェチェーン店にて、ある芸能事務所の所属をかけた面接を受けていることでしょう。 目の前には40代半ばに見える一人のスーツ姿の男性。その事務所の一番偉い人。 あなたは元子役。 あなたは初のオーディションで、口角をへの字に縫い付けられたスタッフ相手に全力でビヨンセの物真似をした女。 あなたは小学生にして正月特番のオーディションにて突然振られた写真大喜利でスタッフからIPPONとった女。 そんな過去の成功から、今回の面接も上手くい

          癖~拝啓 十六の君へ~

          世はまさに大漂流時代

          最近、「優しいし、信頼できるし、大好きだけど、受動的な人」が異様に増えた。 個人の問題ではなくて、私を取り巻く社会全体の傾向として、受動的になってきているように感じる。 極力決定権を持たないように。 相手を否定しないように。 刺激しないように。 そんな社会で、私は本音の共有を渇望している。 でもここで対話を避ける人に対して『喧嘩するほど仲がいい』みたいな『雨降って地固まる理論』を持ち出しても、納得しないと思う。 この理論は、対立の後で互いに関係修復に努めることで

          世はまさに大漂流時代

          惨めへの羨望

          酒を浴びるように飲んで、他人に罵詈雑言を浴びせ、吐き倒し、路上起床。 私はそうなれない。どんなに飲んでも。 記憶ない!!!!隣で寝てる人知らない!!!!!自分服着てない!!!!!最悪!!!!! みたいにならない。 めちゃめちゃ密度のある金属の球を削り出して作ったタガなんですよ私のタガって。職人技を持ってしても外せないタガ。 タガって機種変みたいなのできませんでしたっけ?プラとかフィルムとかに素材変えたいんですけど。 理性が人の何倍も強い自覚があるし、最近自

          惨めへの羨望