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今日は存在を作ります材料は結果です

家に馴染んできてしまった。そろそろ私は家と同一化する。ただ生粋の天邪鬼故、何も課せられていない今が一番やる気に満ち満ちている。TO DOリストが日々更新される有意義な日々。
しかし日中仕事に出ている母からは「どうせ今日も何もしてないんだから。」と怠惰認定を受ける。

受験生時代を思い出した。
感情が枯れるほど勉強をしても、模試の結果が振るわなければ「サボり」のレッテルが貼られ、どれだけ塾にお金がかかっているかを癇癪を交えて流暢に謳われた。
その後受験に受かると首がもげるほど撫で回された。


今私の通っている大学は正直"学歴"という意味では望んでいたものと違います。でもやりたい事ができるとても刺激の多い大学に入りました。大学でできた交友関係は抱き抱えながら死にたいくらい大事にしたいものばかりです。ヘドロ製のクソみたいな大人もいっぱいいるけど、心を支えてくれた信頼できる大人も一人います。私の実力を評価してくれる人もたくさんいます。私自身は高校時代より能動的になりました。肩の力を抜いて人と接する事ができるようになりました。「会いたい」を伝えられるようになりました。


でも、これぜーんぶ、私以外の人間には見えないんです。


影の努力も人間関係も意識の変化も、結果が出て初めて他人には見えるようになるから。
それまでは無に等しいから。
涙が出て初めて自分の重苦に気づくように、
道端姉妹がモデルとして売れて初めて親のヤバい教育方針が称賛されるように、
結果が出て初めて初めて他人には見えるようになるから。

だから今は全部私だけのもの。

早く見せたいなー。
違う、白昼夢なんかじゃないし。

「資格でも取りなさいよ、暇なんだから」
「そんな大学入らなきゃよかったね」
「芸歴は?」
「彼氏いないの?」



今はまだ、独り占めする。
贅沢だー。

奨学金返済に充てます。