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女子大生マーケティング

どうも、女子大生です。
キーワード検索するなら『女 未成年 親の脛齧り 若さだけ 弱者 エロ』と言ったところです。

一刻も早くこのモラトリアムから抜け出して、社会の空気を肺に入れたい。

そう日々もがいているけど、いやあ、難面倒くさい。

組織に属さない女子大生を相手にしてくれる大人なんて数少ないのに、そんな大人の隣を私が歩けば犯罪の匂い。真面目な大人はそれを危惧してか、保険をかけまくった堅苦しい口調で事務的な会話のみ持ちかけてくる。打ち解けようにも打ち解けない。未成年だから飲みの席にも呼ばれない。
シラフなりに一歩歩み寄って砕けた会話を試みたが、それはハーフタレントとギャルの特権らしい。メイクの薄い純日本人は、礼儀を知らない若者のレッテルを貼られて相手の視界から消える。そういえば「今どきの若いヤツは」という言葉は古代エジプトの遺跡にも書かれていたそうです。約5000年前です。

女子大生はインフルエンサーとしてのバリューは高いだろうけど、私は酵素飲まないので、「素人女子大生」という肩書と向き合って、骨の髄までしゃぶり尽くして、自分をプレゼンする道しかない。

ひとまず「凡人の皮」をかぶってみる。
ハードルを下げるというより、相手の防御力を下げるという意味合いのやつ。「私凡人なので何もできないです〜」みたいな安い謙遜じゃなく、「どうも〜凡人だよ〜」で、のほほーん。

そこで相手が、な〜んだ〜普通の人か〜と受け入れたところで「目」。
私の目はサイズは大したことないんですけど、初対面の印象が「狩りに出る虎の目」と友人に言われる程にヤバい目ができるので、タイミングを見計らって瞳孔かっぴらいてバキバキ臨戦態勢モード。
初期は怒りしか表現できなかったんですけど、最近は芯の強さやら好奇やら好意やら疲労やらは目でいけます。そろそろ憂いとか雅もいけるようになりたいし、最終的には四季を目でいきたい。

さらには、発言権を得たらパンチラインを組み込んだ発言を端的に。最初凡人っぽい人から発せられるそれはエスプリが効く。



背筋伸び切った女の長くて味のしない綺麗事とか
練習量の見えるヘラヘラとか
腹から出てる返事とか、めちゃめちゃ怖いから禁忌。おじさん小ゲロ吐いちゃう。昔はフルコンボしてたんだけど。
人って一回こわっ、てなったらもうゴリゴリの盾構えちゃうからさ。

まあこんな事偉そうに書いてる私も、流浪している自分をどうにか正当化して奮い立たせているわけです。がんばろーなみんな。

奨学金返済に充てます。