映画鑑賞⑨

テロリストやマフィア、暴力団、反社会的勢力を題材に扱った映画を観続けると、夢のなかでテロによって自爆したり、爆死したり、誰かに銃で殺されたりすることが多くなる。

これは、何を意味しているのか分からないが魘されているのは間違いないだろう。

映画を観ることそのものは良いが、見過ぎで夢にまで出てきてしまうほど、映画鑑賞依存症になるのは気を付けよう。　

今年、観てきた映画の数

♦️統計♦️

１月→２
２月→１
３月→２
４月→３
５月→１
６月→０
７月→０
８月→３
９月→１１
10月→１６

10月終了時点で３９作品。
年内目標としている５０作品まで、残り僅か。

野火

🌻映画を観た日🌻　
10月27日

🌻映画を観た感想🌻

空から降りかかるように次々に落ちる爆弾。そして地上に燃え広がる炎。

今のほとんどの日本人は平和ボケをしているけれど、この映画が表すように戦争は、僕らが思っている当たり前を破壊し、生きた心地のしない、まるで地獄にいるかのような世界を作り上げてしまう。

爆風によって顔が焼き爛れ、食べるものがなく常に空腹、戦時中は病院とかもないし、あったとしても患者が多い野戦病院。

死ぬも地獄、生きるも地獄。もはや生きても死んでても地獄でしかない戦争という名の凶悪。無惨にも銃を撃ちまくり、次々に人が死ぬ。

自身の負傷した傷にたかる蛆を食べたり、他の部隊に属する兵士を殺して食べるという現実が戦時中にあったかと思うと、胸が痛くなる映画。

小説の神様　君としか描けない物語

🌻映画を観た日🌻
10月28日

🌻映画を観た感想🌻

小説や文章って誰しも書けるものではなくて、最初は皆、下手くそでも文章を書き続けていくうちに上手になっていくのは確か。

ただ、これが出版できるかどうかと生きていくうえでの手段として小説を書くことを生業としていれば、もし出版できないと一言言われただけで心が折れてしまうのは気持ちは分かる。

でも、それは、その作品がダメだっただけで、著者のスキルや腕前が否定されたわけではないと思うし、人格も含めて全てがダメだったわけでもない。

ダメなら、またやり直せば良い。なにせ、失敗しても挑戦していたら、今は思い付かないような素晴らしき作品を描けるかもしれないし。

小説には人を動かす力、人を変える力があるのは間違いないし、何なら、本や小説は人生での経験では詰めない体験をさせてくれる。

全体的に、小説を愛する文芸部の挑戦と優しさ、喜怒哀楽が上手く纏まった良い映画。今年観てきた映画のなかでダントツで良いかもしれない。

白紙になった小説が出版されている世界も見てみたいから続編にも期待したい。

A PRIVATE WAR

🌻映画を観た日🌻
10月31日

🌻映画を観た感想🌻
今まで観てきたノンフィクション映画のなかで何とも言えない悲しみが溢れる映画。

戦争地や紛争地など戦場を舞台に取材するジャーナリストって、最前線の戦場を取材するのも凄いけど、表や報道では見えてこない心理的療法に負けない強メンタルを持っている点が何よりも凄いと感じた。ただ、とは言ってもPTSDやトラウマによって一生モノの傷を負っている人もいるのは忘れてはならないし、

こうしたジャーナリストのおかげで僕らはネットで気軽に情報を得ることが出来るから本当に感謝でしかない。

カダフィ大佐と反政府軍の対立によって生まれたリビア内戦、フセイン政権下のイラク、アメリカ軍が介入し多数の子どもが亡くなられたアフガニスタン、内戦下のスリランカと激戦地を取材されてきたメリーコルビン氏。

餓死や１万人以上死んでしまった子どもがいるのに世界からは目を向けられない現実を変えるために、命懸けで取材される彼女に心から感謝したい。

世界を変えるのは難しいかもしれないけれど、誰かに伝え続けていくことが大きな一歩に繋がる🤔

世界史や国際政治、国際協力に関心ある人には是非、一度観てみてほしい。色々考えさせられるから。

♦️前回の記事はコチラ⬇️♦️

今後の映画鑑賞

【アマプラ】
・君の膵臓をたべたい
・この世界の片隅に
・明け方の若者たち
・閃光のハサウェイ
・真夏の方程式
・台風家族
・ちょっと思い出しただけ
・容疑者Ｘの献身
・潔く柔く　きよくやわく
・ゴーン・ガール

※変更する可能性あり
（配信期間が終了間近などの場合は、そっちを優先します。）

【映画館で鑑賞】

・すずめの戸締まり

今日は以上です。
最後まで読んで頂き有難う御座いました。

今後とも宜しくお願い致します！

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