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映画鑑賞⑧

2ヶ月連続で、映画を観ることが多かった今年の秋。こんなにも映画鑑賞に没頭しているのは久々かもしれない。

元々、映画は観てはいたけれど、それでも年間5作品行くか行かないかぐらい。

統計としても、このペースだと恐らく年間50はいくだろう。

映画を観ることによって、得られる知識、こうなってしまったらいけないという制御と、ありとあらゆる場面において学べることが多い。

♦️統計♦️

1月→2
2月→1
3月→2
4月→3
5月→1
6月→0
7月→0
8月→3
9月→11
10月→15(10月28日 現在)

ということで、今回も最近観た映画作品の感想を述べていこうと思う。

♦️前回の記事はコチラ⬇️♦️

祈りの幕が下りる時

🌻映画を観た日🌻
10月16日(日)

🌻映画を観た感想🌻

正直な感想としては、相関図が複雑なため、映画を見終えてから相関図を見れば
縦と横との繋がりが理解出来るけど、なかなかに難しい。

ただ、原作が東野圭吾さんの著書ということもあって、ミステリー映画で、そこそこ展開が読めない面白さと、2つの事件に同一人物が関係していたこと、さらには浅居忠雄が自ら偽名を装い、幾つもの殺人事件に関与していた点は相関図を分からなくさせることもあって、なかなかに考えさせられる映画。

何があっても娘を守る浅居忠雄の想いは分かる部分はあるけれど、だからといって守る手段として人を殺すのは完全に過ち。娘を守ろうとする懸命たる姿勢が、映画を通して伝わってきた。

なんで、そことそこが繋がる?というモヤモヤが話が進めば進むほど分かってくるので、推理映画やミステリー系が好きな人にはオススメな映画かもしれない。

前作『麒麟の翼』を観てから、この映画を観ると、浅居忠雄と加賀の関係は分かるらしい。とはいえ、観なくてもストーリーのなかで、浅居忠雄の娘と加賀の関係は触れてるので問題はないと言える。

さよなら歌舞伎町

🌻映画を観た日🌻
10月19日

🌻映画を観た感想🌻

一言で言えば裏社会で生きる人々の日常を鮮明に描いた映画だけど

日本に暮らしながらも事情があってホステスなどで売春をして稼ぐ外国人、学費や小遣い稼ぎのためにAVに出演する女性、ラブホテルで働くスタッフなど

人それぞれ事情は異なれど、一生懸命働いている人がいるというのが伝わってきた。

ただ、刑事で不倫しているカップル、犯人隠匿罪で指名手配中で逃亡中の人、さらには一流ホテルに憧れながらも人生を彷徨う者などツッコミどころ満載だけど、

不倫する人の心情や好きでもない人と付き合うことや性的な肉体関係を持つことを何故するのか理解できない。

先生!好きになってもいいですか?

🌻映画を観た日🌻
10月21日

🌻映画を観た感想🌻

好きっていう感情って誰しも最初から感じるものではなくて、何か突然出てくるんよね。それも、ふと何気ない接し方、気遣い、優しさ、言葉と理由は様々あるけれど、そのなかでも非言語コミュニケーションのような気遣い、優しさ、笑顔と言葉で表さなくても自然と伝わってくるコミュニケーションが、いつの間にか好きにさせる。好きになる。

教師と付き合うことに対して周りがワーワー言うのは、どうかと思う。『教育上』や『倫理に反する』といった建前だけの薄っぺらい理由を平気で大人は言うけれど、好きになってしまったものは好きでええやんってめっちゃ感じるのと、売春やパパ活などの身体を売る行為に走ったりさえしなければ、肉体関係を持たない範囲であれば付き合うのは全然良いと思う。

二人の間の世界観、世代間のギャップに笑い、そして互いへの想いの純粋さでホロリとする側面と、女の子の側のストレートひたむきな想い、とそれにこたえる不器用な男による愛が物語っている映画。

構成的には、『ひるなかの流星』のような女子高生が先生を好きになる、まさに青春ラブストーリー映画。

似たような感じでいくと、『PとJK』の映画とも似てるかもしれない🤔

楽園

🌻映画を観た日🌻
10月23日

🌻映画を観た感想🌻

どこかモヤモヤして、完結していない未完成な映画のようにも感じてしまった映画『楽園』。

途中、『お前が犯人だろ?』と疑いをかける場面が多数あったが、その答えとなる証拠や確証、キーワードを出して欲しかったのが本音。

少女の失踪事件が10年単位で2度起きてしまい、村の団結力によって疑いをかけられた者が事件とは無関係であろう人を焼身自殺に追い詰めたのは、観ていて怒りの感情が込み上げた。

村八分と呼ばれる、限界集落や農村地域で暮らす人々による集団いじめの怖さを、この映画は物語っている。いや、この村八分によって実際に起きた殺人事件も山口県で起きているうえ、人と人との関係が密接になればなるほど、人は壊れるとかなり感じる。

やはり程よく孤独と密接のバランスを保つから成り立つわけであって、依存や密接と人間関係の強化をすればするほど、ストレスは溜まりがちになるのかもしれない。

ただ、ラストシーンが真実であるとすると、勘違いや思い込みさえなければ平和だったのかもしれない。

ファースト ラヴ

🌻映画を観た日🌻
10月25日

🌻映画を観た感想🌻

虐待やネグレクトによって助けを求めたくても、どうしたら良いかわからず路頭に迷う子どもたちが沢山いる。

助けようとしても、毒親からの訴訟や圧力を恐れ、救えない人がいる一方で救わなかったら命の危険に晒されてしまう可能性も否めない現実。

殺人を犯すのはやってはならないことだけど、何よりも腹が立ったのが、自分の思い通りにいかないと暴力を振るったり、暴力を持って解決しようとする毒親、いや、ここではバカ親とも言おう、両親が殺人事件を引き起こすような原因を作ったのがことの全てを物語っていると感じる。

ただ、最後の場面にも現れているように殺意を持って殺したならば厳正中立な法の裁きによる罰を受けるべきだけど、自らの殺意がなく、偶々、人が死んでしまった場合には、それ相応の判決を下すべきだと感じる。

担当した公認心理士と被疑者の過去が類似している点が、なかなかに闇深い裏があるのを感じた。

好きではない人から強引に性行為を強要され自分を守るよりも大人たちの思惑を守るために、真実を隠し嘘という名の虚像を貼り続けた彼女だと最初は思っていたけれど、それらは建前で本当はラストを見れば分かるように、殺す気なんてなくて、不意な事故によって父が死んでしまったことと、床が濡れていたこと、凶暴な父がトイレに来たこと、その偶発性が招いた事故だったんやなと思う。

今日は以上です。
最後まで読んで頂き有難う御座いました。

今後とも宜しくお願い致します!

#楽園

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