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家業とキャリア──継がないで働く

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継がないで、働く、継ぐ前に、働く。家業があるけれど働くって、どういうことだろう。家業があるからこそできる働き方って、なんだろう。
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#アトツギ

家業を継がなかった3人で座談会インタビュー。個性を作る、家業のインスピレーション

家業を継がなかった3人で座談会インタビュー。個性を作る、家業のインスピレーション

「家業エイド」の最大の特徴は、家業があって継いでいる人だけでなく、継がなかった、継いでいないけれど手伝ったり関わっている人も参加していること。今回は、家業を持っているけれども継がずに家業と関わる3名に対談形式でお話を聞きます。参加してくださったのは、加那子さん(以下、か)、エステルさん(以下、エ)、影山 直毅さん(以下、影)。

連続起業家の家業、旅館業。参加メンバーの家業は?
──まずはみなさん

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母の夢を、娘の技術で叶える。アパレル店の家業のオンラインショップを作るまで

母の夢を、娘の技術で叶える。アパレル店の家業のオンラインショップを作るまで

家業は何も、生まれる前からあるものばかりではありません。家族が起業して家業が誕生して、それを手伝ったり育む場合もあるのです。今回取材に答えてくださったのは「Art.Anty」というアパレル店を起業した志田貞子さんと、その娘の彩香さん。コロナ禍で一時閉店せざるをえない状況にまでなった家業を、カメラマンとライターとして活躍する娘の彩香さんがどう手伝ったのか、そして実際の心境を伺います。

家族の絆をテ

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運送業を家業に持つ、兼本 竜弥さん

運送業を家業に持つ、兼本 竜弥さん

山口県でお父様自身が起こした運送業を家業に持つ兼本 竜弥さん。お父様だけでなく、お母さまもご自身で事業をやっています。現在は株式会社オンリーストーリーで猛進する日々。そこまでの道のりを聞きます。

(メインの写真出典元:株式会社オンリーストーリーのwantedlyページより)

格好いいトラックを乗り回す、自慢の家業
「山口県で父親が運送業を営んでいます。母親は行政書士。それも家業に数えるとしたら

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運送会社を家業に持つ、羽場貴洋さん

運送会社を家業に持つ、羽場貴洋さん

家業があって、それを自分に合った形でサポートしたり、進化させたりしている人のことを、僕らはグラフトプレナーと呼んでいる。いったいみんな、どんな活動をして、どんな毎日を送っているんだろう。今回は、福島で約100年続く運送業を家業に持つ、羽場貴洋(はば・たかひろ)さんにお話を伺いました。

子供の頃は家業のことを秘密にしていた
福島県船引町で、お父様が運送会社を経営している羽場さん。バスやタクシーを使

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徳島の酒屋さんを家業に持つ、大坂楽さん

徳島の酒屋さんを家業に持つ、大坂楽さん

家業があって、それを自分に合った形でサポートしたり、進化させたりしている人のことを、僕らはグラフトプレナーと呼んでいる。いったいみんな、どんな活動をして、どんな毎日を送っているんだろう。今回は、ITベンチャー企業に勤めながら、本職で培ったスキルを使って家業の酒屋さんをサポートしようと模索している、大坂楽(おおさか・らく)さんにお話を伺いました。

小さい頃から家業が誇らしかった
徳島県徳島市にある

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いちご農家を家業に持つ、田島大地さん

いちご農家を家業に持つ、田島大地さん

福岡県のいちご農家に生まれた田島さん。現在もお父様はブランドいちご”あまおう”の生産者です。
幼い頃から「あまおう以外食べたことがない」「畑を離れられないから旅行に行った記憶がない」というほど、農業が中心の環境で育ちました。
大学進学時には農学部を選択し大学院まで進みましたが、卒業後は家業を継がず、東京の総合商社に就職。現在は地元福岡に戻り、行政スタートアップ支援事業の企画・運営や、農業に関わるベ

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