彭城吾朗Essays

詩人。小説執筆も行う。姓は「さかき」と読みます。明治学院大学文学部英文学科卒。詩集「彭…

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詩人。小説執筆も行う。姓は「さかき」と読みます。明治学院大学文学部英文学科卒。詩集「彭城吾朗詩集」 https://gorosakakipoet.blogspot.com お便りお問い合わせは gorosakakipoet@gmail.com までお気軽に。

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最近の記事

ちょっと早いけど年末の御挨拶

こんばんは彭城吾朗(さかきごろう)です。 かなりお久しぶりです。 みなさんお元気でしたでしょうか。 私は元気です。 10月に、 7篇乱れ打ちで応募していた小説が文学賞全滅していたことが判明して、 一時期けっこう落ち込んでいたのですが、 その後気を入れ替え、 文学のことはしばし忘れてお休みすることにして、 この間はもう一つの活動である音楽活動(作曲)のほうに力を入れて過ごしてました。 それで元気でした。 三度の飯より作曲が大好きなので、 作曲さえやれてれば私は幸福です笑

    • 詩人のアップデイトVol.5

      こんばんは彭城吾朗(さかきごろう)です。 あと7篇で300篇に届くということで、 予定を変えて新作詩7篇を本日書き下ろし追加しました。 彭城吾朗詩集 ご覧になってみてください。 今年応募した文学賞(小説の)は全て落選でした。 一時期それで落ち込んで元気がなかったのですが、 先日ちょっといいことがあって、 それで元気を取り戻しました。 小説執筆のほうは一旦休んで、 自分のスタイルを見つめ直し、 いろいろ人が書いた小説読んで研究し、 態勢を練り直して、 来年また文学賞にトライ

      • 詩人のアップデイトVol.4

        こんばんは彭城吾朗(さかきごろう)です。 彭城吾朗詩集にまた最新作詩篇三十篇を追加しました。 読んでいただけたら嬉しいです。 一応、これで、 年内の詩作は終了となるつもりです(気が変わってまた書くかもしれませんが)。 高校三年生で詩に目覚め、 在学中に熱心に最初の詩作の試作をしましたが、 その後の人生では音楽と絵画の活動に忙しく、 長らく詩からは離れていました。 が、 いつも心の中では、 「自分はいつか沢山詩を書くことになるだろう」 と信じ続けていました。 そうして、

        • やや詳細めいた自己紹介記事改稿

          こんにちは彭城吾朗(さかきごろう)です。 note記事第一号の「詩人の自己紹介」を、 1.5倍以上詳しく書き直しました。 影響を受けた芸術家のリストなども加えましたので、 興味のある方はもう一度ご覧になってみてください。

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        • 自己紹介編
          1本

        記事

          中島敦と「再会」し吉行淳之介を「卒業」した瞬間

          こんにちは彭城吾朗(さかきごろう)です。 みなさんお元気ですか。 八日ほど更新してなかっただけですが、 なんだか記事書くのがやけに新鮮に感じます。 なぜでしょう。 本日は文学の読書の話を。 高校の現国の授業で「山月記」を学び、 「なあんか、この作家、いいでないかい?」と興味をもったのが、 中島敦を好きになった瞬間でしたが、 それももうジャスト三十年も昔のことになります。 その、三十年も昔に、 ちくま文庫の中島敦全集1巻を購入し、 それから三十年(一度手放して買い直しし

          中島敦と「再会」し吉行淳之介を「卒業」した瞬間

          詩人のアップデイトVol.3

          こんにちは彭城吾朗(さかきごろう)です。 また、新作詩を書きました。 今度は三十篇になります。 「彭城吾朗詩集」ご覧になってください。 あともう一度だけ、 年内に数十篇書いてまとめて投稿する予定です。 そちらも、よろしく。 2017年の年末から思い立ち、 2018年、2021年、2022年、2023年と、 かなり断続的に詩作を続けて、 現在トータルで263篇になりました。 キリのいいところで300篇まで書きましょうか。 高校時代に百篇ほど、 27歳のときにも数十篇ほど

          詩人のアップデイトVol.3

          2023年下半期執筆状況報告

          こんばんは彭城吾朗(さかきごろう)です。 みなさんお元気でしょうか。 先日新作詩40篇を書きあげて投稿したあと、 ポンポンッと短編小説のアイデアが二つ続けて頭に浮かび、 それに加えて22年前(とおい昔だ!)から構想があった短編の案もあったので、 現在はその三つの短編の執筆を進めています。 ようやくうち二つが完成し、 あと残り一つです。 三連休で書いてしまいたいところです。 22年前から構想があった短編というのが、 書いてみたところ原稿用紙85枚の長さでした。 うち後半の

          2023年下半期執筆状況報告

          詩人のアップデイトVol.2

          こんばんは彭城吾朗(さかきごろう)です。 この度七ヶ月ぶりに詩作をし、 とりあえず四十篇、 用意できました。 彭城吾朗詩集に全て投稿しましたので、 読んでみて(読んであげて)ください。 今、 同時に小説の執筆も行っていますが、 自分にとって詩作と小説執筆とは、 絶妙な、 陰と陽の関係、 阿吽の関係のように感じます。 どちらも長く続けていきたいところです。 がしかし、 今回詩を書いていて、 「なんかもう、詩人としては言いたいことほとんど言っちゃったように思うなあ」なんて感

          詩人のアップデイトVol.2

          詩人復活か

          こんばんは彭城吾朗(さかきごろう)です。 自分の定義する言葉に、 「詩人時間」というのがあります。 ようは、 何もしないでボケーッとしてる時間のことを指します。 笑 でも、 まんざら笑マークつけるだけのものでもありません。 師匠の萩原朔太郎は、 私なりの言葉で簡単に要約すると、 詩人は努力しない、勉強しない、成長しない、「なる」ものじゃなくて最初から決まってるもの、 そういう考えをもっています。 私はその教えにかなり影響されました。 「詩人は「詩を書かないこと」を常日頃意識

          芸に天才はいても人生に天才はいない

          こんにちは彭城吾朗(さかきごろう)です。 最近、 というか前からですが、 自分は小説家ではなく、 エッセイストのほうがまだ向いているんじゃないだろうか、 という考え(一種の疑い)があり、 連日ああでもないこうでもないと、 今後の文筆活動のプランについて思考を連ねています。 画家時代、 ペインティングとドローイングの比重が、 2対8くらいでした。 マイナーとされるドローイングのほうが好きで、 肌に合っていて、 そうなっていました。 これを文学に置き換えると、 ペインティング→

          芸に天才はいても人生に天才はいない

          「才能が足りないからこそプロになる」っていうケース(単細胞文学)

          こんばんは彭城吾朗(さかきごろう)です。 少し間が空きました。 今後も空くかもしれません。 近頃は、 文学を活動の主軸にすると決めてから、 どうも気持ちばかりが先走っています。 「本読みまくって諸分野に精通するぞ」といってろくに読書してなかったり、 「いまに傑作小説書くぞ」といってさっぱり原稿書いてなかったり、 笑 だめですね。 夏の暑さのせいにします。 ド文化系人間のため、 スポーツにはほとんど興味がないのですが、 わけあって新庄剛志というアスリートにだけはとても興味

          「才能が足りないからこそプロになる」っていうケース(単細胞文学)

          「成功」の定義、変更したり戻したり

          こんばんは彭城吾朗(さかきごろう)です。 noteエッセイの投稿が習慣化してまいりましたが、 来年は長編小説の執筆に全精力を注ぎ込むつもりでいるので、 こちらはまた書かなくなるかもしれません。 まあ、 来年がどんな生活スタイルになるかにも依りますが。 自分という、 この年齢分の長さだけ付き合ってきた人格のことを客観的に見てみると、 この彭城吾朗って男はつくづくステイタス志向が強いと思います。 有名になりたい、 小説で芥川賞とりたい、 付き合う女は美人じゃなきゃいや、 ほか

          「成功」の定義、変更したり戻したり

          スピリチュアルと哲学と文学と

          こんにちは彭城吾朗(さかきごろう)です。 ここ7年くらい、 大学ノートに手書きの日記をつけていて、 日によっては1日に3ページくらいも書きまくるのですが、 最近noteの投稿に取り組み出したら、 手書き日記のほうがめっきり手薄になってしまいました。 noteエッセイ書くのも楽しいけど、 手書きのほうも続けたいところです。 三十歳頃仲良くしていた、 筑波大で哲学を専攻してた友人がいたのですが、 あるとき焼き肉おごってやるからと焼き肉屋に呼ばれ、 行ってみると彼は先に来ていて

          スピリチュアルと哲学と文学と

          芥川龍之介と萩原朔太郎の友情

          こんにちは彭城吾朗(さかきごろう)です。 今日はふた月に一度の通院の日です。 今病院の待合室にいて、 順番まであとまだかなり時間あるので、 この間に記事書きます。 何度も公言していますが、 自分にとって最上の文学者で、 心の師匠と呼べる人は、 詩人萩原朔太郎ただ一人です。 もう彼を知って三十年以上になります。 常に私の人生の傍らには朔太郎の存在感が寄り添い、 いつ終わることなく私をインスパイアし続けてくれています。 現在私は宮城県のあるど田舎町に住んでいますが、 隣町の

          芥川龍之介と萩原朔太郎の友情

          アインシュタインから文学の夢と幸福まで

          こんにちは彭城吾朗(さかきごろう)です。 さっきフェイスブックのフレンド(画家時代に集まってきた、フレンドとは名ばかりの全く交流のない、顔と名前も一致しないフレンドさんが世界中に沢山います)の一人が、 アインシュタインの引用文を投稿していて、 とてもすばらしい長文だったのですが、 その中に、 「今が幸せすぎるから、私は未来について悩まない。賞も名誉も必要ない」 というようなものがありました。 読んで、 すごいなあアインシュタインさすがだなあ、 と唸りました。 文学賞狙ってド

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          東京生活小説化計画

          おはようございます彭城吾朗(さかきごろう)です。 なんでかしらんが早朝4時に目が覚めちゃって、 二度寝もできないようなので、 朝に軽い記事書きます。 小説家として認められることを望んでいるのに、 自分ぜんぜん小説読みじゃなくて、 読書量がかなり乏しいので、 ひと月程前に、持っててまだ読んでない小説本かき集めてきて枕元に山積みでスタンバイさせ、 読みまくるつもりでいたのですが、 蓋を開けてみればさっぱり読めてません。 なぜいつも自分は小説読むことを先延ばしするのか。 わた

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