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2023年下半期執筆状況報告

こんばんは彭城吾朗(さかきごろう)です。

みなさんお元気でしょうか。

先日新作詩40篇を書きあげて投稿したあと、
ポンポンッと短編小説のアイデアが二つ続けて頭に浮かび、
それに加えて22年前(とおい昔だ!)から構想があった短編の案もあったので、
現在はその三つの短編の執筆を進めています。
ようやくうち二つが完成し、
あと残り一つです。
三連休で書いてしまいたいところです。

22年前から構想があった短編というのが、
書いてみたところ原稿用紙85枚の長さでした。
うち後半の39枚をたった一日で書き上げ、
俺ってスゲーと感心しましたが、
考えてみれば故・笹沢佐保さんなどは毎年、
月間1000枚ペースで書いていたらしいので(すごすぎます!)、
たまに39枚書いたからといって何の自慢にもなりません。
短編に話を戻すと、
22年前にあった辛い出来事をほとんどそのままノンフィクションで書いたものなのですが、
ずっと書きたくて、でも機が熟さなくて、
22年も書けないでいたものなので、
こうして遂に完成させることができてとても嬉しく感じています。
当時恋していた女性がヒロインになっているのですが、
彼女へのオマージュをこうして書き残すことができて、
人生でずっと心に引っかかっていた大仕事をやり終えたような気分です。

完成させたもう一方の短編(最新のアイデアの)は、
20枚で、
完全にエンターテイメント寄りの小説になってました。
純文学小説も書いて、
一方で大衆文学小説も書くという、
先例は沢山いそうですが、
そういう器用な作家にもなってみたいものです。

何分これまでの半生がとても一方向に偏った人生だったため、
小説を書いているとその偏りがとても気になって、
一種のコンプレックスにもなっています。
しかし、
全てを経験できる人生などないし、
仮に全てを経験した人がいたとして、
そんな人がいい小説を書くわけではないでしょう。
問題は、
手持ちの経験をどう料理するか、料理できるかにかかっています。
精進あるのみですね。

短編以外で今年書けたら書いておきたいのが、
かつて勤めていた、
今年芥川賞を受賞したSさんも勤務する仙台の某書店での経験を基にした中編小説です。
200枚以上はいくと思うので、
書くのは少々時間が要ります。
どうにか、
年内に書ければと。

詩作のほうですが、
年内にまた一、二度、
まとめて数十篇作って発表したいと考えております。
どうぞよろしく。

ではまたお会いしましょう。

さいなら。


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