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同じクラスの女子がピンク髪だし舌ピも空いてるし僕のこと好きそうな件について。

憂鬱な月曜日。 新学年が始まって、早2ヶ月。 6月の雨はまるで、僕の心を見透かしたように暗く、降り頻る雫は窓を打ち付け、この教室の雰囲気までも曇らせる。 『おい!聞いてるのか!』 熱血教師の大村先生の声が教室に響き、僕は肝を冷やした。 しかし、叱られているのは僕ではなく、問題児の愛月さんだった。 『そもそもなぁ!校則違反だぞ!そのピンクの派手な髪の毛も!!お前!聞いたところ舌にピアスを開けてるそうじゃないか!指導対象だぞ!わかっているのか!?』 声を荒げる先生に対して、愛

    • つづきともみ、36年と私が共に過ごした10年弱。

      『お前!面白いな!!』 その一言が、僕とつづきさんの一言目だった気がする。 あの頃の今池3star。日々が忙しなくすぎる中で、あのフロアだけが、僕の楽しみであり、生きている価値であったように思う。 大好きなバンドを見て、大好きな人たちとライブを楽しむ。 週末に許された解放感が、僕を明日へと導いていた。 そんな中、彼女に出会った。 revenge my LOSTを追いかけていた頃の話だ。 彼女はいつも誰よりも自由だった。 楽しみたいやつは楽しめばいい、悲しいならそばに

      • 耳障りな雑音が消えますように

        lonliumデビュー1周年おめでとうございます。 2023年4月30日 滋賀U⭐︎Stoneから始まったlonlium。 前体制から応援していたワイは、期待と不安が入り混じったままその日を迎えたことを覚えています。(滋賀には足を運んでませんが。) この一年を振り返ると、徐々に熱量を上げ、フロアを作っていった一年に感じます。 今回は少しだけ趣向を変えて、この一年を振り返り自分自身が各メンバーに対して思っていることを伝えらればと思い、このnoteを書くことにしました。

        • アイドルとワイ。

          出会いは中学生の時。 親に隠れてたまにしていた夜更かしは、いつだって掛け布団と敷布団の間。 寝静まったリビング、兄の部屋と父母の部屋に挟まれた真ん中の部屋。 去年から念願の一人部屋を手に入れた自分だけの城。 持ち込んだ携帯電話のワンセグで、ただテレビを見ていた。 昔からテレビが大好きだった。 親の躾は小学生のうちは厳しく、門限と就寝時間を守らないと夜通しベランダの寒空の下、反省をさせられる。泣きながら窓を叩き続けて1時間、悲しそうな顔をした母が窓を開け、父に反省と謝罪を

        同じクラスの女子がピンク髪だし舌ピも空いてるし僕のこと好きそうな件について。

          人に好かれる人、そうでないひと

          どーもー ワイやで〜 ごです。 今日は真面目に見えてどーでもいい話をつらつらと書いてみようかなぁと思います。 好かれる人 ※画像は関係ありません 好かれる人の特徴ってたくさんあると思うんですけど、ワイが思うに好かれる人の特徴は『他者から見て好きの矢印が見えやすく、尚且つマメな人』が一番わかりやすい特徴かなぁと思いますね。 要は杜撰に扱う人、そうでない人がはっきりしてるんです。 そして、その人が杜撰に扱う人は『最大限までその人が心を許してる人と自分の人生に必要ないと判断し

          人に好かれる人、そうでないひと

          君が全てだったんだ、それだけだよ

          突然ですが、皆さんは『lonlium』をもう知っているだろうか。 いや、もちろん知っている人も多いと思う。 しかし、本当の意味のやばさを知っているでしょうか。 今、最も『推して後悔しないグループ』だと個人的には思っています…。 ①メンバーが粒揃いでやばいlonliumはメンバー全員が素晴らしいです。 個性が被る子が一人もいないので、一人一人推し甲斐があるなぁと思います。 そんなメンバーを紹介していきましょう! 冬眠しな いきなり私の推しメンでございます。 この子は天

          君が全てだったんだ、それだけだよ

          愛する

          優しい人でいたい それだけなのに それだけのことにどれほど壊し合えば良い? いや、序盤から日本語で殴りすぎです。 大人になればなるほど、『優しさ』というのは、こんなにも普遍的で、特別。 ありふれているのに、一つとして同じものはない そんな優しい人になろうと思えば思うほど、 難しく考えてしまう。自分もそんな人間の1人だなと。 笑って生きていたい それだけなのに それだけのことにさ 疲れてしまうな 子供の頃は、あまり深く考えずとも、笑っていた記憶がたくさん思い出されるけど、

          眠目り汰はゆっくり眠りたい。

          私は眠目り汰。 周りからはり汰ちゃんと呼ばれている、ただの女子高生だ。 『ふぁ〜あ。』 今日も眠たい目をこすりながら、気だるげに目覚める。 ー窓からは朝の日差しが差し込み、小鳥たちが私の朝を祝福している。 そんな物語の中のお姫様みたいな劇的な朝は私にはやってこない。 ただ、毎日を消費して、何者にもなれない自分の無力さを痛感する日々だ。 『り汰!!いつまで寝てるの! 学校行きなさい!また遅刻だよ!』 『り汰さん。また、赤点…。 この後職員室に来なさい。』 『り汰

          眠目り汰はゆっくり眠りたい。

          If You Know,You Know.

          知る人ぞ知る。 そんなことはない。この曲たちは、大好きで大切な彼女たちが生きた証だと思っている。 ※今回はジエメイの『IYKYK』を聴いた感想となります。シビアな話、リアルな感想を綴って行きますので、覚悟をお願いします。 また、個人の感想です。あくまで、個人の感想です。 IYKYK発表時、まず最初に感じたのは純粋な怒りでした。 それは、何より、この曲を歌っていた彼女たちのファンであったから。勝手に思い出にして浸ってるんじゃねえよ。というのが素直な感想でした。 ある日突然

          If You Know,You Know.

          『ゆあと恋する7日間!?〜はちゃめちゃ酩酊ラブハリケーン!!〜』第三話

          ーライブの始まるSEが鳴り始める。 ロックサウンドの中を照明が照らしていき、スモークが焚かれ、ステージに靄をかける。 会場の人間たちの熱気が一気に上がっていくのがわかる。歓声を上げる人、ペンライトに光を灯す人、奇声を発しながら前に突っ込んでいく人。たくさんの人たちがこのライブを楽しみにしているのかと思い、自分もその1人になっているのがわかった。 体温が少しだけ上がる感覚、演者じゃないのに少し緊張しながら、左足が無意識にリズムを刻み出す。 自分がステージになっていた頃のこと

          『ゆあと恋する7日間!?〜はちゃめちゃ酩酊ラブハリケーン!!〜』第三話

          『ゆあと恋する7日間!?〜はちゃめちゃ酩酊ラブハリケーン!!〜』第二話

          ー昨日の出来事が嘘のように。 僕は当たり前の日常に戻っていた。 『おはようございます!』 後輩のつきのちゃんは今日も元気に挨拶をしてくれる。今年の4月に入社してきた期待のホープ。 噂では、社長の娘だなんて話もあり、出世コースまっしぐらなんだろうな。 いいよな、そっち側の人間は。 こっちの日陰側の人間の気持ちなんて、わかるはずもない。 『太陽のような子だったな。』 思わず口にしてハッとする。 『え!?太陽ですか!?私が!?』 つきのちゃんが嬉しそうに僕の顔を覗き込んでくる

          『ゆあと恋する7日間!?〜はちゃめちゃ酩酊ラブハリケーン!!〜』第二話

          mistFES2023

          希望休を取った。 会社の上司には『この業界で君の役職でこの時期に、日曜日に休むのは控えて欲しい。』と言われたが、行きたかったから仕方がない。 朝、8:00。 RADHALLの近くのいつもの駐車場が空いていたので、そこに車を停めて、リストバンドの交換に行った。 2021年のmistFESは参加したけど、1組しかお目当てがなかったから、その一組以外の記憶があまりにも無い為、参加したとまで言える気がしない。 サーキットイベント自体は、バンドを応援していた頃に結構行ったので、懐

          mistFES2023

          『ゆあと恋する7日間!?〜はちゃめちゃ酩酊ラブハリケーン!!〜』第一話

          ー雨は好きだ。 街角で目からこぼれ落ちる誰かの涙を、誤魔化してくれるから。 僕はご。 ただのサラリーマン。 昔こそは、夢を持ち、素敵な人間になろうと、西へ東へ、手のなる方へ、歌を歌いに行っては、バンド仲間と夜を明かした。 それが今じゃ27歳。世間で言われるアラサー世代。30の大台を目の前に、ただ、生きることにしがみつくことに決めた、そんな面白みのない人間だ。 大人になるってことは、誰かに求められない悲しみに、慣れていくことだと知った。 痛みに鈍感になり、人の顔色に敏感にな

          『ゆあと恋する7日間!?〜はちゃめちゃ酩酊ラブハリケーン!!〜』第一話

          お気持ち表明

          どーも、ごです。 お気持ち表明します。 いや、まず大前提として、僕はラウドロックの現場育ち、今池の箱週5通いキッズ、フェスは大好きで、もみくちゃになってた側の人だから、ピットの中で起こる事が好きだし、ファンから自発的に起こる意味のわからないムーブの後に飲むコーラが世界でいちばん好きなんですけど。 オタクになってから、『お気持ち表明』と言う言葉にだけは、なんか、うーーーん。って感じ。 それを言葉にしないと、吐き出せないって、僕と面識ある人ならわかると思うから『あー、ごろ

          お気持ち表明

          語彙力は育つ。

          文を読むのが好きだ。 人が言葉を綴ったもの。 人によって、色が違うもの。 SNSが発達し、誰でも、自分の思ったことを文字にして、世界に発信することができるようになっている。 どうして、書店は潰れない? それは、人の言葉に、対価を支払い読む人がいるから。 言葉の価値は、人の感じ方によって変わり、誰がそれを言うかによって変わる。 人は言葉を選ぶけど、言葉も、人を選んでいる気がする。 話題になったあの人のエッセイも、その人らしさが表れる文章が綴られているのだろう。 ありふれ

          語彙力は育つ。

          ひとりよがりじゃ満足できない

          mistress。 僕にとってそのグループとの出会いは、推しに出会ってすぐくらいにやってきた。 まだ、始まったばかり?のころなのかな?詳しくは知らん。 RADHALLの楽屋とステージを繋ぐ裏のところ。 よく並行物販をやってるところで出会ったのを覚えている。 最初は本当にビジュでみうめョとチェキを撮った。完全なノリだった。 『主現場は⭕️⭕️で〜』とか 他愛もない話をしたんだと思う。 相手も覚えてないだろうし。 そっから、行く現場で、お目当てとライブがかぶることが多

          ひとりよがりじゃ満足できない