絵本『わたしの森に』を読んでは独り言
独特の空気を身に纏い
まるで人を避けているかの如く
声を張り上げ威嚇しているように
見える人がいる
その人の本心はわからない
身体は大きく
あまり愛想も良くはない
地声は太く低く
身体の大きさが
声の大きさを
生み出しているかのようだ
その人は周りの人から警戒されている
その人に親しげに話しかける人は少ない
でも
よくよく観察してみると
人と交わりたかったり
一人で寂しそうだったり
一見細かくて一見怖いけれど
どこか人間臭さを感じたりもする
そうは思っても
本能的に避けてしまうのも
人間として仕方のないことで
その人と相対する際には
自然と身体は防御反応を示し
身体の反応が心に侵食してくる
そんなことを思い出しながら
今日もまた
読んだんだか読んでいないんだか
積んだんだか積んでいないんだか
といった本達の中から一冊紹介し
心の琴線に触れた一節を取り上げ
ゆるりと書き記していきたい
今回はこちらの本を読んでは独り言
アーサー・ビナードの絵本ということで
ほぼ反射的に借りてきた絵本だ
詩作である『釣り上げては』は
既に購入し折に触れて
読み親しんでいる
彼の言葉を
心の中で読み上げ
彼の世界が
頭の中に描き出される
不思議な詩の世界を堪能し
幸せなひと時を過ごしている
さてさて
いつものように
引用する必要があるんだかないんだか
引用の意味を考えては
自己ツッコミを入れつつ
noteの引用機能を用いて
引用させていただきたい
独特の空気を身に纏い
まるで人を避けているかの如く
声を張り上げ威嚇しているように
見える人がいる
その人に近づき
その人を理解しようとするのは
なかなかに難しい
しかし
その人の見る世界はきっと
私の見る世界と違うのだろう
その人は周りから見れば
毒を持つ生き物のように見える
だからこそ
周りの人は気をつけて
距離を置いて近づかない
しかし
ミシガンの生態系の中で
重要な役割を果たしている
マサソーガという蛇が
ニンゲンにとって森を知るために
欠かせない存在であるかのように
きっと
その人も
ニンゲンにとって
人とは何かを知るために
欠かせない存在であるのではないか
そんなことを思ったりもする
とは言いつつも
私自身
その人と対峙する際には
過去の記憶が蘇り
体と心は安定感を失う
それでもなお
関わらざるを得ないこともあるためか
気をつけて観ることで
何となくであるが
その人の見る世界を
ほんの少しだけ垣間見えた気もするが
それは気のせいかもしれない
そんなことを考えたひと時であった
こんなポンコツな私ですが、もしよろしければサポートいただけると至極感激でございます😊 今後、さまざまなコンテンツを発信していきたいと思っておりますので、何卒よろしくお願いいたします🥺