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絵本『かしこい さかなは かんがえた』を読んでは独り言

こうして毎日のように
くだらない文章を書いている

なぜ書くのかと言われてみると
書きたいからとしか言いようがない

あとは

読書した内容を
少しでも頭の片隅に残したい
という欲が働いているのだろう

それに

書くことで
少しでも書く力を
伸ばしたいという欲も
あると思っている

こうして

本を読んでは独り言noteとは別に
本を読んでは独り言Radioという
音声配信もしている

こちらでは

読んでもいない本についても
語りたいから語っている
いや喋りたいから喋っている

喋りたい欲のまま続けているのだ

ちょうど

こちらのnoteを書く前に
講談社現代新書『ダーウィンの呪い』
という本で音声配信を収録した

進化の呪い
闘争の呪い
ダーウィンの呪い

という3つの呪いについて
書かれている本のようだ

のようだと書いたが
こちらは図書館で借りてきて
帯や目次の文言を読んだだけなので
一般的な意味では読んだことにはならないだろう

そんな感じで

音声配信番組の方では
読んでいない本についても
それを題材に喋らせていただいている

冒頭の「なぜ書くのか?」
あるいは「なぜ喋るのか?」
といった問いに対する
自分の答えというか
その根底にある欲にも
呪いがあるのではないか
と感じた次第である

より良く書けるように
より良く喋れるように

そうしないと生き残れないのでは…

もしかしたら
そんな不安も
私の心の奥底にあるのかもしれない

そんなことを思いつつ

今日もまた

読んだんだか読んでいないんだか
積んだんだか積んでいないんだか
といった本達の中から一冊紹介し
心の琴線に触れた一節を取り上げ
ゆるりと書き記していきたい

今回はこちらの本を読んでは独り言

いつものように
図書館で借りてきた絵本である

直感的に借りてきた絵本だが
読んでみると
どの絵本も示唆に富み
どの絵本も面白い

絵本に関しては
読んだ上で
こうして書いたり
あるいは音声配信したりしている

書き続けたり
音声配信を続けることで
絵本に触れ続けることができている

絵本の素晴らしさに
大人になって気がついた次第である

さてさて

そんな絵本の中から

いつものように
引用する必要があるんだかないんだか
引用の定義を考えては
自己ツッコミを入れつつ
noteの引用機能を用いて
引用させていただきたい

むかしむかし
いっぴきの かしこいさかなが、
海から あたまを つきだして、
「ああ、りくの上を
たんけんしてみたいなあ」と
おもっていた。

さかなが りくを あるくなんて
むり、だって?
でも、かしこいさかなは
あきらめなかった。
かんがえに かんがえて、
ある日 とうとう・・・?

何千万年もの時の流れ、
生物の進化のいとなみが、
心のなかにふわーっと大きく広がる、
絵本の楽しさがいっぱいの一冊です。

クリス・ウォーメル 吉上恭太. かしこい さかなは かんがえた. 徳間書店, 2010, カバー裏

今回の絵本も
進化のお話だ

ダーウィンの進化論に関する
誤解が呪いになるように
この絵本ももしかしたら
呪いとして受け取ってしまうことも
あるかもしれない

賢くなければ生き残れないとか
誰よりも先んじて行動しなければとか

こう解釈してしまうと
せっかくの素敵な話も呪いになってしまう

そう解釈次第なのだ

呪いの方向に解釈せずに
どう解釈すれば祝福になるのか

そうした視点を持てればいいのだと思うし
どんな解釈をしたとしても
それを他人に強いなければいいのではないかとも思う

そんな話は音声配信の方で語ったので
こちらでは多く語らない

今回の絵本でいえば
引用させていただいた
要約もしくは概要にあたる
カバーの内側の紹介文から考えると

『いっぴきの(中略)さかなが(中略)
「ああ、りくの上をたんけんしてみたいなあ」』

この一文が大切なのだと思う

この欲求が
この内から湧き出た欲求が
大切なのだと思う

たとえ人から無理だと言われようが
思うこと考えること行動することは
誰にでも営む権利があると思うのだ

その欲求に耳を傾け
自覚的であることが
大切なのではないか

そんなメッセージをいただいた気がした

というわけで
これからも下らない内容ではあるが
書きたいから書き
喋りたいから喋る
これをただただ続けていきたい

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