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絵本『ほんなんてだいきらい!』を読んでは独り言

最近

娘は図書館についてきてくれない

「図書館行くけど一緒に行かない?」

「いい、いえにいる」

そんな言葉をきき
どこか寂しさを覚えながら
1人で図書館に行く

たまに

障害を持つ息子と一緒に
図書館に行くことはある

バギーという
ベビーカーをゴツくしたような
障害児用の押し車に息子を乗せて
図書館で本を物色する

「今日は娘さんは一緒じゃないんですか?」

司書さんに語りかけられ思わず本音が出る

「そうなんですよ…寂しい限りです…」

娘は図書館が嫌いになってしまったのだろうか…

娘は本が嫌いになってしまったのだろうか…

私が本好きということもあり
娘には本を好きになってもらいたいと思うが
それは親のエゴなのだろうか…

そんなことを思いながら

今日もまた

読んだんだか読んでいないんだか
積んだんだか積んでいないんだか
といった本達の中から一冊紹介し
心の琴線に触れた一節を取り上げ
ゆるりと書き記していきたい

今回はこちらの本を読んでは独り言

図書館で借りてきた絵本である

直感的に選んだ絵本だ

本なんて大嫌い

そんな響きの絵本が
図書館にあると思うと
何だか面白い

主人公を見ながら
娘と重ね合わせる私がいた…

さてさて

そんな絵本から

いつものように
引用する必要があるんだかないんだか
引用の定義を考えては
自己ツッコミを入れながら
noteの引用機能を用いて
引用させていただきたい

どうして ほんを よまなきゃいけないの?
(中略)
ミス・ブルックスは、としょしつの せんせい。せんせいは ほんが だいすき。
とってもねー
(中略)
「あたしは せんせいみたいに ほんを すきに ならないもん」
あたしは いった。
「きめつけないの」と、ミス・ブルックス。

バーバラ・ボットナー マイケル・エンバリー さんべりつこ. ほんなんてだいきらい!. 主婦の友社, 2011, カバー裏・3p・11p

娘は本が嫌いなのだろうか

いやそんなことはない

鳥好きな娘は
お気に入りの図鑑を見ながら
鳥について
あぁでもない
こうでもないと
喋り続けている

好きな本は好き

そんな所なのだろう

図書館が嫌いになってしまったのだろうか

それはわからない

図書館よりも面白いものが
きっとあるのだろう

そう信じたい

そんな娘から
私はどう見えているのだろう

ミス・ブルックスを見る主人公のように
パパは本が大好き とってもね
と思っているのかもしれない

そんなことが頭に浮かんだのであった

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