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『最幸の健康習慣 真の健康は「食・心・運動」のバランスで決まる!』第一章・無料全文公開

発売日目前、特別企画!!
書籍『最幸の健康習慣 真の健康は「食・心・運動」のバランスで決まる!』より、第一章「健康との向き合い方」を全文公開しちゃいます!

「健康」と自信をもって言えますか?

 若々しく、美しく、健康でありたい。

いつまでも健康で、若々しくハツラツとしていたいのは、男女問わず憧れがありますよね。男性はカッコよく、女性はさらに美しくありたいと思うのではないでしょうか。

そのために食事制限をしてみたり、運動をしたりと、これまでにあなたもいろいろなことを試されているかもしれませんね。

身体は生きている間、あなたがご自身で管理・運営をしなくてはいけません。

誰かに任せることはできないのです。

では、自分で健康のために取り組んでみると……

・あれもこれも食べてはいけないと食事制限をしたら、食事が楽しくなくなった。

・「手っ取り早い方法がいい!」とおこなってみるが、すぐさま他に新しい方法を見つけては飛び移り、効果があったのかどうかよくわからない。

・ダイエットや肉体改造のためにハードなトレーニングをしているが、続けていくのが大変。さらに年を重ねてくるにつれて運動がつらくなってきた。

・「巻くだけでいい」と謳っているトレーニンググッズを買ってみたものの、数回使っただけで押し入れの中へ。

このような経験は、あなたにもないですか。

今の世の中は情報が溢れかえり、自分に何があうのだろう? さ迷い、求め続けていませんか。即効性や一時的な効果・結果を求めていては、その場しのぎにしかなりませんし、ハードな運動は年齢とともにつらくなり、心までも疲弊します。

あなたは、その身体と死ぬまでお付き合いしていかなくてはならないのです。

今のあなたは心身ともに「健康です」と、自信をもって言えるでしょうか?

年も重ねていけば、無理も利かなくなってきます。即効性や一時的な効果・結果を求めるよりも、自分が無理なく継続できること、そして毎日の習慣にできることが、結論いつまでも若々しく健康的にいられる秘訣です。 

自分の身体を管理する

 私の元へは「足・腰・膝が痛い」と訴えてくる人も多くいます。

病院へ行き、検査をしてもらったが異常なし。

医者からは「様子を見ましょう」とか「運動不足です」と言われ、原因が何かはっきりわからないままや、その人の身体にあわせた運動指導はないまま診察が終わり、ひとまず痛み止めの薬や湿布などを処方されるも身体は痛いまま。もしくは一時的によくなったとしても、痛みがぶり返したり、さらには痛みがひどくなる場合もあり、その痛みをかばうために今度は別のところが痛くなるなど悪循環に陥る。

これでは、どうしていいのかわからなくなります。そして最終的には手術を勧められ、中には手術をしてもよくならない人もいるのです。

問診に時間をかける医師が少なくなり、検査結果の数値・データだけを見て身体を診ない、触診しない医師も増えています。実際に、私が親の介護をしたとき、パソコンのデータのみを見る医師がいましたし、「私たちが子どもの頃は、もっと問診や体を触ったりしていたのに、最近は少なくなった」と、同世代の友人と話していました。

時間をかけなくなった要因のひとつは、診療科が細分化しすぎて、自分の専門分野しか診なくなり、医師が患者の身体を全体的に診なくなったことがあるでしょう。

もうひとつには、ちょっとしたことで、すぐに病院へ行く患者側にも問題があると思います。自分の身体のことなのに、自分の身体管理は医者任せになり、医療に依存している人が増えたことで、病院がひっ迫し時間をかけれなくなったともいえます。

ある医師が「先生、なんとかしてくれー」と自分で考えることもせず、「医師に全部を丸投げしてくる患者もいて困る」と言っていました。

そうだとしても、数値・データだけを見て、身体を診ずして、はたしてわかるのだろうか? とても疑問に思います。

このような疑問が生じたのは、母親の介護中に母は喋れなかったこともあります。そこで私は、母の身体を毎日隅々まで観察・確認していました。血圧計や体温計などのデータ測定以外に、母の身体を見たり触ったり、においを嗅いだり、耳を体に当て心音やお腹の音を聞いたのです。

看護師さんは私の介護する姿を見て、「看護の看の字は手と目から成り立っているでしょ。手で触り、見ることから、この漢字ができていて、看護の基本であり、とてもよくやっていますね」と言ってくれました。

子育ても同様ですよね。赤ちゃんはまだ話すことができませんから、見て、触って、においを嗅いで確かめたり、泣き声を聞き分けたりと、身体をくまなく見ることと思います。

このように、あなたは自分で自分の身体を、くまなくチェックする習慣はありますか?

自分の身体なのに、人任せになっていませんか。健康診断を受けているから大丈夫となっていませんか。

小さなお子さまなら、親が見てあげなくてはいけませんが、大人になったら自分の身体の状態は自分で見てあげなければいけません。

健康体のあなたが、今後の健康が気になるからと、誰かに「365日、私の身体を管理してほしい」とお願いしたとしても、お風呂やお手洗いまでついてこられたら嫌ですし、誰かが自分のそばからずっと離れない状態が毎日続くなんて、息苦しいだけですよね。大人が他人に管理されるのは嫌なことだと思いますし、限界があります。

ただ、全介助になれば入浴から排泄など、すべてを他人に見られる生活になるのです。全介助といかなくても、誰かの手を借りて生活をしないといけない状態になれば、行きたいときに行けない、動けないとなり、自由が奪われ、つらいものです。

とくにお手洗いは、1日に数回は行きますよね。そのたびに誰かの手を借りないといけなくなるのは、どうでしょうか。今まで当たり前にお手洗いまで歩いて行けていたのが、自分ひとりで行けなくなるのです。こうした生活を想像するだけでも、ぞっとしませんか。

自分の身体は自分が知り管理する。

これが健康でいるためには、とても大事です。

母が入院中の病院で、自力で歩けない人たちが口にしていたのは……

「自分の体なのに、自分の思うように動かせない」
「自分の体なのに、なんで動かないのだろう」

今まで自分の思いどおりに動けていたことができなくなれば、自分の身体なのにわからなくなり、嘆き悲しむ。中には苛立ちをあらわに物や人に暴挙し、家に帰りたくても帰れず、自尊心を失っていく……そうした人の姿をたくさん見てきました。365日あなたの身体と一緒にいるのは医者ではなく、他の誰かでもなく、あなた自身です。

あなたが自分の身体に目を向けて管理する。そうすれば、あなたが自分らしく、いつまでも自立し、動ける身体で好きなところへどこでも自由に行くことができ、仕事を頑張ったり、趣味や旅行などいろいろなことを楽しみ、健康的に若々しくいられるのです。

健康美の秘訣は「自分と向き合う」

 いつまでも若々しく、美しく、健康でいたいのであれば、自分の身体と向き合うことをおこなってください。身体の具合が悪くなったら、病院や医者任せにするのではなく、まずは自分でなぜそうなったのかを考え、生活を見直すことが大切 。そして、いち早く身体の異変に気づくためにも、自分の身体を見る・触る習慣を身につけてほしいのです。

お顔のケアは念入りにしていても、足や体のケアは疎かになっている人が、とても多くいます。あなたは足を1日1回見たり触ったりしていますか?

私が教えているウォーキングレッスンでは、生徒さんに自分の足を見てもらうことからはじまります。すると生徒さんたちは……

「見せられなーい!」「恥ずかしい!」などと騒ぎます(笑)。とくに冬場は人に見られることが少ないので油断しがちです。1年通して毎日、自分の身体を見る・触る習慣を、まずもってほしいのです。

そうすることによって、今日はたくさん歩いたから脚が張っている、女性であれば生理前でいつもよりむくんでいるなど、身体を触る習慣がついてくると、その日の体調管理や「何をしたからこうなっている」という因果を、自分で把握できるようになるでしょう。

また、足がガサガサしている人が多くいます。とくに踵のヒビ割れがひどくなれば、歩くたびに痛みを感じ、歩くことがつらくなります。ガサガサになる前に、日頃のメンテナンスを心がけましょう。

私が日頃おこなっているのは、顔をケアした手で踵を触る。「ついでケア」です(笑)。冬場になると乾燥しますので、乾燥が気になったときや足が疲れたときはオイルを使い、しっかりとケアします。

健康美でいるための秘訣のもうひとつは、自分の感情に目を向けることです。心は目に見えていないものですが、人間は毎日さまざまなことを考えています。一説によると、人は1日6万回もの思考をしているそうです。

年齢を重ねてくると、「もう年だから」とついつい口走ります。あなたも口にしていませんか。

たしかに10代・20代の成長期の身体と比べてしまっては、年齢を重ねてくると衰えを感じ、「年をとった」と思うのは自然なことではあります。同年代と比べて若々しい人と老けこむ人がいますよね。年齢を重ねていくほど、その差が大きく開いていき、あきらめの気持ちもありながら、若々しくいる人を羨ましく思っていませんか。これは、うわべと本心に分離が引き起こっています。口には出していなくとも、「もう年だから仕方がないよね」とか「私なんて」と心のどこかで思っているのです。

このように、発する言葉や心の在り方が、あなたの身体をつくるひとつの要因であり、ひどくなれば病気を発症することもあり得るのです。

「がんになる人は頑(ガン)固だから、がんになるのよ」

この言葉は、がんを克服された人が言ったのですが、「頑固者」という言葉を変えると「頑張り屋さん」です。

「80歳になる姉が、がんで亡くなった」とお話をされた人がいました。話を詳しく聞いていくと、「90歳を超えた母親の介護をひとりで頑張っていた」と言うのです。

近所にはすぐ下の妹さんが住んでいたのに、「私が長女だから、母の面倒は私が看る」と言い、妹さんへは何も頼らずひとりで頑張った結果、体調を崩して病院へ運ばれてしまいました。入院するよう医師に言われたのですが、そのときお姉さんは「私が母の面倒を看なくてはいけないから」と拒否してしまい、お母さまより先にお亡くなりになったというのです。

80歳の身体で介護をするのは、とても大変なことだったと思います。

身体が疲れているのにもかかわらず、頑固に頑張ってしまった。その結果、がんを発症させてしまい、この方は死にまでいたってしまいました。

私の友人もがんを発症し、大手術に抗がん剤治療を乗り越え、社会復帰できたのですが、人から何か頼まれると断り切れず頑張ってしまい、がんを再発し亡くなりました。

このように、がんを発症する人たちは、どこか頑張りすぎていることがないでしょうか。

「病は気から」といわれるように、自分の感情が病気を引き起こすこともあるのです。

2017年8月に、北海道大学の研究チームによって「ストレスが胃腸の病気や突然死を引き起こす」と発表されました。これはマウスの実験でしたが、臨床研究では震災者を対象にストレスと免疫を調べた結果、「精神が安定している」と答えた被験者は、免疫細胞の活性レベルは40%。「安定していない」と答えた被験者の免疫細胞は20%と半分であり、このことから心が免疫力と関係しているといわれています。

「思考が現実化する」という言葉を、皆さんも一度は聞いたことありませんか。

この意味は、あなたの思考が自分の現実世界を創り上げることですが、良いことも悪いことも、あなたの思考がそのまま反映します。

もし幼少期に親からの愛情を感じなかったと思い育っていき、心の奥底に寂しい気持ちを強くもっていると、病気を発症することによって、周りから気にかけて心配されることで愛を感じ、自分の寂しさを無意識に埋めようとすることがあります。

人間の体は、切り傷を負えば、血が出てきて皮膚を修復しますよね。これと同じように、心の中に心配・不安・恐れ・劣等感など心の傷をおって癒えていなければ、何か嫌な出来事が起きたり身体に不調があらわれ、「心が痛い」思いが浮き出てきて、自分の心を修復させようとするのです。

こんな話を聞くと怖くなってしまうかもしれませんね。ですが、自分と向き合うことをしていけば大丈夫です。

生きていればどうしても、心配・不安・恐れ・劣等感の気持ちを感じる出来事は出てきます。その際に自分で、その感情に気づくことが大事です。早期発見・早期治療ではないですが、自分で自分の感情に早く気づき、早めにケアができればよいのです。

人間の身体は、とても高性能ですから、それをうまく使いこなしていきましょう!

不調や病気は決して悪いことではなく、身体から「無理しているよ。生活を見直してね。心は大丈夫?」などとSOSを発信し、あなた自身へお知らせしてくれているのです。

体調を崩したり病気にかかったことをきっかけに、自分の心と体へ目を向けていけば、身体は修復し、元気な状態へと戻り、幸せな道へと歩めていけます。

あなたもさっそく、自分の心と体に目を向けていき、いつまでも若々しく、美しく、健康な身体をつくりあげていきましょう!

無理せず自然体の美しさへ

 自分のことは自分が一番わかっている。

本当にそうでしょうか。私自身、自分と向き合うことをはじめてから、「わかっているつもり」だったと気づきました。ここでは私が経験してきた介護からの気づきを、あなたへも共有していきましょう。

10代・20代の頃は、無理や無茶をしても、身体はすぐに回復する力がありました。30代後半に介護生活となり、寝られない日々をすごし、精神的・肉体的に追いやられましたが、今まで体を動かしていたので体力はあり、なんとか乗り切りました。ですが、周りからは……

「真輝さんが倒れてしまってはダメだから、ちゃんと休みなさいね!」

このように言われる始末。きっとピリピリ、ギスギスしていたのでしょうね(笑)。

ぎりぎりのところまで頑張り、3つ目の病院へ転院できたとき、少し安心したこともあり、39度の高熱を出して3日間寝込むことがありました。私の身体から「もうこれ以上の無理は禁止」と合図があり、強制的に「休め」と言われたようなものですね。

私自身が40代に入り、体の衰えは感じます。しかし、介護の経験から「もっと自分へ意識を向ける」と思い立ち、体だけでなく心の在り方にも意識を向けていくことで、心と体はとても楽になれたのです。

今は家でのんびりと何かをしながらの「ながら運動」程度に体を動かすくらいです。それでも、人と会うと「変わらないですね」「いつも輝いていて素敵ですね」と言われたり、中には「20代かと思いました」「大学生の娘と同い年くらいかと思いました」なんて嬉しいお言葉もいただけます! そして、外出すればナンパもされます(笑)。

体だけ、とくに自分の目から見える部分(顔のシミ・シワ・たるみ・白髪、衰えてきた筋肉など)に意識を向けてしまうと、どうしても今の現状を見て落ち込んでしまったり、暗い気持ちにもなってしまいます。

心にも意識を向けて整えていくことで、今の自分をありのまま受け入れられてくると、無理したり頑張ったりするのではなく、あなたらしい自然体の美しさが光輝いてきますよ。

第二章からは「最幸の健康習慣」として、あなたらしい健幸美な身体を手に入れる秘訣をお伝えしていきましょう!

*   *   *

第一章はここまで!
続きを読みたい方は、各電子書籍ストアにて12月30日より随時発売になりますので、是非お買い求めください。
下記リンクはAmazonストアでの商品ページになります。書籍の詳細と目次もこちらからご覧になれます。
書籍『最幸の健康習慣 真の健康は「食・心・運動」のバランスで決まる!』

【書籍情報】

あなたは今の自分を「健康である」「とても幸せである」と自信をもって言えますか?

・あれこれとたくさん取り組み頑張りすぎている人
・情報がたくさんありすぎて、何をすればいいかわからなくなっている人
・健康のために運動したいと思っていても時間がない人
・「もう歳だから仕方がないよね……」と諦めている人

健康でいたい気持ちはありながらも、空回りしていたり、右往左往し、疲れ切っている人が、世の中には多くいます。

私はウォーキング講師でありながら、歩きに行かない。「歩かないウォーキング講師」です。
こんなことをいうと大変驚かれるのですが、正しい歩き方が身についてしまえば、たくさん歩かなくても脂肪は燃焼します。
また自分をどのように扱うのか。自分の扱い方がわかれば、たくさん歩いたり、必死に運動したりせずとも、健康な身体はつくれるのです。

本書では、健康との向き合い方、食・心・運動それぞれどんなことに気をつけて取り組めばいいのか、「幸せな健康体質」をつくりあげるために普段の生活の中で意識すべきポイントを、1冊にまとめました。

このまま年老いていくのが不安、健康のために何か取り組みたいと模索中、疲れた体をなんとかしたい、いつまでも若々しくいたい、手軽な健康法を知りたい、運動不足を解消したい、無理なく続けられる健康法を知りたい……など、どれか1つでもあてはまる人へも、色々とヒントになることを書いています。

「人生100年時代」といわれ、身体は一生のお付き合いです。
いつまでもイキイキと若々しく見えて、周りから「変わらないね」「いつも素敵ね」「いつみても輝いているね」と褒められて、身も心も軽くなり、毎日がもっと楽しくもっと幸せな人生を歩みませんか。

【目次】

第一章 健康との向き合い方
第二章 最幸の健康習慣「食」
第三章 最幸の健康習慣「心」
第四章 最幸の健康習慣「運動」
第五章 幸せな健康体質をつくりあげるために

【購入者特典】

あなたの健幸度がわかる身体チェックリスト

【著者プロフィール】

真輝ヴェリテ

美しく歩く専門家「美歩家」
歩き方が気になり、師匠デューク更家と出会い、18年間師事。姿勢・歩き方が改善すると共に体の不調からも解放され、この素晴らしさを伝えたいと書籍・DVDのモデルにウォーキング講師として、一番弟子として活動。しかし、親が寝たきりとなり介護のため活動を休止。この介護経験により、歩き方だけでなく「足・靴」「食・心の在り方」も取り入れ、自然治癒力を高める包括的なウォーキングメソッド「ヴェリテスタイル」を伝える使命として活動を再スタート。いつまでも自分の足で歩き「若々しく美しく輝く」人生を楽しむ歩き方を伝える。

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