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◎糀のある生活のススメ◎

麹って、日本の国菌だということ知ってましたか??

麹とは、ニホンコウジカビという菌の一種です。
米や麦などの穀物に根を張り繁殖します。
米を育て、温帯で湿度の高い日本は、麹菌が活動しやすい地域ですので、麹を使った食品がたくさんあります。

さて、日本に住む私たちは、麹からの恩恵を受け、健康で豊かに命を繋いできました

米に咲く花

尊敬の意味を込めて、
」と書かせていただきます◎


糀と発酵

微生物の働きによって、物質が有益に変化する過程発酵といいます。
微生物の力を借りず、その物質が持つ酵素の力によっても発酵は起こる場合もあります。

大豆がによって発酵したら、味噌や醤油。
小麦が酵母によって発酵したら、パンに。
牛乳と乳酸菌で、ヨーグルト。

ある食材が、発酵することによって

◎保存性が上がる
◎栄養価が上がる
◎味が良くなる

いいことばかりです!!

糀は、人間に有益なカビです。
日本は糀が繁殖しやすい環境ですので、糀を使った発酵食品がたくさんあります。

醤油や味噌、みりん、酒、鰹節などです。

日本食に欠かせない調味料の多くは、糀からできているので、糀は日本人にとって欠かせないカビだということです。

冷蔵庫がなかった時代、保存性を高める発酵技術は、人々の食事を豊かに、より健康にしていたんですね!

糀を作る

種麹さえあれば、米糀は簡単に作れます!!

みなさんがよく目にする糀は、米糀です。

これは、糀菌がお米を媒介として、繁殖した状態です。

種麹と呼ばれる、純粋な糀菌だけを集められたものが、製品として売られています。

米の水分量と、温度管理をすれば、誰でも簡単に米糀を作ることができます。

普段米を炊くのは、炊飯器や鍋を使います。
しかし、糀を作る場合の米は、蒸し器で蒸します
水分量が多い米では、糀菌は成長しません。

糀菌が活発に活動する温度は、35℃から40℃前後です。
高温だと、糀菌が死んでしまいます。

約40時間程、温度をキープする必要があるのですが、適切な温度は、体温とほぼ同じなんですよね。
なので、その間はお腹で温めます。
どんどん温かくなるし、お腹に赤ちゃんがいるみたいで、とっても氣持ちいいです◎

詳しい作り方については、こちらをご覧ください。


糀レシピ

さて、糀ができました。

この米糀を使って、たくさんの美味しくて身体にいいものができます!!

味噌
たくさんの時間をかけて作った味噌を、使って作った味噌汁は、絶品です!!


塩糀
米糀と塩と水を入れた塩糀です。
糀の酵素の働きで、お肉がとても柔らかくなります。
塩の代わりに料理に使えば、甘味とうま味が加わります。
お酒やみりんの役割も同時に果たす、素晴らしい調味料!

冷蔵庫に常備、これマスト◎


甘酒
お粥に米糀を混ぜると、甘酒になります。
これも温度管理が重要になります。
お米と糀だけで、こんなに甘くて美味しい飲み物ができるなんて、ほんと魔法です。
砂糖の代わりに使えば、シュガーフリー生活◎


自家製酵母パン
米と糀と水で作るパンの発酵種を、酒種といいます。
これは昔から日本で使われていた手法です。
発酵力が強く、香りのよいパンが焼けます。


自家製キムチ
これも、塩の代わりに塩糀を入れるだけで、格段にうま味が増します。

糀のある生活

醤油や味噌などの調味料は、糀からできています。
糀は、日本人の私たちにとって、欠かせない存在です。

そしてこんなにも私たちの食生活を豊かに、より健康にしてくれる、素晴らしいものなんです!!

もうすでに糀中毒のみなさん、
このNatural medicineをもっと生活に取り入れてみませんか。

こちらも合わせて読んでいただけたら、
もっと糀にハマっちゃいますよ◎

あははw

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糀lifeの楽しみ方

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