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◎糀のある生活◎

エストニアに住んで約10ヶ月が経ちました。
こっちで糀作りを始めて、改めて
「私は日本人だな〜」
と感じています。

塩の代わりに糀を使うだけで、料理が一層美味しくなります◎
日本の食文化である「発酵」は、エストニアでも食事に取り入れています。

「発酵」については以前に書いたので、ご覧ください◎

料理には欠かせない「糀」
みりん、味噌、酒、醤油など、私たちが普段使っている調味料の原材料は「糀」です。私たちは知らないうちに、糀の虜になっています。

自分で作って食べるだけでは満足できず、エストニアで糀作りのワークショップも始めました!!

種糀さえあれば、米糀は簡単に誰でも作ることができます。できが悪くても、塩糀にすれば失敗することはありません。

こちらは、米糀づくりの記事です◎
本当に簡単なので、ぜひ皆さんにも作っていただきたい!!!

ということで、私のパートナー「糀」。
塩の代わりに使ったり、肉や野菜を糀に漬けることによって、普段の料理が驚くほど美味しくなります。

簡単にできる糀料理を紹介したいと思います。

オーブン焼き

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これが一番簡単で、一番美味しい!!!
鶏肉を塩糀に数時間漬けて、野菜と一緒にオーブンで焼くだけ。

オリーブオイルにニンニク、レモンを入れてます。
それに味付けは糀だけ◎

糀の持つ「プロテアーゼ」という酵素が、タンパク質を分解し、肉を柔らかくしてくれます。もちろん、豚肉もめっちゃ柔らかくなります。

エストニアへ来てから、オーブンを使って料理をすることが増えました。
こちらの人たちは、オーブンで料理をする文化があるようで、なんでもオーブンで焼きます。こっちの野菜はとても美味しいので、オリーブオイルと塩糀だけでなんでも美味しくなります。

何より、焼きっぱなしなのが良い!!!

野菜の糀漬け

「べったら漬け」というものがありますが、大根だけでなく、キュウリや人参、セロリなどの野菜を糀に漬けるだけで、なんでもお漬物にすることができます。

塩糀の唐揚げ

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何と言っても、みんな大好き唐揚げ!!!!
塩糀、ニンニクと生姜のすりおろし、醤油に鶏肉を漬け込んで、片栗粉をまぶして油であげるだけ。

お肉も柔らかいし、味もしっかり染み込んでいて、嫌いな人はいません◎

油が使いたくなければ、パン粉をつけてオーブンで焼いても良いです!!

洋食をアレンジ

塩の代わりに糀で味付けしたり、塩糀に漬けたお肉を使うことで、定番の洋食もより一層美味しく出来上がります!!

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これは、イスラエルのshakshukaという料理ですが、塩糀に漬けた肉を入れて、塩糀で味付けしましたが、美味しくできました◎

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パエリアも、同じように塩糀に漬けた鶏肉と、塩麹で味付け◎

米糀酵母パン

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米糀を使って酵母を起こして、パンも作りました◎

米糀に水を入れて、2日ほどでぷくぷく発酵します。
その酵母液にスペルト小麦で元種を作り、2回ほど種継ぎをして酵母を安定させてから作ります。

発酵力が強く、一次発酵も3時間ほどでok!!
天然酵母独特の酸味と、もっちりとした食感のパンができます◎


糀は「旨味」と「甘味」を生み出します

私にとって料理には欠かせないパートナーです。

皆さんも糀life楽しんで見ませんか◎

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