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日本クローゼットツアー(1)どうせやるなら、、、。

こんにちは。ルンナです。
新しいシリーズをはじめました〜〜〜!!!!

実はこのノート、最初は回顧録を書くというの目的で始めたのですが、
あっという間に今年まできてしまって、記憶に新しい今年の事を、回顧録として書くのは、なかなか難しいなあと、人知れず、悩んでおりました。

でも、何か引き続き書きたい気持ちもあり、いかがなものか?と、日常の事など書いておりましたが、

ここにきて、今の私の日常が、ひとつのプロジェクトに向かって動いており、それにかなり振り回されているので、回顧録とまではいかないが、

ここにナラティブ(物語性)があるではなか!!
新しい発露を見つけた次第です。

なので、この軸を、実況中継で、細かく書いていこうと思いました。


題して、じゃーーーんん!!

日本クローゼット・ツアー(1)!!


別に改めて書かんでも、見出しを見りゃわかるだろ〜?笑

まず、初めてこれをお読みになる方は、こちらを、、、。

あたくし、バンドをやっておりまして、ミシンの音で楽曲を作っていて、しかも歌詞も衣服に関する内容というコアなバンドです。

この流れで、つまりなんでもかんでも、衣服軸
レコーディングも服のつまった家のクローゼットでやり、アルバムを作った。
そんな自分的合理性に基づき、ライブをやるなら、
人の家のクローゼット!となったわけです。

現在、住んでいるロサンゼルスでは、すでに二十箇所以上のお家でやらせていただきました。

ビジュアルメインで、全体像をご覧になりたい方、こちらで、どうぞ。
(ご覧になる方の所要時間1分50秒!)

こちらは、比較的、写真集っぽく作ってみました。
(所要時間たったの45秒!!)


そして、続けているうちに、謎の言語化できない自信がついてきて、苦笑

次回は日本でやりたいなあ〜と、漠然と思うようになったんです。

そして、相棒のさおりちゃんに、次回の日本への帰国の日程を尋ねたところ、10月くらいと言うので、だったら、私もそのタイミングで、日本に行けば、日本ツアーがすぐ出来るわ!と、いつもの、脳のポジティブ思考部分だけを使って、計画しました。

そして、今年の2月。日本に行った時に、澁谷でイベントをやりました。

その時に、皆様の前でこう宣言いたしました。

自分のバンドで、クローゼットのライブをやるので、

また、秋に戻ってまいります!!!

と。


そして、もう、秋です。。。。汗


ぴゅう〜!


そう、、、、。あっという間に、秋になりました、、、。

気の短い方のために、結論から申します!!

そう、、、あたくし、

もうすぐ日本にまいります!!!


と言うわけで、いつもの前書きが長くなりましたが、
やっとお話をはじめます!

これを思いついた時は、な〜に、ツアーと言っても、ただ単に、日本に帰国したついでにできるから、簡単さ!と思いました。

しかし。

「欲」というのは「欲」を呼び、気がつけば「強欲人間」と化す

ルンナ語録より

どうせやるなら、撮影して、

前回の自分のドキュメンタリー映画

「瑪瑙ルンナは何者だ?」の第二弾!


に、したらどうだろう?と思いついたのです。



それで、この映画のディレクターのジェフに、早速電話!

またドキュメンタリー撮影で、日本にいっしょに行かない? 

と、きいてみた。


そしたら、

いや、僕、やらない!

と、あっさりと断られました。


大きな理由は、日本語がわからないから。
ドキュメンタリーは、その環境で、面白いと思ったところを切り取っていくものなので、日本語が出来ないのは不便だと。
私が通訳するから〜。と言いましたが、私ではまったくあてにならないらしい。苦笑 (自分の都合のいいように訳すので。笑)

そして、

スクリプト(脚本)はあるの?

ジェフが言いました。

え?? 脚本??? 
そんなのいるの? たかが、シスターズのバンドのツアーを撮影するのに?

と、私は言い、しつこく続けた。

とりあえず、たくさん撮影しといてくれたら、あとで、自分で編集してもいいし〜。リチャード・リンクレイターとかウォン・カーワイだって、たくさん撮影して、後で、気に入ったところだけをつなげていくらしいよ!!

と、言ったら、

あのね、問題は、君がリチャード・リンクレイターとか、ウォン・カーワイか じゃないって事なんだよー。

とジェフから呆れられた。とほほ。




もう、即刻、断られたので、ムカつきましたが、
だったら、どうせ日本に行くから、日本に住んでいる人に誰かお願いすればいいや。と思い、

前回のドキュメンタリーの女性プロデューサーのれいこちゃんに

日本に住んでる人で、これを引き受けてくれる人、誰かいない?

と、質問したら

予算はどのくらいあるの? どんな脚本?

と言われたので、

えと。脚本はありません。それに、予算もありません。

と、言うと

え〜? だったら、難しいねー。無理だね!!!

と、即答。


と。
こちらも一瞬にして、絶望的な答えがもどってきた。


そうか。考えたら、そういうもんだ。


闇バイトだって、人を頼むには、「それがどういうものか?」が必要だし、「お金はこのくらい払いますので、お願いします」と、言うだろう。

それは、冷静に考えると、当たり前の常識というもの。


しかし、ですね。
すでに私は、もう冷静ではないのです

つまり、冷めてもなくてかでもないのだ!!

熱量がありすぎて!うるさい!!のだ。

そして、何がなんでも

絶対に、やりたい!!!のであった!!


お金かぁ〜〜。
手元にはありませんがぁ〜。

スポンサーのあてもなく、今時の若い方だったら、ファンド・レイジングなどの方法はあるでしょうが、私のように社会から逸脱している人間に、そんな気にきいた事ができるわけがありません。
第一、そんな事している時間がないのです!
自慢じゃないが、高齢者ですから(文字通り)先がない!!

それでも最後の手段が、ひとつだけ残っていました。

日本の銀行に残っているお金。
幸いにも、口座には、父が亡くなった時に残してくれたお金がありました。

私からしたら、何かあって、日本のもどることになったら、、、、、と、
残しておきたかった日本人としての最後のお金です。
映画の制作費としては、まったく大した金額ではありませんが、とりあえずこれで撮影してくれる人の経費だけでも、カバーできるのでは?と、通帳(三井住友銀行)を見ながら考えました。

で、

決意しました!
勝負に出ました!

これを全部を投資しよう!と思いました。


将来、ド貧乏になっても、それは、その時、考える!
父も私が生活できなくて、このお金を小出しにして使うよりも、こうやって(個人的にはですが)デカいプロジェクトにどーん!と使った方が、喜ぶに違いないです。そういうのが好きな人だったので。笑

そんな言い訳を考えながら、決めました。

そして、

何がなんでもやったろ!

と、
たった一人で、熱い、そして、固い決意をしました!!!!

次回につづく。

L*


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