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(連載96)「20世紀ファッションのディテール」という本に載った話:ロサンゼルス在住アーティストの回顧録:2018年

こんちわっ!
ルンナです。

まあ、長く生きてると、いい事もあるもんですねー。

2018年に、いきなり、私の頭上に 棚からデッカいぼた餅が、落ちてきたのでしたー。今回はその話。


実は、このお話は前にもチラっと書いたので、覚えてる方がいらっしゃるかもしれませんが、一旦、忘れて頂いて、「知らんかった、今、初めて聞いたわー」って事にしといて下さい。よろしくお願いします。


まあ、いきなりといっても、前振りがあるのですが、
遡るに30年以上も前の話です。

皆様、これを覚えていらっしゃいますか? 
お読みになってない方は、是非!!!!

東京に住んでいた頃、日本の女子ふたりで、ニューヨークに乗り込んで、たまたま FIT(ニューヨーク州立ファッション工科大学)がやっていた展覧会を見て、自分の作ってるものと似ていたので、なぜ自分の作品がここにないのか?と、急に頭に血がのぼって、キュレーターの人に電話してみた話。

そうしたら、キュレーターが親切な方で、この展覧会は次はロンドンでやるので、私の作品を「途中参加させてあげるよ。」となり、会場はあの、天下のヴィクトリア&アルバート博物館!
それで、また女子ふたりで、ロンドンくんだりまで、行った話。


で、結局、この時に私の作品を買い上げてくれて、博物館に永久保存される事になったのであります。

ああ、もうこれは、棚ボタの極み。


もう、これだけで、神様!!(もし、いないなら、ニーチェ様)本当に有難う!!


たとえ、博物館の倉庫に一生埋もれて、誰からも見てもらえなくても、いいですよ。倉庫は倉庫でも、家の倉庫とか、佐川急便の倉庫とかじゃないですよ。

ロンドンの、お墨つきのあの、ヴィクトリア アンド アルバート博物館の倉庫ですんで。

これを棚ボタと呼ばずに、なんと呼びましょう!


作ってよかった、生きててよかった、、、、

そしてハッピーエンド、、、、、
偶然に降って沸いたような、このサクセス・ストーリー!!

おしまい。。。



と、普通だったらなりますが。



これには、まだ続きがあったのです!

しかも、棚ぼたの巨大バージョンが!!!


2018年に、
来た!

来た!


来たぁ〜〜〜!!


さて、なんでしょうか??
(さっさと言えよ!)


まあ、この本をご覧くださいな。


以前もこの博物館が出した本に、載せてもらって、(連載6)この服の作品が記載されたことはあるのですが、それはこちらの本でした。

ハードカバー!


今回はこの本のリメイクバージョンなのですが、編集し直して、もっと、分厚くなってまして、

タイトルが
20世紀ってはいってますよ。

自慢じゃないが、スゴくくないですか??

〜結局、自慢しとるやんけ?
〜はい。もうお分かりになったかと思いますが、今回は自慢話になります!


最初のページです。

ここにも「20世紀」って、右にも左にも、はいってるし。嘘じゃなかろう!!


その次のページ

ここにも20世紀と!!出てくる。 余程、こだわったのだ!!


そして、これが私のページです。アップリケのところに載っていました。

ちなみに上の写真はこの服の一部です。

そして、まだこの自慢は続きますよ〜〜〜。笑



この本の最初のページ

泣く子もだまるあの、シャネル様。服はサンローラン


左はクレージュ、右はディオール、そしてクレージュのふたりです。

そして、この本に記載されてるメンバーをご覧ください。

最初がアレクサンダーマックウィーンから、カルバンクライン、スキャパレリなど。

そして右のページに〜〜!

アタクシの名前がここに、ちょこんと。。。。見えますか?笑




最後のコンタクトから二十年が過ぎ、ある日突然、メイルがきて、「こういうの本を作るので、許可をくれ。」と。
まあ、よくこの20年の間に、メルアドも何度も変わっているのに、よくわかったなぁと。ウェブで調べたのでありましょうか、、、。

自分はこのロサンゼルスのちっこいの部屋で、長年、いろいろなモノを作りつづけておる、マジ、無名のイチ・アーティストであります。
本当に謙遜でもなんでもありませんよ。
証拠に誰かに聞いてみてください。
誰も知りませんから〜〜〜。笑

インスタフォローもやっと500人くらいだし、Youtubeのチャンネルもやっていますが、(これは次回に詳しくお話しします)2014年からやっているのに、86人しかいません。

そんな自分がこの20世紀て?


何度も、言いますが、

20世紀ですよ!!


しつこ〜〜〜〜い!! てば。


まあ、ともかく生きててよかったです。
アーティストというのは、続けるのが大変で、、、、
よく、自分を信じろ。などと言われますが、
言葉でいうのは、簡単ですが、口で言うほと、そんなに簡単ではないです。
他人様からそう言われたら、
そんなの、わかっとる!
それが難しいから大変なんや!!

と、思いますよね。

拒否されまくったら、誰だって凹みます。
才能ないのかな?とか、何の為にこんな事やってるんだろう?と自問自答が続きます。

でも!


ともかく続けてさえいたら、、、

別に自分を信じなくても、頑張らなくてもいいですよ。
ともかく続ける。。。。毎日、顔洗って、歯磨きするみたいな感覚で、ただ続ける。

そしたら、1年に一回くらい、

ラッキーだなということが、起こるのではないでしょうか?

そして、まだ、たんたんと続けていたら、
10年に一回くらい、え〜〜??この私が?というような、

棚ぼたが起こって、


そして、それでも、しつこく続けていたら、30年に一回くらい、自分でも信じられないくらいの、、、、

こんな事が自分の人生で起こるなんて、
自分はボケたか、狂ったのかもしれない、、、。
という

超ド級の巨大な棚ぼたが起こる!!!


これは、この度、私の経験から、数学的に立証されましたので、ご安心ください。

皆様、なんでも30年は続けましょうや!!
そしたら、必ず、棚から巨大ぼた餅が落ちてきます!!!

これをニュートンのお餅の法則と言います。


その通り!! りんごも落ちるがボタ餅も必ず落ちるのだ!!


ニュートン様に帰結いたしましたので、今回はこのへんで終わります。
めずらしく短いですが、
この手の話は、長いと嫌われますので、、、、。

では、ご清聴有難うございました!!

L*








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