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日記

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#生活保護

歯並びの不安

歯並びの不安

去年、虫歯と親知らずをまとめて始末して貰ってから随分な時間が経った。
当時は「これでしばらくは歯の悩みとは無縁だな、良かった良かった」程度にしか考えていなかったが、最近歯の悩みが急浮上してきている。

歯並びの変化がそれだ。
親知らずを何本も抜いたことによって、均衡を保っていた歯のパワーバランスが崩れ、歯並びが変化してきている。
最も大きい変化は、上の前歯が徐々に奥へと迫ってきていることだ。これに

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生命は必ずしも前進しない

生命は必ずしも前進しない

今日も今日とてぐったりと動かないまま一日を過ごした。

起きた瞬間にはもう疲れているし、そのまま寝ても一向に疲れはとれない。どうしろというのか。

マメに水を飲んでもトイレが近くなるばかりで一向に喉の渇きは潤されず、水を飲んでトイレに行って寝ての繰り返しをしているうちにくたびれきって一日が終わる。空虚さ具合では近年稀に見るレベルだ。生活保護も薬もあるのに全然改善する様子がない。

あれよあれよとい

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目の前に道はなく

目の前に道はなく

今日は生活保護のケースワーカーさんと福祉支援施設の人が家を訪問する日であった。
我が家は人が三人座る場所などないので家の中で立ち話である。掃除をして空間を確保する気力はない。

掃除の支援などを利用できること、近所に社会復帰を目指す人のための支援施設のようなものがあること、無理強いするのではなく自分のペースで大丈夫であることなど、大体そのようなことを話してもらったと思う。

私の方はと言えば、最近

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継続は力なりや?

継続は力なりや?

このnoteを毎日更新し始めてから、あと一か月くらいで一周年になる。
三百以上記事があり、一記事あたり五百字とすくなめに見積もっても十五万字は書いていることになる。数字にしたらなんかすごい気がしてくるから不思議だ。

と、一年継続を眼前に控えているが、私のモチベーションは下がりに下がっている。
「やめてしまってもいいんじゃないか」と考えるのは今回が初めてではないし、そう考えている間は大抵「今回が一

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私の若さに同情しないで

私の若さに同情しないで

私はうつ病のために生活保護を受けている、今年で26になる男である。
この記事を読んでいる人からみて26という年齢が若いかどうかは考えても意味がないので置いておくとして、生活保護を受給している人々の中では恐らく若く、珍しいうちに入るだろうと思う。

近頃生活保護のケースワーカーさん以外の人、生活困窮者の支援をしている人と関わる機会があった。
その人と関わり始めて一か月と経っていないが、明らかに私にか

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一難去って

一難去って

今日の用事は無事完遂することができた。
随分長いことこの用事で悩まされてきたので、何事もなく終えることができて実に晴れ晴れとした気持ちである。

しかし、この時期はちょうど私が生活保護を申請してから一年が経つ頃であり、諸々の申請の更新などの作業は絶えない。
現に、自転車を長時間こいで疲労困憊ながらも達成感に満たされた私を待っていたのは、奨学金の返済猶予期間が切れたことを通知する書類だった。今度はこ

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逃れ得ぬ〆切り

逃れ得ぬ〆切り

明日はこれまで先延ばしに先延ばしを繰り返してきた書類を提出しに行く日である。
何の書類かと言えば、障害年金の請求だ。四月の上旬に話をつけ始めたのでそれから実に二か月ほど経っていることになる。

今回の書類には私のこれまでの経歴のようなものをかなり詳細に書く必要のある欄があり、それを書くのが非常に億劫でこれまでずっと先送りにしてきたのだ。貰う身で何をほざくかと思われるかもしれないが、この書類が正常に

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三百日目の欺瞞

この記事が投稿されることによって、本note、『汎用非ヒト型メイドロボット推進委員会』は更新三百日目を迎えるはずである。

三百日。しかも連続三百日だ。これはちょっとすごいことである。
私がはてなブログでやっていた『今日も物質』は途切れ途切れで三百十一記事だったから、もうほとんどその境地は越していると言ってもいいだろう。我ながらよくやるもんだ。

とはいえ、三百日続いたことが三百一日目の継続を保証

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途方もなく面倒な書類

途方もなく面倒な書類

ゴールデンウィークも終わり、再び平日がやってきた。今日が終わればまた土日が来るが、平常運転になったことによって今までひたすら避けてきた書類と相対せざるを得なくなり、非常に困っている。
ニートにとってはゴールデンウィークなど名前だけの存在に過ぎないが、書類の提出先がニートでない以上はそれに併せなければならない。生きている以上はどうしようもなく人との繋がりが必要になるというのは苦しいポイントである。

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そろそろ四月も終わる

そろそろ四月も終わる

のほほんとしているうちに三月が終わり、今度は四月が終わろうとしている。
一月や二月はそれなりに時間が経ったなぁと思うが、三月の終わりに桜がどうのこうのといった記事を書いたことはつい最近のように感じる。
ヴィクトール・フランクルの『夜と霧』に確か「我々(強制収容所の虜囚を指している)にとっての一週間は一日よりも短い。茫漠たる一日は途方もなく長く感じるが、それが連なると空白が圧縮されて短くなったように

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私に書類を書かせないで

私に書類を書かせないで

四月の始めあたりに障害年金を貰うことになるかもしれないという記事を書いた。
今日はその話の続きである。メンタルクリニックの初診日証明書を貰って、もう一度年金事務所に行ってきた。

提出した証明書で問題なかったようで、いよいよ請求に進みましょうかという話になった。
今度はメンタルクリニックからの現在の症状に関する診断書と、私自身による症状の説明をする書類が必要になるそうである。
「鉛筆で書いてきてく

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ニート、障害年金を貰うかもしれない

ニート、障害年金を貰うかもしれない

つい先日、市役所の生活保護を担当している窓口から、「メンタルクリニックの先生と相談した結果、障害年金を貰えるかもしれないから年金事務所に行ってみてくれ」との提案を頂いたので、昨日は実は通院する前に年金事務所に寄っていた。

先月の通院の際に「生活保護をいつまで受けられるか分からないし、自分がこの先社会に復帰できる気が全くせず、不安である」という旨を相談し、「市役所の人と話してみますよ」みたいなこと

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電脳に刻まれた墓碑銘

電脳に刻まれた墓碑銘

今日の朝、早起きして布団の中でスマホを弄りながらごろごろしていたら、ふとした拍子にLINEを開いてしまった。
私の今のLINEアカウントでの交流はほぼ皆無だ。極々稀に家族から近況を尋ねられたりはするが、会話の履歴は専ら企業の公式アカウント(任天堂とかAmazonとか)の宣伝がいつも上の方にある。

誤操作のようなものだったのでそのままLINEを閉じてもよかったのだが、好奇心に駆られたのかそれともこ

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いずれ来る破綻の日まで

いずれ来る破綻の日まで

今日はケースワーカーさんが家を訪問する日であった。
まずは髪を切ったことに大いに驚かれ、体調やら生活やら通院やらについてひとしきり聞かれて訪問は終わった。
なんというか、悪いことは何もしていない(はず)なのに、やはり自分を監督する人物の訪れというのは緊張するものである。ひとまず今日のところは特に緊急性のあるような連絡もなく、穏やかな世間話といった調子で終わったが、チャイムが鳴らされた直後辺りはやは

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