見出し画像

立憲民主党から重要発信!新政権構想と野党共闘をどう考えるべきか

☆立憲民主党から重要な発信!

枝野代表(立憲民主党)が新政権構想や野党共闘、日本共産党との関係などについて更なる重要な発信をしています。全国民の必見動画ですのでぜひご覧ください。約68分。


先日出た『枝野ビジョン』に書かれている内容や内閣不信任決議案の趣旨弁明演説の内容も含めて噛み砕いて解説されています。趣旨弁明演説のダイジェスト字幕入り動画や、フリップ資料なども示しながら福山哲郎幹事長との対談形式で解説してくれるのでわかりやすいです。理解しやすい形で重要な主張がまとめられています。

ちなみに、書籍は書籍で必読の価値がありますのでぜひお読みください。

画像3

☆日本共産党との関係、野党共闘をどう考えるか

日本共産党との関係や野党共闘などについては最後の15分くらいで語られています。私のほうで要約してお示しします(である調で示します。この動画以外での発言等も盛り込み意訳しています。あくまでも私の理解です。


画像1

日本共産党と立憲民主党とでは、天皇制、自衛隊、日米安全保障条約などの部分で基本的な考え方には相違がある。だから、日本共産党から閣内に閣僚を出していただくような形での「連立政権」はできないと考えている。

一方で、ここ5~6年の間、日本共産党と立憲民主党は国会の中でさまざまなテーマについて一緒に闘ってきたし政策も共有してきている。例えばLGBTQ・選択的夫婦別姓などジェンダー関係、「経済復興のためには消費者に力をつけさせる必要がある」などの、経済政策に関する当面の考え方などは共有できている。

この間で積み重ねてきた共有できている政策については、しっかりと連携・協力することで実現していきたい。それを実現するためには政権交代が何としても必要である。自公政権では逆方向に進んでしまう。だから、日本共産党にできれば協力していただいて、自公政権を倒すために共闘していきたい。すべての選挙区で候補者を統一することは元々考えていないが、候補者を一本化すれば勝ち目がある選挙区が50~100程度はある。うまく棲み分けすることにより政権交代は十分に可能と考えている。

連立政権を組まないことと連携しないことは全然意味が違う。自公政権に代わる政権樹立のため、連携できる部分で連携し上記の共有できている政策を実現していきたいと考えている。

画像2


いかがでしょうか。

もちろん、支持母体である連合の意向を汲んだ部分もあるとは思いますが、現時点での日本の政治状況を踏まえた現実的な解としては、これはこれで一応の筋は通っていると私は考えました。以下に説明を試みます。

画像4

☆日本を良くするにはスモールステップが必要

私のような、人権をめっちゃ重んじるリベラル人間(そしておそらく日本共産党や社民党を私以上に熱心に支持する多くの方々)は、立憲民主党の言動に対して時に物足りなさや歯痒さを感じることももしかしたらあるのかもしれません。

しかし、今は(感染症だけでなく)政治的に緊急事態なので、とにかく(合法的な)どんな手段を駆使してでも自公政権を倒すべきときです。私は、枝野代表が言っていることは現実的であると思います。

私は「偏差値」という言葉は好きではないですがわかりやすいので比喩として用います。残念ながら、今の日本の民度は偏差値30くらいです。一気に東大を受験しようとしても理解を得られず失敗してしまいます。まずは偏差値50の学校(=最低限の政権交代)を狙うこと、そして偏差値50の学校の授業についていくこと(=かつての民主党政権のように短期で倒れないよう育てていくこと)が必要です。

ましてや、日本共産党の唱える『社会主義・共産主義社会』や社民党の唱える『社会民主主義』が成功した国家はいまだ地球上に存在しません(⚠️記事下に追記しました)。東大やフィンランドの大学に入ることとは比較にならないほど難しいことです。

いつか叶えたい究極の夢はそれはそれで大事に胸にしまいつつ、まずは偏差値50の学校に合格できるよう勉強を積み重ねようではありませんか。晴れて合格(=政権交代)を果たしてから、今度は難関大、東大、そしてフィンランドの大学と偏差値(=日本の民度)を高めていきましょう。

⚠️念のためですが、立憲民主党が他の野党よりも偏差値が低いと言っているわけではないので誤解なきようお願いします。偏差値は「日本の民度」の喩えであって政党のレベルとは無関係です🙇‍♀️まずは政権交代を果たし、その後にゆっくりと推しの政党の党勢を強めつつ自公維・都ファを公職から永久追放できるほどに民度を高め、ゆくゆくは北欧諸国並みの人権・福祉国家を目指して参りましょう。

画像13

画像5

☆枝野代表の本気に私たち市民も本気で応えよう

枝野代表の発言には慎重さがあり、また理念とロジックを重視していますので、自公維・都民ファの物言いのように「キャッチー」ではないのかもしれません。

しかし私には、枝野代表の演説には山本太郎代表(れいわ新選組)に負けない熱意があると思いますし、志位和夫委員長(日本共産党)や福島みずほ代表(社民党)にも負けない理知を感じます。

東日本大震災での必死の対応と、至らなかった点や短期政権で終わってしまった苦い経験の反省も踏まえたお2人の語りにはとても説得力があります。ゼロコロナや減税・補償、憲法と私権制限についてなど見どころいっぱいです。

何よりも、自公政権のダメな理由と枝野政権での理念・政策(ネトウヨの好きな言葉でいう「対案」)がこれでもかと示されます。最後は軽く泣けます😭ぜひ動画の全篇を視聴して、そして『枝野ビジョン』もお読みになってください。もう一度貼ります。


どの野党も理念や政策は当然語ります。しかし今の日本において、明確に「新総理に就任する意思と覚悟」を具体的なビジョンと共に語っているのは枝野代表ただ一人です。これを盛り立てなくてどうして政権交代など果たせるでしょうか。

推し政党だけでなく野党共闘の全体も推していきましょう。野党の支持者同士もちゃんと共闘すること、そして「自公政権の対立軸・選択肢がある」ということを政治無関心層にも届けることが重要だと思います。

野党4党を推して政権交代が実現できれば(⚠️)
🌹コロナが収まり元の日常が戻ります。
🌹第2の持続化給付金や特別定額給付金など補償が手厚くなります。
🌹消費税が下がります。他にも減税メニューはたくさんあります。
🌹選択的夫婦別姓や同性婚もできるようになり、ジェンダーギャップが解消に向かいます。
🌹人権が尊重され福祉は充実し、自己責任的な価値観は緩和され新自由主義から脱却できます。
🌹その他、将来的にも直近にも良いこといっぱいです!希望をもって生きられるようになります!
⚠️より現実的には、2022年の参院選でも過半数をとる、あるいは次の総選挙で3分の2以上の議席獲得が必要です。民主党政権はいわゆる「ねじれ国会」だったため、執拗な自民党からの妨害により復興その他が進みにくい面がありました。

自民党による審議拒否


とにかく、分断工作・メディアに騙されないように本人の発信そのものに当たって真意を確かめましょう。この理は政権交代後も特に重要ですよ。なぜ民主党政権が短命に終わってしまったかを私たちこそよーく反省しないといけません。

立憲民主党へのご意見はこちらから送れます。私も、この動画での語りを基本的には支持し応援するという趣旨のコメントを送って励ますつもりです。メディアは野党をネガティブにしか書きません。ぜひ私たちで積極的に「市民と野党の共闘」を強める方向の発信をして参りましょう。


最後までお読みいただき真にありがとうございました🙇‍♀️今後もがんばりますので励ましのスキ・コメント・フォロー・サポート・おススメ・記事の拡散などしていただけますとめっちゃ嬉しいです。フォローは100%返します。またねー!💕

☆付録:立憲民主党に送ったご意見文

※ご自由に編集してお使いください。

画像13

東京都〇〇市に在住で、野党共闘を応援している者です。
内閣不信任決議案の趣旨弁明演説、そして福山幹事長との対談動画を拝見しました。
『枝野ビジョン』も拝読しました。
いずれもとても良い内容で感動致しました。支持致します。

野党第一党の党首ということで、どうしても枝野代表の発言は注目を受けるし、一部だけが切り取られて分断を煽る敵方やメディアに利用されてしまうことも多いと思います。

ぜひYouTube動画やTwitter、Instagramにnoteなどあらゆる機会を使って、真意を丁寧に説明する機会と場をできるだけたくさん設けるとともに、自公政権に代わる選択肢を国民に広く定着させるべく力を尽くしていただけたら幸甚です。

私やまわりも含め、多くの国民は生活も我慢も既に限界状況です。
次の総選挙で野党に勝ってもらわないと比喩でなく死んでしまいます。
多方面にバランスを取ることの難しさは重々承知しておりますが、立憲民主党の支持者だけでなく他の野党を支持・応援している方の気持ちをも掴み、安心と希望を持てるような発信を何卒お願いしたく存じます。

僭越ながら私もできる限り野党の魅力を発信するなどして応援させていただきます。

(※後略。この記事のURLなどをお示ししました)

画像14


🌹まずは都議選で野党を大躍進させて、偏差値を30から40に上げるところから日本の改善は始まります!

🌸🍃この記事の執筆者、Study Partnerは、コペル&アヤでした🐣


🌹note継続のため、この記事が少しでも勉強になった、役に立ったと思っていただけたなら何卒カンパをお願いします🙇‍♀️💕PayPayはこちらをタップ、またはQRコードを読み取ってください。100円でも大変助かります。

https://qr.paypay.ne.jp/D108WARba2qNNm9m

画像6

※noteではサポート&おススメされた記事は拡散されやすくなる仕様です。何卒よろしくお願いします🙇‍♀️

画像7

政治に積極的に参画することは、子や孫、将来世代にどういう日本を残すのかを真剣に考えること。大人としての大切な義務です。
We are determined to participate in politics!💕

画像8


画像9

※「持続化給付金」「特別定額給付金(一律10万円)」など有効なコロナ対策・補償のほぼすべてが野党の発案でした。


投票するjk4

※選挙に行けば日本が良くなる!投票率は民度のバロメーターです。


#note #自己紹介 #アヤ先生 #フォロバ100 #フォローしてみて


☆追伸 社会民主主義について

この記事に対して、「例えば北欧は社会民主主義の国家ではないのか」というご指摘を複数の方からいただきました。この記事はそこがメインの論点ではないのと、この点につき詳細を調べている余裕が今の私にはないので、今すぐ結論を下したり記事を訂正したりはできません🙇‍♀️ただ、私の憧れているフィンランド首相、サンナ・マリンさんの所属政党がまさに「社会民主党」でありまして、「地球上に存在しない」とまで断じてしまうのは問題がある表現かもしれないとは感じております。一方で、高福祉国家でさえあれば社会民主主義となり資本主義ではなくなる、という理解も本当にそれでいいのか、と少々の疑義が生じます。どなたかわかりやすくnote記事で説明していただければ幸甚です🙇‍♀️私のnoteは専門家として書いているものではなく一有権者として日本を良くするためにとるべき態度や行動について記述することが目的ですので、厳密な議論にはなっていない部分はご容赦いただきたく存じます🙇‍♀️今後とも何卒よろしくお願いします。何かわかりましたら私からも随時の発信をさせていただきます。


この記事が参加している募集

自己紹介

人生を変えた一冊

あなたのスキ・コメント・サポート&おススメが励みになっています!本当にありがとうございます🙇‍♀️いただいたサポートは 🍎noteを書くための書籍購入、資格検定の受験料 🍰アヤ先生の胃袋へスイーツ補給 に主に遣わせていただきます😋私と一緒にハートフル社会を築きましょう💕