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英検まであと1週間!おススメ教材&ライティングで使えるフレーズ大公開!

1週間後の10/11は、今年度第2回めの英検一次試験でございます。

この記事では、おススメ教材とライティングで使える覚えておきたいフレーズ、そして大切な「ライティング心構え7選」をまとめてお伝えします🧡

なお、英検じゃなくても、最近は高校入試や大学入試で自由英作文の出題が増えていますので、あらゆる方に読んでいただきたい記事です。

では早速はじめましょう!まずはおススメ教材から!

☆5つのおススメ教材

旺文社の過去問

最近はいろいろなところから過去問が出ているんですが、私はやはり、英検は旺文社をおススメしたいです。

さて、旺文社の過去問には2種類あって、6回分のと3回分のがあります。

6回分にはCDがついてない(別売り)ですが、3回分のほうはCDつきです。

…と書くと、じゃあ3回分でいいや、となるかもしれませんが、さにあらず。

6回分のほうでも、アプリ「英語の友」をダウンロードするだけで、リスニングも面接も、すべて音声は無料で聴くことができるんです!

正直、この令和の時代、むしろCDプレイヤーなんか持ってない、という方も多いのではないでしょうか。

今は、音楽も英語もスマホアプリで聴く時代!

ぜひ、6回分のほうを買ってください!

文で覚える単熟語(旺文社)

Z会の「速読英単語」のように、長文を読みながら重要な単熟語を覚えることができるシリーズです。

長文は、過去の英検に出題されたものが使われています。

英検や入試問題によく出るテーマ(環境問題、科学、文化など)自体にも詳しくなることができておススメです。

英検は、単熟語問題の比重が高いので、ぜひ活用してみてください。

でる順パス単(旺文社)

私は「文で覚える単熟語」が好きなのですが、サクッと単熟語だけを見たい方にはこちらのシリーズがおススメです。

予想問題ドリル(旺文社)

過去問はやりつくしてしまったけど、本番同様の形式の問題が解きたい、という方にはこちらのシリーズがおススメです。

7日間完成、という触れ込みなので、今からでも間に合います!

※注意:「CBT専用」というシリーズもありますが、普通の英検と英検CBTは、問題の内容や形式は基本的に同じなので、どちらでも構わないです。英検CBTについてはいずれ別の記事で詳しくご説明する予定です。

でる順 合格問題集(旺文社)

時間がないからとにかく効率良く勉強したい、という方にはこのシリーズがおススメ。

過去問を分析し、本番そっくりのオリジナル問題が頻度別に収録されています。多すぎず少なすぎずの、合格に最適な問題数で、ムリなくムダなく学習できます。


1週間あれば、まだまだいろいろなことができます。あなたの実力やニーズに合わせて、最適なシリーズを組み合わせて使ってみてください。

では、後半はライティング試験についてです。

☆ライティングについて

ご存じのとおり、3級以上の英検各級は2016~2017年にかけて大幅に内容が刷新されました。

国際的な指標に合わせて、「読む・書く・聴く・話す」の4技能がバランスよく採点されることとなりました。

かつてちょっとだけ存在した並べ替え英作文は廃止され、現在ではライティングとして、自由英作文が課されます(3級以上)。

3級は、パンとごはんどちらが好きですか、のような身近なテーマで語数も少ないのですが(25~35語)、準2級からは結構難しくなります。

準2級ではかつて、「英語の学習は何歳から始めるのがベストか?」という、二者択一でない出題がされたこともあります。語数は50~60語。

2級からは、テーマも「地産地消についてどう思うか」など社会的になり、語数も80~100語と大幅に増加。更に、拘束されるわけではないものの、いくつかの観点が示されるので、基本的にはそれに沿ってまとめるのが書きやすいと思います。

準1級からは、エッセイを書け、という形式になります。語数が120~150語と更に増加。テーマも「企業は従業員の処遇を改善すべきか」など、より高度な社会性が求められます。出題もすべて英語でなされ、構成の指示もあり本格的です。

…こうして見ると、かなり難攻不落かに見えるのですが…💦

実は、各級でぜひ押さえておきたい表現、「型」があります🧡

これは英検だけでなく、英語で何かを表現するときに覚えておくととても便利ですので、ぜひマスターしてほしいところです。

2級、準2級、3級の各ライティングでは、いずれも「理由を2つ」示すことが求められます。

そこで、以下の表現は覚えておくと便利です。

では、3~2級の各級で覚えておきたい表現をまとめてご紹介します。

☆3級はAlsoを使いこなそう!

3級では、「Also」(~もまた)という語が便利。

自分の意見、1つめの理由、に続けて、Also,で2つめの理由を書き始めると文が自然になります。3級は語数が少ない(25~35語)ので、他には余計な語は使用せず中身をどんどん書いていくとよいでしょう。

参考までに、日本英語検定協会発表のサンプル満点解答例はこちら。(強調はアヤによる。以下同じ。)

My favorite season is summer. I like summer the best because my school has a long vacation. Also, my friends and I can go swimming in the sea.

Alsoを効果的に用いているのがわかります。

☆準2級の型はこれだ!

続いて、準2級です。やはり、日本英語検定協会発表のサンプル満点解答例をお示しします。

I think that students should take part in club activities. I have two reasons. First, students can make friends. For example, I met many nice people when I joined the art club. Second, they can become healthier.
If they join a sports team, they will exercise every day. That is why I think they should join club activities.

強調したところがポイントです。

準2級ともなると語数が多い(50~60語)ので、Also一語だけだと書きにくいです。

強調した語彙・表現を使えるように覚えておいてください。

例えば…と例を示せば語数が稼げるし、内容にも説得力が出ます。

あと、最後にまとめとして主張を繰り返しているのもポイントです。

ぜひ使ってください!

☆2級で使える便利な表現

2019年第3回試験のラィティング、日本英語検定協会作成の解答を見てみましょう。

覚えておくと便利な表現を太字で示します。

I think more people will buy locally produced food in the future. To begin with, more and more people are interested in helping the
environment. Locally produced food does not need to be transported over long distances by truck, so it causes much less air pollution. In
addition,
many people want to improve their local economy. Buying food produced nearby helps local farmers, and this can make the
local economy stronger. In conclusion, I think locally produced food will be bought by more and more people in the future.

「意見と2つの理由」が求められる点は3級や準2級と同じですが、語数が80~100語と多いため、具体例を豊富に挙げていくのがポイントです。

<覚えて使いこなしたいライティングの型🧡>

✅主張

✅理由1

✅理由1を支持する具体例など

✅理由2

✅理由2を支持する具体例など

✅再主張(結論)

上記を基本的なライティングの型として習慣化すると良いと思います。それぞれで覚えておくと便利な表現をまとめてご紹介します。

<主張部分>
I think …. (私は…だと思います)

I do not think ….(私は…ではないと思います)

I believe …. (私は…だと思います)

We must …. (私たちは…しなければなりません)

In my opinion, …. (私の意見では、…)

People should …. (人々は…すべきです)

I agree that~(私は〜に賛成です)

なお、絶対というわけではないですが、ライティングでは省略形(I can’tなど)は用いないのが一般的です。

<理由部分>

理由を2つ挙げる必要があるので、以下のような表現を使えると便利です。

✅One reason is …. (1つの理由は…)/Also, …. (そして、…)

✅First, …. (第一に、…)/Second, …. (第二に、…)

✅To begin with~(まずはじめに~)/Furthermore~(さらに~)

✅First of all(まずはじめに)/In addition(加えて)

<具体例部分>

✅such as …

✅for example, …

✅for instance, …

などが定番ですが、(いずれも「例えば」という意味で使います)

✅In my experience, ….(私の経験では、…)

を使えば、自分の体験を具体例として示すことができます。

※必ず使わなければいけない語句ではないので、逆に語数を減らしたい場合は省略しましょう。上に示した解答例でもこれらの語句は使っていませんね。

✅〜and so on(などなど)

を入れることで自然な感じになるとともに語数稼ぎもできます😝

2つの理由に呼応して具体例も2つ示すことが多いでしょうから、最低でも2つ以上の表現を知っておいて、なるべくなら同じ表現を繰り返さなくてすむようにしておきたいところです。

<再主張(結論)部分>

✅For these reasons, …. (これらの理由で、…)

✅Therefore, …. (ですから、…)

✅As a result, …. (結果として、…)

✅In conclusion(結論として)

✅Because of all the reasons above, (上記すべての理由により)

これらの語句の後は、基本的には冒頭の主張をもう一度繰り返せば大丈夫です。

冒頭で I think …. と意見表明した場合には結論で I believe …. を使うなど、表現にバリエーションをつけるとアクセントが生まれます。

以上、覚えておくと便利な表現や型についてご紹介しました🧡

☆おススメ教材(ライティング篇)

✅ライティング大特訓(アスク出版)

まさに英検のライティングで「よく出るテーマ」について理解を深めるのに最適な1冊です。各級があります。

✅英作文のトレーニング(Z会)

大学入試の英作文用の教材ですが、英検のライティング対策にももちろん有効です。はじめる編→必修編→実戦編→自由英作文編の4レベルあります。

☆英検ライティング心構え7選

最後に、ぜひ知っておいていただきたいライティングの心構えについて述べていきます。もう少々おつきあいください。

✅とにかく何か書く

これが最も大切な心得です。

英検のライティングは、採点基準がかなり甘いことで知られています。

「内容」「構成」「語彙」「文法」の各項目、4点満点で採点されますが、

かなり適当に書いても2~3点ずつもらえることも珍しくないです。

2~3点、というと小さいように思えますが、CSEスコアに換算したら100点以上にもなります。

いろいろ気にし過ぎるあまり、何も書けなくなってしまったら本末転倒です。

どんなに拙くてもいいから、多少語数が足りなかったりオーバーしたりしてもいいから、何か書きましょう。

絶対に白紙答案にすることのないようにしてください。

ライティング白紙(0点)ということは、英検一次試験の三分の一の得点を失うということです。合格はかなり難しくなってしまいます。

✅ホントのことを書く必要はない

これもかなり重要な心得ですので、よく読んでご理解ください。

英検は、英語力の測定が目的なので、必ずしもあなたの本当の意見や信条を述べる必要はありません。

コアラにまったく興味がない人が、「オーストラリアに行きたい。なぜならコアラが見たいから」と言って何の問題もありません。

これは別に卑怯なことではありません。

言葉の格闘技、「ディベート」と同じだと考えてください。

ディベートでは、肯定と否定のどちらに立つかを自分で決める権利はありません。決められた側の立場に立って論を展開する必要があります。必ずしも本当に思っていることを言うのではないのです。そういうゲーム(試合)なのです。

英検も同様に考えてください。少しでも英語で表現しやすい、理由を思いつきやすいと思うほうの立場に立てばそれでよいのです。

✅イエス・ノーのどちらかに決めて徹底せよ!

イエスかノーか、いずれの立場に立つかを明確に決めてください。

一度決めたら、徹頭徹尾、その立場でものを考えて表現してください。

「夏と冬のどちらが好きか」と問われて、「どちらにもそれぞれの魅力がある」と述べることは、実生活においてはそれで構いませんが、英検ではルール違反です。

意見・理由1・理由2で立場が一貫していないと、ライティング全体が0点とされてしまう場合がありますので、ここは必ず守りましょう。

✅平易な表現でよい

難しい語彙や文法を駆使する必要はないので、できるだけ平易でシンプルな表現を用いて、ミスを減らすようにしたほうがよいです。

2級でも中学生レベルの語彙・文法でまったく問題ありません。

✅よくあるミスに注意

以下、ライティングにおいてよく見られるミスをまとめておくので、日ごろから意識して気をつけておきましょう。

「練習は本番のように、本番は練習のように」

・時制のミス(現在形が基本。時制の一致を忘れないこと!)
・数のミス(単数か複数か。特に代名詞や三・単・現のsにご注意を!)
・冠詞のつけ忘れ(a/an/theを忘れていないか確認する癖をつけましょう!)
・Becauseではじまる不完全な文(becauseは接続詞であり、2文をつなぐものです。単独で用いないこと!)

✅ライティングとスピーキングはセットで学ぼう!

ライティングもスピーキングも、「思っていることを英語で表現する」という点においては全く同じです。書くか話すかの違いだけです。問われるテーマもだいたい同じです。

ですから、一次試験の段階で、二次の面接まで含めて勉強しておくと相乗効果が期待できます。(この観点からも、すべての試験が1日で終わるCBTはおススメです)

✅よく出るテーマ自体を研究しておこう!

英検で、「あなたの一推しのイケメン俳優」が問われることは残念ながらありません😝

資格試験や大学入試などの公的な試験で問われるテーマというものは、ある程度限定されてきます。

「電子マネーの普及は進むと思うか」を問われて、日本語でも意見が言えない人が、英語で意見を主張できるわけがないですね。

ですから、日ごろから、出題可能性があるテーマ自体に関心を持って、自分なりの意見を英語で表現できるようにまとめておきましょう。こうした地道なストック、引き出しをたくさん用意しておいて、試験当日はそれらを選んで引き出す、というのが望ましい態度だと思います。

これをやっておけば英検だけでなく他の資格試験や入試、就職試験などにも役に立ちますし、もっと言えば人生全般が豊かになりますね。

あなたは、試験に合格するために英語を勉強しているのではないはずです。試験合格は目的ではなく手段です。これを見失わないようにしてください。

☆まとめ

以上、ライティング対策を中心に、英検についてまとめてみました。

皆さまの英検合格を心よりご祈念申し上げ、結びと致します。

お互いがんばりましょー🥰

最後まで読んでくれたあなたは、キット勝つ!🧡

キット勝つ


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