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晴天の京都にて五感を浄化する

さわさわと葉と葉が合わさる音を聞きながら、最近お気に入りのソイラテを淹れて頂く昼下がり。
優雅な響き。
だけど風はびゅ〜びゅ〜と結構強い…
もう少し、もう少しだけ穏やかに吹いてくれないか。
(本音:洗濯物がよく乾くからとてもありがたい)

さて、先日ふと思い立って、新緑を求めて京都へ足を運んだ。
お天気に人が少ない場所で心身をさっぱりと洗いたかった。

〜初夏は青紅葉〜
年々、新緑のみずみずしい紅葉が好きになっている。

爽やかな絶妙な若草色の重なりは、ピュア過ぎて、私の荒んだ心が恥ずかしくなるほど。
描くならば、いったい何色重ねれば再現できるのだろう?
いや、きっと再現できない。
だって眩しい太陽と光との共演だから。
紅葉と言えば秋だが、この光との共演は青紅葉でしか味わえない。

若々しい絶妙な色の重なり
穏やかな風によって奏でられる心地よい音
眩しい太陽で透き通った若草
遠くから聞こえる川のせせらぎ

それぞれ淡々と生命を育んているだけなのに、どうしてこうも豊かなのか。
この陽の気を身体中にたっぷりと満たして帰路についた。

心が満たされると、なぜか周りへ感謝の気持ちが湧く。
それは観葉植物のアルテシーマ(通称:テシ子)へ向けられ、埃を丁寧に払うことで示された。
いつも部屋の気を浄化してくれてありがとう。

穏やかに丁寧に。それこそが私の最幸。

クシコの小話

中医学では生命活動を行う基本物質を「気・血・水」と考えます。
それぞれが非常に大切な働きをするのですが、特に重要な役割を担うのが「気」。

「気」はトラックのように「血・水」を乗せて身体中を走り回っているのです。
つまり、トラックである「気」が走れなくなると、後の2つ「血・水」も共倒れ。
全てが身体を巡らず、生命活動を正常に行えなくなります。

「気」が走れなくなる原因として、一番身近なのは”ストレス”。

ストレスは万病の元
病は気から

昔からよく言われていることですが、メカニズムを知れば納得ですよね。

とは言え、ストレスは簡単に排除できるものではありません。
そこでおすすめしたいのが香味野菜や柑橘類。
しそ、セロリ、ミョウガ、柚子、レモン、オレンジなどは日々の食事に取り入れやすいと思うのでぜひ!
適度な運動やストレッチ、アロマなどに加えて、食事でもリフレッシュできます◎

以上、小話と言いつつ長々と描きましたが、クシコでした!






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