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【映画】 The Possession ポゼッション

THE POSSESSION
ポゼッション

概要
全米2週連続No.1
サム・ライミが仕掛ける驚愕の実話。

ユダヤの民話に伝わる邪悪な魂を封じ込めたとされる“ディビュークの木箱"の記事がロサンゼルス・タイムズ紙に掲載された。背筋が凍りつくような話に多くの人々が魅了されたが、サム・ライミもまたこの真実の物語に魅了され、映画化されることになった。
その撮影中にも数々のエピソードがあり、悪魔祓いのシーンが撮影された“リバービュー精神病院"は瞬時に凍りつくような雰囲気があることで有名な廃墟で、部屋に入れないスタッフもいたり、本物のディビュークの木箱を離れた場所に保管しておいたにもかかわらず、とつぜん電球が破壊したりと怪奇的な裏話も尽きない。

あらすじ
妻と離婚し、週末ごとにふたりの愛娘と一緒に過ごしている中年男クライドは、あどけない次女エミリーの異変に目を疑った。
ふと立ち寄ったガレージセールでアンティークな木箱を購入して以来、エミリーがその箱に異常な執着を示し、時には凶暴な振る舞いを見せるようになったのだ。その後もエミリーの奇行はエスカレートし、天真爛漫だった我が子の信じがたい変わりように危機感を覚えたクライドは、現代医学では解明できない原因があるのではないかと独自の調査を開始する。しかしそのときすでにエミリーの小さな体には、この世ならぬ恐ろしい何かが棲みついていた…。
© 2013 Lions Gate Entertainment. All Rights Reserved.
Amazonより引用

サム・ライミ製作の本作『The Possession (ポゼッション)』。
エクソシストのようなホラー映画かと思いきや、違った。
物語は、両親の離婚に悩む姉妹の妹エミリーが、ガレージセールで“箱”をみつけたところからはじまる。
“箱”にまつわるユダヤ教の伝承等を雑えて物語は進む。
実話ということを加味して鑑賞すると、離婚のストレスによる姉妹の異常行動を“箱”に責任転嫁しているように思えてならない。そんなスッキリしない映画だった。

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