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スクラム・マネジメント

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組織に“できたてホヤホヤの暗黙知”をシェアする仕組みをどうつくるか?子どもの「逆上がり」習得過程を見て気づいたこと

組織に“できたてホヤホヤの暗黙知”をシェアする仕組みをどうつくるか?子どもの「逆上がり」習得過程を見て気づいたこと

今日は「子どもの日」ということで、個人的な話になりますが、先日、5歳の娘が「逆上がり」を習得しました。

一人の親として感動を覚える瞬間だったことはもちろん、習得のプロセスがまさにヴィゴツキーの言う「ZPD(Zone of Proximal Development、最近接発達領域)」そのもので、親としても、研究者としても非常に感激してしまいました。

そこで本記事では、「娘の『逆上がり』習得」とい

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Corporate Decision Record (CDR) 〜 GitHubを活用した新しい稟議システム

Corporate Decision Record (CDR) 〜 GitHubを活用した新しい稟議システム

ROUTE06では今年度からGitHubを活用した新しい稟議システムの運用を開始しました。ソフトウェア開発において技術やアーキテクチャ選定で活用されるArchitectural Decision Record (ADR)の思想と手法に習い、会社運営に関わる意思決定のログ(申請/承認/回覧)を記録する仕組みを構築し、Corporate Decision Record (CDR)と命名しております。少

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仕事が一瞬で終わる「ブロックしてバーン」を広めたい

仕事が一瞬で終わる「ブロックしてバーン」を広めたい

「ブロックしてバーン」とは何か?うちの社内では「ブロックしてバーンしたら?」という言葉がよく出ます。

「ずっと原稿に向き合っていてなかなか形にならない……」
「どうにも原稿のラストがうまく決まらない……」

そうやって社員がモヤモヤしているとき、僕は「じゃあ2時間ブロックしてバーンってやったら?」と言います。

「ブロックして」というのは時間をブロックすることです。「それだけをやる時間」「それだ

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「こうしてふりかえりは終わってしまった」を読んでみての感想

「こうしてふりかえりは終わってしまった」を読んでみての感想

Summary先のスプリントで「こうしてふりかえりは終わってしまった」というスライドを紹介してもらった。

プラトー(高原)とかいう停滞期があるらしい。

個人的にはしっくり来なかった。

出典

用語について(生成AIから抜粋)練習曲線とは、練習による行動の変容過程を横軸に試行回数、縦軸に作業量の測度をとり、描いたグラフのことです。
学習曲線とは、事業活動に関する経験が蓄積されるにつれて、単位あ

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チーム内で取り組んでいること:技術共有

チーム内で取り組んでいること:技術共有

ここ最近、個人の活動としてチーム内での技術共有を意識的に取り組んでいて、その経緯だったりとか、取り組んでいるときに思ったことや改善したことを残しておこうと思います。(書いておこかないとすぐ忘れる、、、)

きっかけリリースがコケたとか、そういう大きなハプニングがあったわけではないでく、参画してから半年と少し経った頃、スクラムマスターの方から「チームとしてのTryを増やしていきたい」という意見が出て

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