僕で良ければ、アドバイスしましょう。
「私は、職場で嫌われています。ミスの責任を押し付けられたり、陰口を言われたり。正直、会社に行くのが辛いです。私は、どうしたらいいでしょうか?」
昨日、こんな相談をもらいました。
僕が書いている自己紹介「ちょうどいいハンデだ」では、子どもの頃のいじめの体験から「解決策」をいくつか提示しています。でも、大人のいじめについてはまだ語っていません。
ハラスメント系ですね。
ちなみに上記の相談内容は、ほんの一部分です。
前文には、悲痛な思いが綴られていましたが、すべて出すのも違うと思うので要約しています。
子どもの頃に起こるいじめと大人になってから起こるいじめは別物だと思います。当然、対処法も変わります。
僕で良ければアドバイスします。そして、少し厳しい言い方をさせていただきます。
まず、僕にも「パワハラ」を受けた経験があります。あと、先輩社員からの理不尽な「詰め」です。営業をやっていたので、上司からすると「契約数や売上を確認する」のは当たり前です。でも、やり方が非常に「人格否定」に近いものがありました。
「ちょうどいいハンデだ」を読んで下さっている方からするとお分かりかもしれません、僕はこのパワハラや理不尽も、すべてはねのけます。
考えて対策を練り、場合によっては丁寧に黙らせる。
対応する方法はいくらでもありますから。
この辺の詳細は、いずれ「ちょうどいいハンデだ」に出てくるので、割愛しますね。とにかく僕は、こういう状況に遭遇する確率が非常に高く、そしてその都度「解決」してきました。
そんな僕が上記のお悩みに対して「対抗策」を練るとすれば2つ
・放置する
・然るべき場所に相談し、然るべき対処を取る
です。
相談者さん。
きっと、あなたはこの記事を読んでくれていると思います。だから、はっきり言わせてください。
あなたは少し分析が甘いです。
嫌われているといじめは、少し意味合いが変わってきます。
あなたが受けている行為は「嫌われている」ではなく「いじめ」です。
嫌われるといじめは=ではありません。
平たく言えば、人は、嫌いだからいじめているわけではないのです。
嫌われるといじめられるでは、対処法が変わってくるので「しっかり分析する」事をオススメします。
僕はこれを「いじめ」と判断したので、いじめとして話を進めます。
「いじめられている側にも問題がある」
たまにこういう言葉を聞きませんか?
僕、この考えは「論外」だと思っています。いじめというのは「人と違う」を「指摘」された瞬間に始まると僕は思っています。
つまり「いじめられている側にも問題がある」というのは「人と違うお前が悪い」と言っているのと同じです。
あなたから送られてきた文の中に「私は、友達もいなくて根暗。会社の人は明るい人ばかりで~」という一文がありました。それが、今回のいじめの原因です。
周囲が明るいのに、あなただけが暗い。
その違いを周囲が指摘し始めたから、あなたは今「いじめ」にあっています。
あなたは嫌われているわけではありません。
イジメている側が「自分たちと違うよ」と「指摘」しようとしているだけです。
ちなみに「嫌われる」というのは「嫉妬」と「反発」と「恐怖」を反射的に回避しようと相手が思うと発生します。
詳しい事は書きません。あなたの問題とは関係が無いので。
さて、自分と違う部分を指摘してくる人間について。
ぶっちゃけ余計なお世話ですよね?
「人と違うお前が悪い」なんて、お前に言われる筋合いはないじゃないですか?
そんな事を言うお前も、多分一緒にいる人間に「合わせてる」だけだろって思いません?(笑)
頭の悪い人間は、それが正しいと思い込んでいるだけです。無自覚に「教えてあげよう」くらいに思って、今の行動をとっているはず。
子どもの頃、周囲と違う事で「どんな問題があるんだろうか?」と考えた事があります。あれこれ思考を巡らせてみたけれど、結局困る事なんて1つもありませんでした。僕が、いじめを気にしなくなった理由です。
では、大人になって起こる「職場のいじめ」はどうか?
職場って、周囲との協調性が求められますよね?
僕、ここについても考えたことがあります。あれこれ思考を巡らせた結果「仕事が回っているならばOKじゃね」という結論に辿り着きました。
もちろん、それ以上に大きなパフォーマンスを発揮できるのなら、仲良くすることに越したことはないと思いますけど、極論、仕事が回っているならそれでいいじゃないですか?
僕が問題だと思うのは、冒頭に書かれていた「ミスを押し付けられる」という部分。これは「会社のシステム」に問題があります。あなたがいる会社は、ミスを簡単に押し付けられちゃうような「ガタガタなシステム」を使っているという事です。
そんな会社で協調性を発揮して、パフォーマンスが上がると思いますか?
あなたが頑張る以前に、会社のシステムの問題を見直さないと「これ以上のパフォーマンス」は期待できません。
よく漫画とか本で、大企業を舞台に「責任を押し付ける」という描写がありますけど、ああいうのって決まって「年代が現在よりも20年以上前のもの」が多いです。
紙でやり取りしていた時代に起こった問題を題材にしている事がほとんど。
つまり、今あなたのいる会社は「20年以上前から何もアップデートされていない職場」という事になると思います。
そんな会社でのうのうと働いている人間に「あなたの事を理解してくれる人間」がいるとは到底思えません。そのシステムに疑問を持つことなく、毎日「与えられた仕事をこなすだけの機械の劣化版のような人間」と一緒にいれば、いじめが起きるのも当然です。
ここからはあなた次第です。
1つは、そんな「なんのキャリアにも結び付かない職場」を飛び出して「転職」する
1つは、いじめって指摘なんだと思いなおし、仕事も回っているから問題ないよね!と自己解決して放置する
1つは、そんな理不尽な事許せない!と考えて、徹底的に対抗する
です。
ちなみに僕は全部やった事があります。
経験上、放置するのが一番労力をかけずに済みます。
「あぁ、この人たち、そんなに僕に構ってもらいたいのかぁ」とか思いながらシカトしていると、いつの間にかいじめはなくなります。そこに割いていた思考の時間を、すべて仕事にぶつけて「成果」をだせば、周りは何も言えなくなります。
ある意味、子どもが学校でいじめられるよりも簡単に問題を解決できると思っています。
結果さえ出せば、文句は言われません。
その代わり、今度は「本当に嫌われる可能性」があります(笑)
でも、成果を出していれば「それ相応の友人や仕事仲間ができるものです」
僕が一緒に会社を経営している荒井さんと出会ったように。
周囲があなたに対して、攻撃をしてくる理由は「あなたがそれを許してしまうオーラ」を出している事と、あなたの持つ「特別な何か」におびえているからです。
僕はあなたの持つ「特別な何か」を、あなた自身が自覚して「使いこなせる」ようにした方が問題解決は早いと思っています。
あなたがそれを使いこなした暁には、あなたから出ている「いじめや擦り付けを許してくれるオーラ」なんて消えるはずです。
どうしたいのかは、あなたが決めるべきです。
あなたの問題は、あなたにしか解決できない。
でも、1人にはしません!
決めたらまた連絡くださいね(笑)
最後まで付き合いますから。
この記事が参加している募集
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?