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gallery hyphenのオーナーによる独り言。
「身近にひそむアート」をテーマに、あれこれとつぶやきます。
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#写真好きな人と繋がりたい
おい、お前はどうなんだよ。
私は写真集が好きだ。
ページをめくるたび、ぐわわっと作品が現れて毎回「おお!」と新鮮な驚きを味わえるし、じっくりなめるように見たり、食い入るように近寄って見たりしてもだれにも怒られない。展覧会では気が付かなかったことや見落としていたディティールも発見できたりして、楽しみが尽きない。
いつでも好きな時に写真家の目で見た世界を体感できるから、とても贅沢な鑑賞体験だと思う。印刷や装丁、構成にもこだわっ
名もなき記憶の欠片たち。そして寂しさ
「目もくれず」という言葉がある。
少しの興味・関心も示さない。 見向きもしない。 という意味だ。
とめどなく眼に飛び込んでくる世界
人間の五感から得る知覚は、その大部分が視覚による。人は、一瞬一瞬、膨大に流れてくる情報を瞳に受け止め、凄まじいスピードで処理し、知覚と選別を繰り返す。視覚のそれは他の器官を圧倒的に凌駕する媒体なのだ。
たとえば朝、眠りから覚めた時。あなたは目を瞬かせながら外の世
それでも、「滅び」は美しい。 第三稿
刹那を斬り、一瞬の美を永遠にする男
アート/空家 二人を訪問した後日、今度は東京工芸大学 写大ギャラリーで開催中の土門拳写真展へ向かった。
土門拳は戦後日本を代表する写真家だ。
『文楽』『ヒロシマ』『筑豊のこどもたち』など、日本の伝統文化や社会性の高いテーマを主軸とし、「リアリズム写真」を追求し続けた人である。
「写真の鬼」とも呼ばれた土門拳は、徹底したリアリズムで、対象の一瞬をファインダー