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レビューとレポートとおすすめ記事

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学芸出版社の本に寄せられたレビューや、著者の皆さんの文章、書籍関連イベントのレポートなどをざっくりまとめます。
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#マルシェ

【Marche Interview #05】自分が活躍できる場所として/スペイン産カラスミの販売、槇村洋志さん(MARCOMAR JAPON)

【Marche Interview #05】自分が活躍できる場所として/スペイン産カラスミの販売、槇村洋志さん(MARCOMAR JAPON)

インタビュー5人目は、スペイン産のカラスミを軸にオリーブオイルなども輸入販売されている、MARCOMAR JAPON(マルコマールハポン)のお話です。マルシェにはたくさんの輸入食品・輸入雑貨を販売されるお店がありますが、現地へ足を運びつくり手としっかり繋がって仕入販売されているお店は少なく、マルコマールハポンさんはそんなスペインのつくり手と東京をつなぐ出店者の一人です。

最初の思惑とは違う事業展

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【Marche Interview #04】人との出会いを楽しむ場所として/富山県のお米農家、濱田律子さん(濱田ファーム)

【Marche Interview #04】人との出会いを楽しむ場所として/富山県のお米農家、濱田律子さん(濱田ファーム)

インタビュー4人目は、ヒルズマルシェに2011年から出店し続けてくれている、富山県黒部市でお米の生産をしている濱田ファームの濱田律子さんにお話を伺いました。
 濱田ファームさんは、稲作農家として新規就農し、消費者への直販がメインで販売。マルシェへは、稲の収穫後から田植え前の5か月間の間に月1回、土曜日のヒルズマルシェ、日曜日のFarmers Market @UNUへ出店されています。

販売が難し

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【Marche Interview #03】仕事と楽しみの間にある、4時間限りの私のお店/デザイナーMidoriさん(Andiamo al parco)

【Marche Interview #03】仕事と楽しみの間にある、4時間限りの私のお店/デザイナーMidoriさん(Andiamo al parco)

 マルシェインタビュー3人目は、雑貨の店舗です。書籍では雑貨店のインタビューは掲載していませんので、本当に最初のお一人目となります。21年前に今の事業を始められ、メイン商品となるポーチは、お客様はもちろんマルシェ出店者や事務局メンバーにも大人気!Andiamo al parcoのMidoriさんにお話を伺いました。

モノを売るのではなく、生活に関わる仕事をしたいー改めてですが、どのような経歴で今

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【Marche Interview #02】「週一回の私の楽しみ!」と言ってくれるヒルズマルシェの常連のお客様にインタビュー

【Marche Interview #02】「週一回の私の楽しみ!」と言ってくれるヒルズマルシェの常連のお客様にインタビュー

 マルシェインタビュー編お二人目は、ヒルズマルシェのお客様です。主催者や出店者の声を聞く機会は多いと思いますが、マルシェに足しげく通ってくださるお客様にとってマルシェとはどんな場所なのでしょうか?今回インタビューさせていだたいたお客様は、会場から徒歩10分ぐらいの所に住まれている20代の女性です。兼業農家の子どもとして、スーパーの野菜の美味しさが分からずにいた中で、ヒルズマルシェと出会い、マルシェ

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【Marche Interview #01】マルシェに出たら人生変わった!/スパイスのスペシャリスト嶋田優子さん(Seasoning Lab)

【Marche Interview #01】マルシェに出たら人生変わった!/スパイスのスペシャリスト嶋田優子さん(Seasoning Lab)

マルシェのつくり方、使い方~インタビュー編~
 ヒルズマルシェが始まってから10年。マルシェを立ち上げ、運営し続けてきた中での運営側や出店側での成功法則などをノウハウとしてまとめ、2019年9月14日に『マルシェのつくり方、使い方』を出版いたしました。
 その中で、実例として出店者や運営者、お客様のインタビューも掲載させていただいておりますが、ページ数や文字数の制限もあり、多くを掲載することが出来

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第1人者として10年間で1000回以上開催している”マルシェ”を書籍にしたワケ

第1人者として10年間で1000回以上開催している”マルシェ”を書籍にしたワケ

 タイトルにもある通り、この度マルシェに関するノウハウ本を日本で初めて書籍化し出版することになりました。なぜ、このような本を書くことにしたのか、その理由についてまとめました。

全ては八百屋からはじまった 好きな所に戻る習性があるのだろうか。それともそれしか出来ないのだろうか。私が最初に関わったビジネスは八百屋でした。今思うと良くやらせてもらえたものだなと思いますが、大学生時代に八百屋の立ち上げ、

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