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明るく楽しい不登校♪自信をつける大作戦 ホノルルマラソン編③

ただ今絶賛不登校中の息子。


5年前、


太めで運動音痴、
運動に劣等感しかない息子に
自信をつけさせようと
母子で1年かけて準備し、
ホノルルマラソンに参加しました。
 


①  はこちら


②はこちら


父親とロックンロールの話をしながら、
泣きながら歩く息子を横に思いました。
 

もしこれで、たとえ息子に

“あのマラソンのせいで
毎年冬になると足が痛くなる”とか、

一生恨まれることになっても、それでもいい。


“ほらね、やっぱり駄目だった。
運動音痴はしょせん運動音痴、
努力したって無駄。
やってもダメだったじゃないか”

息子にこんな思いを残すわけにいかない。

私にとっても絶対に得たい息子のゴールでした。

ほら、あと何キロだよ。
もう何百メートルまで来た!


ゴール直前、とぼとぼと歩いていた息子が、
いきなり走り出しました。


普通に走ると脚が痛すぎるからと、
真顔で欽ちゃん走りです。

たくさんの拍手が起きました。


近くにいた人たちが、子どものゴールだと、
駆け寄って声援を送ってくれたのです。

(注目を浴びたので、
 欽ちゃん走りはもちろん中止)


スタートから12時間、
地元の方の拍手の中、
息子はゴールを果たすことができました。
  

翌日、完走証明書を手にした息子に
日系のおじいさまおばあさま方から、
大きな拍手がわきました。


「よくやったね、また来年も待ってるよ。」
 


現在、息子はマラソンの最中、
どんなに悪態をつき、
泣き言を言ったのか、
あんまり覚えていないようです。


しかし、現地の皆さんから受けた声援や、
祝福、お褒めの言葉をしっかり体に張り付け、

僕はあのきついマラソンをゴールした


という自信だけはしっかりと
忘れずにいて、


「またいつかホノルルマラソンに出たい」


と思っているのでした。
 
(幸い脚に痛みはなく、
 丸かった息子はすっかり細長くなりました)

(完)


※子供にフルマラソンは絶対にダメ!
だとおっしゃる方もいますので、
参加される場合はしっかり検討なさってください。

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