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初芝ミケの「恋を聴香しろ」

残念ながら恋について書かれた文ではない。プロテインに対しての愛ぐらいなら読み取れるかもしれません。ヘッダ画像をお借りしています。

豚脂という言葉がある。これは錦鯉の渡辺のあだなである。ゆ……ゆうちゃむ?ゆうちゃみ?みたいな名前の人に呼ばれている名称だ。残念ながらぼくは隆についてはそこそこ知っているが、この女の人については知らない。隆よりもダブルスコアぐらい歳が離れていそうであるということを感じたことがある。

ぼくはある時、過剰に油分を食いすぎた。その時にこの言葉を思い出した。隆には悪いのだが……ぼくの身体には、まさに豚脂というような存在が埋まっているのではないかというほど油を感じていた。

その日何を食ったか。これを説明するためには前日まで遡らねばなるまい。

ぼくは前日含めその日まで、3食ケーキを食ってしまった。ケーキには油脂がめっちゃ多い気がする。調べてないのでわからない。

調べる。

ケーキの製造には通常、バター、マーガリン、または植物油などの油脂が使用されます。これらの成分は、ケーキに柔らかさ、風味、そして湿り気を与える重要な役割を果たします。一般的に、ケーキ1切れ(約60g)には、約10gから20gの脂肪が含まれているとされています。この量は、ケーキの種類やレシピによって異なりますが、油脂はケーキの総重量の約15%から30%を占めることが多いです。

前日なんて、鶏肉とケーキと野菜しか食っていなかった。つまり、ぼくが感じた油っぽさはその油脂の量が原因だったのでしょう。前日食った鶏肉とケーキと野菜の中でケーキの比重は偏りまくってて、油脂がぼくの身体に負担をかけていた。

野菜は割と上等な野菜だった。上等な寄せ集めだ。まるでケーキ食いすぎた禊のように、やはり3食その野菜食って筋トレもした。

で次の日もまず、いつものようにプロテイン食って(あれは飲み物だが……)、ケーキ食って苺まで乗せた。そしてやはり上等な野菜を食った。その後の生理現象はまずまずだった、が、その後が暗雲である。

プロテインが少なくなったので買いに出かける。ぼくはこの通り、ヴァーチャルの世界にしか住んでいないのだがそれはそれで寒い日はある。その日も夜に移動したのであり、日中すら寒いのに夜はもっとだと事前に理解できていた。

でも、次の日はもっと寒くなるはずらしかった。さらにプロテインなんかよりも大事なものが足りてなかったので、行かねばならなかった。性交の予定日前日に避妊具がなかったら買いに行くでしょう。それぐらい必要なものだ。もちろん避妊具ではない。

夜時間だが、めちゃくちゃましだった。その理由は以下

  • まず夜過ぎて誰もいない。自転車を筋力トレーニングに使えるような乗り方(つまり全速力だ。ああいうレース着みたいなのを着てる人たちがよくやってる感じのだ)を普段ぼくは危ないからしていないのだが、公道で音速の速さで漕いでも危なくない。

  • だから誰にも迷惑をかけない

  • そして、上記2つの理由から誰もいない自転車を漕ぐのは合理的である。太陽に当たれない、寒すぎるのは確かにデメリットだが、別に死ぬほど防寒すればいいし、昼間に太陽の下で学ぶなり働けばよい。実際ぼくはこの日全く寒さを感じなかった。

  • ただ、寒さを感じなかった理由は以前話したカスみたいな薄利多売企業がまともなブランドからコンセプトを奪った上着をぼくが着ていたからだ。20000円を5000円で売られたから、買うしかなかった

  • ともあれ、ぼくは用事を済ませた上に寒い思いもせず、このようにトレまでできた

だが、その後さらに戻った上でも足じゃない部分をトレって、さあ蛋白を補わないとねと思って意気揚々と豚脂まみれの肉を食ったら一気に気分が落ちた。

冒頭で述べたように、体の中に油がある感覚が抜けない。だから、かつて大量買いしたガムを食い、普段ケチって1袋しか入れないジャスミン茶を3つ入れて作った。ミントとジャスミンはなんかその嗅覚からアレを通ってなんかをリハビリしてくれるんスよ。ちょっと出典が面倒なのでしない。

すると少し落ち着いてきた。どうしてもポテトチップが食いたいから一番好きなのを買ってきたが、流石に食わない。

3食ケーキは危険なのだろう。

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