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自由が丘 ネコ日記 「外猫クリボー、キョロたんと年越し」

クリボーは2021年12月生まれですので、満2歳、そして24年の正月が3度目の年越しとなりました。
去年、家猫修行に失敗していますので、極寒の外での年越しです。

前回からNoteの更新が年末年始休止していましたが、最後の投稿以降も毎日、欠かさずクリボーは来ています。いや、帰ってきます。
あのクリボーの足の捻挫以来、僕との距離が空いてしまっていますが、かなりゆっくりと元に戻ろうとしてはいるようです。
ここのところの朝イチはキョロたんがいます。テラスに座っているか、窓を開ける音を聞いて、すぐに庭に入ってきます。キョロたんは昼間ずっといますので、焦ってごはんを出す必要もなく、朝のスケジュールと相談しながら、キョロたんにごはんをあげています。

僕がドアを開けるのをじっと待つキョロたん

キョロたんにごはんを出そうとドアを開けると、遠くから、ふにゃーふにゃーと鳴き声。クリボーが僕のごはん!と叫ぶようになっています。キョロたんには、ごはんの順番、クリボーからだよと教えてありますので、キョロたんはクリボーが来ると、じっとごはんを待ちます。そうしているうちにクリボーがテラスに入ってきて、キョロたんと少し会話をした後、うちに入ってごはんを済ませます。

だいぶクリボーは話をするようになりました。ごはんを食べ始める寸前までずっと喋っています。テラスで腹を見せてゴロゴロします。食前に必ずこれをやります。ごくたまにやらないこともありますが。僕はその姿を見て、以前のクリボーに戻ってきたなと思うのです。

ただし、うちに入る時の警戒感はまだありますし、うちの中を歩く時も少し伏せてゆっくり歩きます。前のように猫壱で爪を研いだり、ベッドで寝たりはまだしないし、家の中をパトロールすることも出来ないようです。

手を舐めながらのゴロンゴロン

クリボーは1食で、70gのウェットフードに30gほどのドライフード、さらにサーモンか鶏のささみ。トータルで150gほど食べます。捻挫以前は200から300gほど食べますので、つまりは食い過ぎでしたからこれで良いかと思っています。
しかし、野良です、他で貰っている可能性があります、ウェットだけでもいいかも知れません。口の健康を考えると、ウェットは歯槽膿漏のリスクがあるそうですので避ける方が良さそうではあります。

キョロたんはクリボーが去ってからが本番。そこからはテラスに座って、ごはんを食べて、寝て、ごはんを食べての繰り返しで夕方までいます。
僕が仕事したり、夢中でYouTubeを見たりしている時、キュルルル、キュルルと音がして、振り向くと、キョロたんが立ち上がって、ガラスに爪を立てていました。
とうとう、僕を呼ぶための方法を思いついたようです。ノラ子は基本鳴きません。ノラ子は自分を発見されることを恐れ泣かないのです。
キョロたんも殆ど鳴きません。鳴き声を聞いたこと1度か2度です。

テラスで睡眠中のキョロたん。こんな姿を外で見る事はなかなかありません

以前、クリボーが生まれる1年ほど前に、グラタンというキジトラの仔猫がいました。グラタンは僕を朝起こすのに、勝手口のドアを手で叩いていたことがあります。うちにくる外猫で中の僕に気づかせようと音を立てるのはこのグラタンとキョロたんぐらいです。グラタンもなかなか頭が良いなと思うのですが、キョロたんにもそれを感じます。
大人しく、控えめなキョロたんの自己アピールです。

キョロたんの目のアレルギーはかなり良くなっています。僕の目のアレルギーも良くなるんじゃないかと思っています。僕は家庭菜園の土あたりが原因ではないかと考えているのです。もっと接近しているキョロたんが良くなれば僕も良くなるだろうと期待しているのです。猫エイズでアレルギーがひどくなる子もいるそうです。キョロたんはもしかするとエイズ感染してなかったかもですね。クリボー産んで去勢されてますし、まぁ安心していいかな。

キョロたんの方がクリボーより先に家猫になれるのかも知れないです。家猫向きにサイズも小さいし、大人しい。しかし、家に入れるとクリボーのように豹変する可能性もありますが。
外にいてもそれでも楽しいネコとの生活です。そう言えば、年末に聞いた話で、目黒区のある家は、出入り自由にしてネコを飼っているとの事、僕は未だ目黒でもそういう家があるのだと逆に嬉しくなりました。早く猫にとっても安全が確保された住みやすい街になりますよう。

過酷な外猫生活でもこうして安心できる場所がうちのテラス

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