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起業したけど売上が少ないから本業以外の仕事をしている人が私だけではないということ


起業をしたけど集客ができなくて困っている、開業したけど売上が少ないので副業している方へ


こんにちは。

名古屋で社会保障制度の調査代行をしている社会福祉士の稲山です。

好きな食べ物が「鶏のから揚げ」から「コーヒーとパクチーとハマチの刺身」に変わりました。




「集客」の奥深さは別の機会に


パン屋さん、映画館、フィットネスジム、観光地、イベント企画・・みんな困っていることはたった一つ。

「集客」です。

お客様が来てさえくれればなんとかなるんですが、来てくれないのでなんともなりません。

弊所も例外ではございません。弊所のサービスは有用で存在意義がある!そう思ってもらうには、何をやったらいいの?どうやるの?やっと見つけた方法も全然結果が出ない・・やってる量が足りないのか、そもそも方法が間違っているのか・・

弊所が行った集客方法についてはまた別の機会にお伝えしたいと思います。今回の記事では曲がりなりにも事務所を続けられている弊所から、以下の2つをお伝えします。

・事業を続けるために必要な「大黒柱」

・事業に必要な「大黒柱」が作れないならどうするか

今回の記事は全体を通してパン屋さんを例に書いていきたいと思います。




事業を続けるために必要な「大黒柱」


あんパンが一つ売れた(嬉)、でも次また売れるかな・・。

事業を続け生活をしていくということは「モノが売れた」にとどまらず「モノが売れ続ける」ということです。

毎月あんパンを100個売らなくてはけないパン屋さん。「1個売って、1個売って・・今月はあと98個売らなきゃ」よりも「30個は○○カフェが購入してくれるから、今月はあと70個売らなきゃ」の方が断然ラクですね。

事業を続けるために必要な「大黒柱」は「継続した収入が見込める販売ルート」です。あんパンを毎月30個購入してくれる○○カフェがそれにあたります。○○カフェとの間で「契約」を取り交わしていればなお良く、士業の方で言えば「顧問契約」がそれにあたります。




事業に必要な「大黒柱」が作れないならどうするか


「大黒柱(継続した収入が見込める販売ルート)」が必要なことは分かってる、それが作れないから困ってる、という方も多いと思います。

だからと言って

・継続した売上を作るための裏技あります。

・寝ててもできる継続的収入を作るための方法3選。

・今すぐお金を稼ぎたい方、今すぐLINE登録。

こんなものもありません。今回の記事でご紹介するのは地味で地道なドブ板方法です。

事業を続けていくためには、あんパンを毎月100個売らなくてはいけないのに80個しか売れない。売れなかったあんパン20個分の売上をどうにかして作らなくてはいけません。



①アルバイト


本業で売上を作れないなら副業です。起業した介護事業所の経営者(訪問介護、デイサービなど)、仕事をしながら起業を目指している介護施設の職員、パティシエ、不動産仲介をしているサラリーマン、飲食店店員など、休日や隙間時間を使ってアルバイトをしながら事業を続ける&始めるために必要なお金を稼いでいます。

相談者からお伺いした「評判は悪くない」バイトアプリのリンクを2つ貼っておきます。



②夜中に働く


昼間に自分の事業を行い、足りない売上は夜中に働いて稼ぐ。論理的には可能ですが「いつ寝るの?」という疑問も湧いてきます。しかし、昼間と夜中の仕事の兼業、思ったよりも何とかなるようです。

「夜中に働く」と一言で言ってもいろいろで、実際やるのであれば「寝る時間がある」もしくは「勤務時間が16時間」です。


寝る時間がある~病院や福祉施設の宿直~

宿直のメインの仕事は「非常事態に備えての待機」で、その他には定時の見回りや緊急時の電話応対などがあります。※就業先によって内容は違います。



寝る時間がある~仮眠が取れる夜勤~

※休憩時間が少なかったり休憩時間があってもきちんと休めない夜勤も多いですが、2時間程度の仮眠が取れる夜勤もあります。

※勤務時間が8時間を超える場合は少なくとも1時間の休憩を与えなくてはいけないと労働基準法で定められています。



勤務時間が16時間

例えば高齢者や障がい者施設の夜勤は、夕方から翌朝までという勤務時間が多いです。このような勤務時間であれば、夜勤に行く日も夜勤が終わる次の日も日中に自分の事業が行えます。


「昼間に自分の事業を行い、足りない売上は夜中に働いて稼ぐ」は、ご想像通りキツイです。しかし、自分の事業を続けていくため、背に腹はかえられないと、日々奮闘している方々がいます。私自身も勤務時間が16時間で仮眠が取れる夜勤(障がいを抱えている方が利用されているグループホーム)で事務所の経済的なピンチを凌いできました。



③クラウドファンディング

クラウドファンディングとは、群衆(crowd)と資金調達(funding)を組合せた造語。取り組みたい活動、企画、アイデアを持つ人が、インターネットにプロジェクトページを掲載。 活動への想いを社会に呼びかけ、広く支援者から支援を集める仕組み。

クラウドファンディングの仕組み-消費者庁


クラウドファンディング「ピクチャーブック」
https://www.picture-book.jp/


クラウドファンディングに期待をすることは、「支援が集まる」と「自分の事業を知ってもらえる」です。


支援が集まる

イベントや事業を続けていくための支援(資金)を呼びかけます。どんな事業にも必ず社会貢献というベースがあるため、あなたが事業を続けていくことで「こんなふうに社会が豊かになっていく」ということを分かりやすく発信します。その際のタイトルの例として・・

「子ども食堂のハロウィンイベントでかぼちゃパンを子ども達に届けたい」
「国産小麦100%のパン屋さんの今月のお店の家賃を支援してほしい」


自分の事業を知ってもらえる

クラウドファンディングというコミュニティーには、支援をすることの重要性を理解した人がいます。クラウドファンディングを行うことで売上を作ったり、集客をしたりする前提条件である「自分の事業を知ってもらう」ことができます。

弊所では相談者と支援者を繋ぐクラウドファンディングを行っています。事業を続けることに困っていて、次の一手にクラウドファンディングも選択肢の一つだと感じている方はご連絡ください、お手伝いできることがあると思います。




さいごに


ライスワーク=ご飯を食べたり家賃を払ったりする生活のための活動
ライフワーク=好きなこと、やりたいこと

ライフワークだけで生きている人はどれだけいるでしょうか。

役者さんが自身が出演した映画(ライフワーク)のPRのために、バラエティ番組に出演(ライスワーク)する。

営業マンがお客様に営業に行く(ライフワーク)にあたって資料を印刷するために、印刷機のトナーカートリッジの交換(ライスワーク)をする。

社会福祉士が社会保障制度の調査をする(ライフワーク)だけでは事務所を続けるだけの売上を上げられない時は、夜勤(ライスワーク)をして足りない売上を補填する。

誰しもやりたいことと、やりたいことをやり続けるために必要なことをしています。それぞれは「別のもの」ではなく「表裏一体」なのかもしれません。今回はやりたいことを続けるためのいくつかのアイデアをご紹介しました。参考にしてみてください。



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