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生命を宿す絵=「魂画(アニメーション)」の深淵

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動画すなわちアニメーション(animation)とは、ギリシャ語で「魂」を意味するアニマ(anima)に由来する言葉だ。日本を含む古代文明の多くが、森羅万象に魂が宿るとする信仰=… もっと読む
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2020年12月の記事一覧

映画感想:羅小黒戦記(ロシャオヘイセンキ) ぼくが選ぶ未来

映画感想:羅小黒戦記(ロシャオヘイセンキ) ぼくが選ぶ未来

◉公開前から話題になっていた、中国の劇場アニメ。感想を書くのがすっかり遅くなってしまいましたが、前評判どおりの面白さでしたし、いよいよ中国がコンテンツ産業に力を入れてきたな、と。もちろん、細かい部分では甘い部分はいくらでもあります。出だしのスピード感のなさとか、詰め込みすぎで整理されていないなど、主にシナリオ部分で。でも表現技術では、確実にキャッチアップしてきているな、と。

動きはいいですし、中

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『ダンまち』のアニメが面白くない3つの理由

『ダンまち』のアニメが面白くない3つの理由

 皆さんこんにちは。緋弾のアリアの30から33巻を買っていないと思って買って帰ったら既に買ってあり、30から33巻だけ二冊づつ確保することになってしまった華月すみれです。(いまだに口上をどうすればいいのか分かっていない)
 持ってる巻を間違えてもう一冊買ってしまうことって、ラノベ好き、漫画好きならあるあるだと思うんだよね。

 さて、今回はあの有名ライトノベル『ダンジョンに出会いを求めるのは間違っ

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「どれみおじさん」があの時いかにして生まれたか…「おジャ魔女どれみ」へのむきだしの愛を込めた総括

「どれみおじさん」があの時いかにして生まれたか…「おジャ魔女どれみ」へのむきだしの愛を込めた総括

 2020年、「おジャ魔女どれみ」は放送21周年となり、遂に今月11月13日に公開されたシリーズ最新作「魔女見習いをさがして」。

筆者は本作の公開を昨年の制作発表段階から生き甲斐にするかのように楽しみにしていたが、本来、今年5月公開のところ、某ウイルスのせいで公開延期となって、リアルにスマホでネットニュースを見て会社のトイレで泣いたりしたものだが、それでもようやく公開日を迎え、作品を観る事が出来

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ソニーのクランチロール買収、アニメ業界に何が起きるのか。

ソニーのクランチロール買収、アニメ業界に何が起きるのか。

■日本アニメで買収総額1222億円日本アニメの海外人気の高まりが近年指摘されますが、これと共にビジネス規模も急激に大きくなっています。ソニーと米国の通信会社AT&Tが12月10日に発表した、ソニーのグループ会社ファニメーション・グローバルによる米国のアニメ動画配信企業クランチロールのAT&Tからの買収は、これを象徴する出来事です。
買収総額は11億7500万ドル(約1222億円)。大型M&Aとして

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おはようドグ〜!(´ω`) 写真は、『映像研には手を出すな』のオープニング。(´ω`)すっごく、面白かったドグ〜!初めてジブリを観た時の言葉にならない感動みたいな、突き動かされるアニメドグよ。動きが響く。ポーズも、曲も、風景も!今日も一日、ドグッとがんばろうね〜!\(^o^)/