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③スクールでは教えてくれない!プロコーチ資格を取得直後、強烈に困ったBEST3/5!

こんにちは!複業・起業ブランディングコーチの大薗史奈(おおぞのふみな)です。一昨日から、”困ったシリーズ”を5回に分けてお届けしています。
1. 投げかける問いが全て自分に跳ね返ってくる
2. お試し期間が終わった後にクライアントがガクっと減った。

ときて、今日はこちらです。

値上げの恐怖。正規料金を伝えられない。いくらが妥当なの?

前回の記事で書いた通り、60分1000円というコーチング相場(3-5万円)的にはあり得ない料金でモニターを募集。その後、追われるように朝から晩までびっしり予約が入り、ひたすらコーチング漬けの毎日を送りました。

そんな日々でしたが、一度、猛烈に打ち込んでしまえば、慣れってあるもので。すっかりそのライフスタイルが定着し、精神的にも体力的にも、さほどキツくなくなっていました。

3ヶ月を過ぎたあたりからは、6,000円、8,000円…と、お客様の感じられている価値を聴きながら、少しずつ値上げさせていただきました。そんな半年が過ぎようとしていた頃、あるモニターの方からこんなお言葉をいただいたのです。

「この料金でこの内容は、申し訳なくて続けられません。」

しかもお1人でなく、複数名の方から同時期にメッセージをいただいたのです。こんなに人生観を広げてくれて、こんなに自分の面白さを感じることができて、人生が変わっていく体験ができるなんて、史奈さんが一生懸命に関わってくれたからだと思います、と言ってもらいました。その時、思ったんです。

「やっと追いついたか。私のスキル… (熱量に対して、スキルが追いついた)」

そう思ったら、気が緩んだのか、無性に泣けてきました。一時はドタキャン・返答無しが続いて、自分の価値ってなんて小さいんだろうと不安になった時期もありました。でも、よくぞ乗り越えた。ブレずに腐らずに、よく続けた。本気のお客様だけをまっすぐみたから、頑張ってこれたんだよね。と自分に言いました。

正価に戻させてください→返ってきた”全員OK”のお返事

メッセージをくださったお客様のほかにも、モニター価格で受けてくださっていた方がたくさんいらっしゃいました。メッセージ下さった方は、そんな風に言ってくれたけれど、他の方たちはどう思っているのかな?もしかして「それなら…」とやめていってしまうかな?とも思いました。

でも、正価のお知らせをした後、いただいたお返事は、全員OK.
「了解しました。引き続き、よろしくお願いします」という内容でした。

信用とお金が一致したんだ。と思った

この時に、わかったことがあります。お金って、信用の貸し借りなのかもしれないということです。ちまたの記事でも、たまに目にする言葉でしたが、いまいち実体験としては、ピンときていませんでした。でも、今回、一連の経験で、信用とお金ってこういうことなのかもと学ぶことができました。

ちなみに、お金=物理的な貸し借りというと印象が悪く聞こえるかもしれませんが、ここで伝えたいのは、感情を含めた精神的な貸し借りが存在する、ということです。

初めの頃、モニターで参加してくださった方の中に、ドタキャン・返答なしという行動をされた方が複数人いました。当時の私は、その事象にフォーカスし、悲しみを覚えていたのですが、多分そういうことではないのです。

単純に、相手の中にある私の信用度が圧倒的に少なかったから。もしくは、私が渡していたギフトが圧倒的に少なかったから、起きたことだったと思います。

つまり、もともと相手に信用量が溜まっていない状態で、私がモニターをお願いするということは、ある種の”借金”をしていたのかもしれません。だからこそ、生んだ言動がドタキャンだったのです。

だからもし、あなたが、クライアントへFee交渉の連絡ができずにいるとしたら、おすすめに思うことは1つです。

クライアントの中にある、自分の存在に対して、信用の総量をあげる努力をひたすらすることです。信用残高が溜まってきたなと思ったら、その残高に見合う値付けを提示させていただいたら良いのです。

そのタイミングではきっと、みなさん心からOK!と言ってくださると思いますよ^^

お金は、心のキャッチボール

もう1つ、お金のメンタルブロックを外してくれたきっかけがありました。この言葉は、本屋さんでふらっと見をしていたら、目に飛び込んできたものです。これがきっかけで、私が知らぬ間に持っていたお金に対する固定概念に気づけました。

例えば、私は
「お客様がどう感じているか?」よりも
「自分に対する厳しい目線を優先する」心癖があることに気づきました。

そんな時は、自分をそうさせている過去の原体験を遡り、全て受け止めて優しくハグ。

そして、感謝の分だけ受け取って、想いの分だけ投げればいいんだなということが、ようやく腑に落ちたのでした。


まとめ

・価格に関係なく、一生懸命ひたむきにコーチングを続ける

一部のお客様から「この価格では申し訳ない」と言われるほどになる

・勇気をもって正価案内をすると、全員OKのお返事

・きっとモニター期間中に、お客様の信用残高が溜まったから

・つまり、信用量と価格は比例している

だから、私たちが集中すべきは、お客様の信用残高が増えるような言動を、コーチングを通じて届けることです。これは、媚びを売るとか持ち上げるということでは全くありません。そんなのむしろ逆効果です。

シンプルに、お客様の心の願いをしっかり捉えて、一生懸命にコーチングを続けることです。

お金の話って、すごく大切なのに、なぜかあんまり教えてもらえない。人もオープンにしたがらない。だから、ちょっと、いや、かなり恥ずかしい失敗談もあるけれど、私はオープンに共有していきたいと思います。

昔の私が、喉から手がでるほど欲しかった情報を、体験談から。
今このことにぶつかっている誰かの参考になりますように。


今日もさいごまでお読みいただきありがとうございました!

好きな仕事は自分でつくれる!
ブランディングコーチ おおぞのふみな

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