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②スクールでは教えてくれない!プロコーチ資格を取得直後、強烈に困ったBEST2/5!

こんにちは!副業・起業ブランディングコーチの大薗史奈(おおぞのふみな)です。
前回に引き続き、連載記事 2/5をお届けします^^

お試し期間が終わった後にクライアントがガクっと減った。

コーチ、コンサル、カウンセラー、セラピストでも何でも、資格勉強中には、モニターとしてお客様になっていただける方を探しますよね。そして、たくさん場数を経験させていただいて、プロへの階段を駆け上がっていきます。もちろん、勉強中は、まだプロじゃないので、無料または少額でサービスを提供するわけです。私が取得した資格も、100時間のクライアント提供が必須でした。

SNSでモニター募集をかけたら、希望者殺到

身近な知り合いから、知り合いの知り合いくらいまでの範囲で、たくさんの方がご協力くださいました。モニター料金は、60分1000円でスタート最低でも3ヶ月は続けていただくようお願いしました。とにかく、お悩みのバリエーションもたくさん経験したかったし、お客様の生活環境や価値観などの違いが、コーチングにどのように影響するのか、勉強させていただきたかったのです。

募集文面の質が、モニターの質に直結

お悩みは、広く受け付けることにしました。恋愛・家族・夫婦関係、職場の人間関係、キャリア、介護、夢、今未来過去などなど、”人生のすべて”が対象だと、書きました。とにかく誰でも構いませんので、コーチングを受けてみたい方は、とりあえず気軽にお試しください!という内容です。すると、どのようなことが起きたでしょうか。

ドタキャン・リスケ、自然消滅の嵐

そもそも受け付けた人数が、桁違いに多かったということもあるのですが、その分キャンセルや、応答が途中でなくなるということが多発しました。「とりあえず気軽に」と募集したので当たり前ですが「とりあえずのっかったけど、やっぱやーめた」も同じくらい多かったのです。特に、私との信頼関係が薄ければ薄い方ほど、ドタキャンリスケ自然消滅が起きました。

そもそも安価で提供することは、別の目的を叶えるために引き受けたリスクだったので、それは別に良かったのです。ただ、これらにかかった対応工数は想定外のものでした。突然、時間が空いてしまったり(1h単位、途切れ途切れで作業系仕事に充てた)、リスケの調整工数自然消滅される方への連絡などに時間が奪われてしまいました。

それでも、懸命に続けてくださる貴重なモニターの方もたくさんいらっしゃいました。↑のようなことが頻発する中で、本当に大切なお客様なんだということが際立ちました。だから、自分ができる全てのことを捧げるような気持ちで、真剣に向き合いました。泣けるような感謝のお気持ちをたくさん受け取りながら、いよいよモニター期間の終了を迎えるのです。

モニター終了後、本契約する人・終了する人

ズバリ、目指している世界の高さや大きさの違いが顕著に現れました。

どれだけお客様の可能性を信じて、”一緒に”夢を描けたか?が契約続行か否かの分かれ道になっていたと思います。

もちろん、コーチのスキルも影響があると思います。ですが、なんとなく私の経験では、コーチ1人の力量ではないんだろうなあという感覚が残っています。というのも、いくらコーチの目に、クライアントの可能性がキラキラ映っていてもクライアントがそれを見ようとしなかったり、そんなの無理だと引き下がる力が強い場合には、残念ながら成り立ちません

<結論>やめる人を気にせず、信じてくれた人を信じればいい。

私は、目の前のクライアントの可能性に真剣に向き合ったならば、あとは全てを委ねることにしています。最後はクライアントに決めてもらうもの、と手放すのです。

終了される方には、完了アンケートでご感想をいただくのですが、n=1として冷静に眺める程度です。読んだ後は、すっと横に置く感覚です。なぜなら、究極のところ、人の本当の気持ちなんて誰にもわかりようがないからです。多くの場合、アンケートに書いてある内容が、全てではありません。もしかすると、コーチング以外のことが起因しているかもしれませんしね。

なので必要以上に、どうしたらよかったか?、何がいけなかったのか?など悩まずに、クライアントにもタイミングがあるだろう、くらいの毅然とした在り方でいましょう。あなたが、コーチングに真剣に向き合ったとして、その後も大きく手を広げていれば、また必要なタイミングで再会することができるでしょう


まとめ

①モニター募集は、誰でも良いわけじゃない

本気で、自分の問題・課題・未来に対峙する心つもりがある方だけ、募集したら良かったと思います。自分の時間が、こんなにも無下に奪われていくなんて、はじめるときには思いもしませんでした。もちろん、自分が撒いた種なので、当たり前のことが起きただけなのですが…。それにしてもショックでした。

②料金に見合う言動が返ってくる

①とも連動するのですが、「少しくらい遅刻しても別にいいや。」「気分が変わったからやめよ。1000円くらいならいいや」ということが起きてしまっていたと思います。これがもし、"3万円"だったらどうでしょう。お客様は、少しでも長く、たくさんのことを得ようとすると思います。例えば、時間ぴったりから始められるように、スタンバイしているでしょう。キャンセル・リスケが致し方ないご事情はあったとしても、3万円を簡単に流せる人はなかなかいないと思います。(何度も言いますが、私が撒いた種なので、お客様は悪くないです。)

ライザップがいい例です。結果にコミットの名目で、2ヶ月で30−40万ほどかかります。これがもし、3,000円だったらどうでしょうか。あなたは、2ヶ月の間、厳しい食事制限ときつい運動を続けられるでしょうか。途中で、やめたくなった時に、3,000円だしまたやればいいや、、と思う自分は現れませんか?それが真理なんだと思います。自分の人生に本気な人は、自分に期待している分だけ、自分にしっかりと投資するのだと思います。

③自分が届けたい人(本当に必要な人)にだけ、届けられたらいい。

人の話を”ちゃんと聴く”という仕事は、日常の何気ない会話からすると、比でないくらいも膨大なエネルギーが必要ですよね。それに、大切な大切なあなたの命の時間、エネルギーです。これらは、取り戻すことのできない貴重な宝物です。そんな自分の宝物を届ける人は、一体どんな人がいいのだろうか?今一度、冷静に考えてみることをおすすめします。

資格勉強中だからといって、人生の大切な時間を使っていることに変わりはありません。目先の練習量を追いかけるのではなく、スキル向上だけでも、収入だけでもなく、命の使い道を意識してみてください。すると、必要なことだけがみえてくるのではないかと思います。

私は少なくとも、自分の人生に本気であり、そのためにコーチングを本気で受けたい人、"自分で"変わっていくエネルギーを持っている人以外は、頼まれても相談されても、お客様として受けないと決めています。

さて、ここまでお読みいただいたあなたは、
この先の資格勉強期間、資格保持者としての実践をどんな在り方で過ごしていきますか?


明日は、<3/5>お試し後、正規料金を伝えるのがこわい。そもそも幾らに設定するのが妥当なの?です!お楽しみにー!

きょうも、最後までお読みいただきありがとうございました!

好きな仕事は自分でつくれる!
ブランディングコーチおおぞのふみな









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