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曲げにくそう・・・扱いづらいと思うメガネードイツの眼鏡士が解説
こんにちは、ベルリンにいる眼鏡士/メガネデザイナーのユータローです。
今回は店と巷で見かける、眼鏡屋がフィッティングで苦労しそうなメガネの構造について短く書きます。これを選ぶと100%のフィッティングができないかもしれません。次メガネを買うときの参考にしていただければ幸いです。
モダンの終わりのデザインで、先が内側に向いている以下の図のようにモダンの先が内側に向いてしまうと、耳の根っこにあたっ
ドイツの職人育成制度ー修業真っ只中のドイツの眼鏡士が解説
こんにちは、ベルリンにいる眼鏡士のユータローです。
ドイツと聞くと、産業、工業が強いというイメージと結びつけて考えられる人が多いのではないでしょうか。実際ドイツの産業は車をはじめに、世界的に強いです。これにはちゃんとした社会制度的な背骨があります。
ドイツには社会全体で手工業従事者を育てる制度があるのです。
Duale Ausbildung-ドゥアレアウスビルドゥングこの育成制度のことをAu
メガネのツルは頭の形に沿っているか、傾きは合っているか。地味だけど大事-ドイツの眼鏡屋が解説
こんにちは、ベルリンにいる眼鏡士、メガネデザイナーのユータローです。
前回はメガネが痛くなる、ずり落ちる理由を解説しましたが、今回はまたフィッティングの大事なチェックポイントである、ツルの弧形とメガネの傾きについて解説します。
なんとなくかけ心地が良くない、見え方が悪いというのはこれらが原因かもしれません。
ツルは頭の形に沿っているかドラマや街中でよく見かけるのは、ツルがこめかみに食い込んで