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【最大450万円補助】採択率76%!成約率と単価をグッと上げたい!【※ITコンサル・士業・SaaS提供者 必見!】「IT導入補助金ベンダー登録完全マニュアル」|登録するとツール代・コンサル・導入費も含めて、販売顧客に補助金出せる権利を獲得できます【2024年版】

本noteは、ITツール販売に450万円まで補助が出る「IT導入補助金」のベンダー登録〜ツール登録〜申請方法までを完全解説した、ITツール販売者・構築者・コンサルタントのためのマニュアルです。

■アップデート
・(2024年3月18日)9,800円⇒11,800円
・(2024年4月1日)11,800円⇒13,800円

「法律はさみしがり屋なのさ。だから自分のことをよく知っている人を味方するんだ」

と言ったのは誰の言葉だったのか忘れましたが、現代風に言うと

「補助金はさみしがり屋なのさ。だから自分のことをよく知っている人を味方するんだ」

になりますね。確実に。実際、2019年末から始まったコロナ禍で日本政府はじゃぶじゃぶお金を刷って補助金を出しました。
その補助金を使って数億円、数十億円稼いだ事業者もいるとか。

流石に、こんなに壊れた補助金は特例です。しかし、今現在(2024年執筆時点)も使える負けず劣らずの補助金制度があることはあまり知られていません。

そう、「IT導入補助金」。
コチラもうまく使えばめちゃくちゃ良い制度で、御社がITツールを販売する際に、ツール使用料・導入支援費・コンサル料金に対してお客様に最大450万円の補助が出るというものです。

どんなITツールに使えるの?

具体例としてはこんな感じ。

■CRM ⇒UTAGE・Lステップ・iステップ構築・ Zendesk…
■EC ⇒ネクストエンジン、アシスト店長、Crossma、EC店長…
■物流 ⇒Air Logi、クラウドトーマス、AnyLogi
■受発注 ⇒GoQSystem、BtoBプラットフォーム受発注、BtoB楽楽販売
■会計 ⇒freee・弥生会計…
■労務管理 ⇒freee人事労務、スマートHR、ジョブカン労務HR,
■DX全般 ⇒kintone…

なんかITツールなら大体使えんじゃね?って思ったそこのアナタ、合ってます!業務効率を改善してくれるITツールなら、ほぼ対象です。

具体的には、以下の機能(+受発注)に1つでも該当していれば対象です。
※汎用・自動化・分析ツール単体のみは不可

ちょっと待ってください!言いたいことは分かります!

「でもクッソ面倒くさい申請が必要なんでしょ?」
とか
「自分みたいなフリーランスには関係ないでしょ?」
って思いましたよね?

たしかに、クソ面倒くさいについてはちょっと正解です。

IT導入補助金を申請するためには「ITベンダー登録」というものが必要で、コレが曲者なんです。ただ安心してください。今回の記事はそのクソ面倒くさいものを簡単にするための魔法の記事です。

この記事を利用してあなたも補助金に味方してもらってください。

ITベンダー登録が最大の難関ーーこの記事を知らない人にとっては

ITベンダー登録は年度毎に必要です(面倒ですね)。

しかし、申請しても書類や不備による差し戻しが非常に多く、さらに一度審査に落ちるとその年度は再申請ができません
この仕様のせいでITベンダー登録が通るやり方を知っている事業者は補助金でウハウハしていて、やり方を知らない人は「やっぱり俺みたいな零細企業は通らないんだ……」と涙を呑んでいるわけです。

実際、ちょっとほかの補助金制度と違う点が多い変わった制度なんですよね。だからこそ補助金コンサルタントの中でも「ITベンダー申請っすかぁ。。」と避けられていました。

私も最初は苦労しました。本当に苦労しました。クソ制度だと発案した人を恨みかけましたが今となっては仏のような心です。 苦労したおかげでこんな記事が書けるようになった訳ですし、面倒くさすぎるおかげで参入障壁が高くなってくれますからね。

実質的にライバルが増えづらい構造なのもメリットと言えるでしょう。

ITベンダー登録がIT導入補助金を申請するための最大の難関と呼ばれていたのはこの記事が出るまでの話。

この記事では、

  • Lステップ、iステップ、UTAGE構築で稼ぎたいフリーランス

  • ITツールを販売する支援者(主に法人)

  • 士業、経営コンサルタント

  • WEBマーケター

  • 単価を上げたいCRM構築フリーランス

  • ITやECの支援会社

  • DX・業務改善コンサルタント

  • システム開発会社

  • 値下げせず定価でITツールを販売したいベンダー(代理店含む)

のような方々のためにITベンダー登録をミスなく円滑に済ませ、ツールを値引きすることなく定価で販売でき、導入支援・コンサルテーション費用もセットにして補助金対象にする手伝いをさせていただきます。

ITベンダー登録が済めばどんないいことがあるのか?

ちょっと冒頭から難しい話をしてしまったので一旦ブレイクします。

ITベンダー登録ができれば「どんな良いことがあるのか?」について説明させてください。

最大450万円の補助が出る「IT導入補助金」が使える

ITツールを販売する際に、ツール使用料・導入支援費・コンサル料金に対してお客様に最大450万円の補助が出るIT導入補助金が使えます。

補助率は50%から80%(ほぼ全額やんけ……)。

「でも、合格率(交付決定率)は低いんじゃないの?」

そんな声が聞こえてきそうですが、2023年度の交付決定(補助金が降りた)実績は「76%」。しかも、ITベンダー登録と違って落ちてもすぐに再チャレンジできます。

しかも頻度が結構高い!ざっくりとですが

  • 最大450万円補助の「通常枠」は1か月に1回

  • 最大350万円補助の「デジタル化基盤導入類型」は1ヶ月に2回(一番人気)

これはめちゃくちゃ凄い!同じ経産省が出している別の補助金は3~6か月に1回程度しか募集されませんからね。頻度だけ見てもバグってます。

ま、ITベンダー登録ができた人だけが使える美味しい制度なんですけどね。

クライアントの実質負担が最大80%オフ!あなたの利益も爆伸び!

IT導入補助金をもらうのはあなたがITツールを導入するクライアント様に対して。

つまり、あなたが請求する費用が517万円であっても、クライアント様の実質負担は167万円になるってことです。

補助金が出るのはツール利用の費用についてだけではないんです。導入支援費やコンサル料金に対しても補助金が使えます。落ちても前述した通り月に1~2回公募があるので再チャレンジも容易です。

粗利、めちゃくちゃ高くできそうですね?

補助金公式サイトに登録されて勝手に売れる!

ITベンダー登録が完了すると、上記サイトに公表されます。なので、「IT導入補助金を使いたいなー」と思うクライアント様はこのカタログから導入ベンダーを選びます。

つまりどういうことかというと、公式サイトから「なんか勝手にサービスが売れる」ということです。

もちろん自社での直接セールス・外部への委託販売問わず、営業の際も強い武器となるでしょう。

まぁ、ITベンダー登録ができれば、ですけどね?

何度か説明していますがIT導入補助金を使うためには「ITベンダー」というものになる必要があります。

しかも最近は更に逆風が。2023年前期まで申請から2週間くらいで完了していた「ITベンダー登録」が、事務局の会社変更により1ヶ月~2ヶ月に長期化しました。

落ちたら当年度は、ITベンダーに登録できなくなってしまいます

このコンテンツがなければ本当にハードモード。普段、補助金申請のサポート事業をやっている私ですら苦労させられましたからね※。

※ちなみに、わたしのチームでは、法人様向けに補助金の申請支援をさせて頂いており、直近2年の実績ですと77超のご支援・採択率は84.4%です。(IT導入補助金・申請中のものを除く)

ただし、知らなければ何度も指摘される不備に心が折れそうになりますが、正しいやり方さえ知っておけば未経験だろうと、新人フリーランスであろうとITベンダーに通ります(ITツールがの機能が補助金の対象である前提)。

絶対に必要な条件

  • 創業から1期以上経過して決算が終わっている法人様

これだけです。フリーランスで個人事業主だよーって人は上記条件を満たした法人様とチームを組めばOKです。

チームを組むとは法人と一緒に登録する「コンソーシアム」を選択して登録するだけ。

さらに提携先の法人がベンダー登録し、一部業務を請け負う形で参加しIT導入補助金を使うこともできます。

このnoteの内容

ITベンダー登録を円滑に進めるためのマニュアル(外注に任せられるレベル)

このnoteでは、ITベンダー登録を円滑に進めてもらうために

  • 画面操作

  • 入力項目の記載の仕方

  • 提出書類の作り方

という基本的なところから分かりやすく説明していきます。

ITツール登録についても記載&テンプレ用意

実はITベンダー登録の後にITツール登録があるのですが、そちらも対応してます。

ツールの説明書や価格表の作成と提出も必要なんですが、迷わないように記入例・テンプレートを用意。

申請するときのクライアント様への案内も記載

クライアントにどうやって申請してもらうか?まで書いてます。

ベンダー登録、交付申請それぞれの「よくある質問Q&A」、「不備修正への対応」も記載

皆さんが躓きやすいポイント、疑問を抱くポイントを先回りして潰す「よくある質問Q&A」を用意してますし、不備修正が来たときにどうすればいいのか?も記載済みです。

これでダメなら補助金ちゃんに味方してもらうのは諦めましょう。

それでもまだ面倒くさかったら?

はっきり言って外注さんに任せてもOKなように仕上げています。

申請の最初にGビズIDという、行政手続き版マイナンバー的なIDの認証が必要ですので、ベンダー登録する事業者の代表者さんの関わりは必要ですが、経営者管理のもと社内スタッフさんで進めていただくことも可能です。

落ち着いてください、言いたいことは分かります。

「でも、肝心の補助金申請が面倒なんでしょ?」とか

「自分みたいなフリーランスじゃダメなんでしょ?」とか

「自社ツールじゃ使えないでしょ?」とか

色んな疑問が湧いてくるんですよね。正しいやり方で行えばフリーランスでも初心者でも、基本的には通ります!

大事なことなのでもう一度言います。」
正しいやり方で行えば未経験だろうと、新人フリーランスだろうと、零細企業だろうと、創業したてのスタートアップであろうと登録できます。

まだ不安な人へ

それでもまだ不安な人が居るかもしれないので、公式LINEを用意しました。

疑問に思っていることを聞いていただければ順番にお答えして、このnoteに追記させていただきます。

公式LINEのご登録者様には、

  • 無料でゼロから学べる「補助金ガイドブック

  • 補助金の申請に必要な「GビズID登録マニュアル

もプレゼント中ですので、是非どうぞ。

Q1:「自分みたいなフリーランスじゃダメなんでしょ?」

⇒IT導入補助金は大企業だけをベンダー対象としている訳ではありません。
どんなに良いツールを作っても自社だけで普及仕切るのは困難ですからね。代理店の存在は不可欠です。
フリーランスや創業したて、総規模事業者や零細規模など関係なく登録できます。

先に分かりやすく法人と書きましたが、個人事業主の方でも法人とタッグを組めばITベンダーに登録可能ですよ。

Q2:「落ちない方法とか無いっしょ?」

⇒ITツールが対象であることが前提ですが、正しいやり方で申請すれば基本的に通ります

Q3:「自社ツールでも補助金使えるの?」

⇒結論、ほとんどの業務効率改善ツールが対象になります。
前述の代表的なツールはもちろんですが、以下の業務プロセス・汎用プロセスのいずれかを満たせていれば、対象になります。
自社や委託して作ったオリジナルツールも登録できますし、前例がないツールでもOKです。

他社ツールの場合は、御社ツール代金の支払いが必要なため、代理徴収の仕組みや代理店契約は必要になります。

Q4:「肝心の補助金の申請は難しくないの?」

⇒「ITベンダーになっても補助金申請の仕方が分からんし、難しいのでは?」そう思った方も少なくないでしょう。

結論、IT導入補助金の申請自体は、難しくないです。むしろ補助金の中ではトップクラスに簡単と言っても過言ではないでしょう。」

公式サイトに丁寧な画面操作のマニュアルがありますし、このnoteでは公式マニュアルにない補足(事前準備の方法や販売先のお客様にやって頂くべきことなど)を細かく記載しました。

なぜなら応募(交付申請)の際は、面倒な書類作成が不要で、所定のアンケートに回答するだけだからです。

その他補助金と違って書類作成が不要、応募申請と交付申請が一体となっているため工数も少なく、制作会社が自身で顧客サポートを行うことも充分可能なのが特徴です。

1ヶ月強で結果も分かるため、フローが早いもの利点にです。 最大の難関は、補助金を使う資格である認定ITベンダーになる事です。

ここまで読んで「面倒だな」、「サポートを頼みたい」と思った法人様は、以下よりお気軽にお問い合わせください。

ITベンダー登録・ITツール登録・交付申請まで、御社と強力なタッグを組んでお手伝いさせていただきます。

■公式LINE
https://line.me/ti/p/%40776yhbdr

■メール
info@fujit-freelife.com


最新情報は随時更新して参りますが、補助金の制度改定が流動的なため、登録の際は公式サイトも合わせてご確認くださいます様お願い申し上げます。

冒頭に「IT導入補助金」についての説明や事前準備を記載していますが、不要な方は目次から飛ばして、必要な部分を読み進めていただければと思います。

では参りましょう!

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