フレーベル館 出版

フレーベル館は、子どもたちの育ちを支える児童書をつくり続けています。 フレーベル館 出…

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フレーベル館は、子どもたちの育ちを支える児童書をつくり続けています。 フレーベル館 出版サイト:https://book.froebel-kan.co.jp/ ソーシャルメディア利用条件:https://www.froebel-kan.co.jp/social_media

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『おかしのまちのおかしなはなし』作者・いわさきさとこさんってどんな人?④絵本を通して伝えたい思いとは

いよいよ、いわさきさんの連載も最終回を迎えてしまいました。 最後となる第4回は、いわさきさんが大事にしている考えや絵本、イベントに対する”思い”にフォーカスしました。 今までの連載ともあわせて、最後までお楽しみいただけたらと思います! ◆第1回はこちらから ◆第2回はこちらから ◆第3回はこちらから ◆書籍詳細はこちらから 絵本をつくるうえでの家族との関わり 身近に子どもがいるので、ラフを描く段階で子どもの反応は見るようにしていますね。 絵本をつくる上で、ひと

    • 『おかしのまちのおかしなはなし』作者・いわさきさとこさんってどんな人?③おかしのまちの住人との出会い

      いわさきさんの連載、折り返して第3回目となりました。 第2回までは、絵本作家を目指す前後のお話をたくさんお伺いしました。 ◆第1回はこちらから ◆第2回はこちらから 第3回は、ついに『おかしのまちのおかしのはなし』の制作過程にせまります。 絵本を知ってくださっている方は、ぜひ絵本を手元に、ページをめくりながらご覧ください! ◆書籍詳細はこちらから 受賞後の葛藤と、フレーベル館との出会い 第36回 日産童話と絵本のグランプリ大賞受賞以降も出版社に新しいお話のラフを

      • 『おかしのまちのおかしなはなし』作者・いわさきさとこさんってどんな人?②絵本作家としてのスタート

        いわさきさんの連載、第2回目が始まりました。 今回は、雑貨デザイナーになることを決めたいわさきさんが、実際に働いてみて感じたこと、絵本作家になることを決めたきっかけについて伺いました。 引き続き、お楽しみいただけたらうれしいです! ◆第1回はこちらから ◆書籍詳細はこちらから 雑貨デザイナーを経験して感じたこと 約10年続けた、雑貨製作会社での仕事。会社員時代はどの仕事も100%、120%の力でやって、楽しかったです。 ただ、それがうまく噛み合わなくて自分が疲弊す

        • 『おかしのまちのおかしなはなし』作者・いわさきさとこさんってどんな人?①いわさきさんを創った幼少期~社会人になるまで

          みなさんは、フレーベル館のこちらの絵本をご存じでしょうか? 見ての通り、和菓子と洋菓子の姿をしたキャラクターたちがなんともユニークで、眺めているだけで楽しくなってしまうこの作品。 こんなおもしろい世界を生み出した作家さんは、いったいどんな方なんだろう…!?と、つい気になってしまう方も多いはず。 今回は『おかしのまちのおかしなはなし』の生みの親、いわさきさとこさんのことを知りたくてたまらない筆者が、いわさきさんご自身のこと、絵本のことなど根掘り葉掘り聞きまくり、たくさん語

        『おかしのまちのおかしなはなし』作者・いわさきさとこさんってどんな人?④絵本を通して伝えたい思いとは

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        • フレーベル館の電子書籍
          25本

        記事

          新入り「ボンボン」の履歴書

          みなさん、こんにちは。 今年2月、フレーベル館から刊行された『そうじきのなかのボンボン』という絵本があります。 知ってますか? 知らなくても大丈夫です。 でも、これから読んでもらえたらうれしいです。 とても! ★★ 改めまして、はじめまして。 『そうじきのなかのボンボン』を担当した、編集Kです。 絵本をはじめ、児童書を中心に日々こつこつと作っています。 今回は『そうじきのなかのボンボン』との出会いから旅立ちまでを、担当編集の目線で綴ります。 ◆書籍詳細はこちらから

          新入り「ボンボン」の履歴書

          『ぱんぱんでんしゃ』著者×編集者スペシャル対談後編 ~1作目からさらにパワーアップした2作目を掘り下げ!~

          月刊絵本「ころころえほん」に2019年初登場し、2023年に市販化されてからも保育園や幼稚園をはじめ、たくさんの子どもたちに愛されている『ぱんぱんでんしゃ』シリーズ。 今回、そんな大人気絵本を生み出した著者の五味ヒロミさん、わたなべあやさんと担当編集者(月刊絵本担当:編集F/市販絵本担当:編集N)を交えた対談が実現…!👏 前編では、『ぱんぱんでんしゃ』が生まれたきっかけやキャラクターについて、そして子どもはもちろん、おとなも知って楽しめるような隠されたギミックをこっそり教

          『ぱんぱんでんしゃ』著者×編集者スペシャル対談後編 ~1作目からさらにパワーアップした2作目を掘り下げ!~

          『ぱんぱんでんしゃ』著者×編集者スペシャル対談前編 ~子どもが楽しめるエッセンスが盛りだくさん! 大人気絵本の秘密にせまる~

          月刊絵本「ころころえほん」に2019年初登場し、2023年に市販化されてからも保育園や幼稚園をはじめ、たくさんの子どもたちに愛されている『ぱんぱんでんしゃ』シリーズ。 パン×電車という最強タッグで生まれた、かわいらしいフォルムのぱんぱんでんしゃたちには、隠された設定があったり、ただページをめくるだけでは気づかないようなしかけが散りばめられたりしているのだとか。。 その秘密を探るべく、著者の五味ヒロミさん、わたなべあやさんと担当編集者(月刊絵本担当:編集F/市販絵本担当:編

          『ぱんぱんでんしゃ』著者×編集者スペシャル対談前編 ~子どもが楽しめるエッセンスが盛りだくさん! 大人気絵本の秘密にせまる~

          フレーベル館は第15回ライセンシングジャパンに初出展します!

          皆さんは「フレーベル館」と聞いた時、何を思い浮かべられますか? 「そりゃあ、アンパンマンだよね!」 「確か『ウォーリーをさがせ!』も出してたはず」 「絵本を出してる出版社ですよね」 「子ども関係の企業で〜」 どれも正解です。これらを思い浮かべていただいた方は フレーベル館について”詳しく”知っていただいている方たちです! ありがとうございます! でもでも! フレーベル館には、実はもっとたくさんの絵本や児童書などがあります。 その個性的で独自の魅力を持つ様々なコンテンツ

          フレーベル館は第15回ライセンシングジャパンに初出展します!

          目に見えるものが真実とは限らない。きゅうりはきゅうり”じゃない"かもしれない。

          こんにちは。いなおかです。 「目に見えるものが真実とは限らない。何が本当で何が嘘か。」 こんな口上で始まるドラマをみなさんは見たことがありますか?詐欺師たちが活躍する華麗な騙し合いがおもしろいドラマで、私も放送当時毎週楽しみに見ていました。 想像の上をいく展開、予想できない結末、 自分の思い描くものを超えていく何かを見た時 私たちはそれを”おもしろい”と感じるのかもしれません。 それは絵本だって、子どもたちにとっても同じことではないでしょうか? 今、目の前にある一本のき

          目に見えるものが真実とは限らない。きゅうりはきゅうり”じゃない"かもしれない。

          【災害に不安を感じているあなたに】『ぼくらの津波てんでんこ』

          はじめに この度能登半島地震により被害を受けられた方々に、 心よりお見舞い申し上げます。 今回、改めて自然災害の恐ろしさを身に染みて感じた方が 多いのではないでしょうか。 しかし、記憶は徐々に薄れてしまうもの。だからこそ ”今”、 本をきっかけに 被災時に取るべき行動を考えてもらえれば、と思いました。 そこで今回は『ぼくらの津波てんでんこ』から、 覚えておくべきポイントを絞って紹介します。 「津波てんでんこ」とは 著者が取材に訪れたのは、東日本大震災で被災した岩手県

          【災害に不安を感じているあなたに】『ぼくらの津波てんでんこ』

          避難所における感染症対策へ『感染しない ひなん所生活』全文公開中

          能登半島地震により被害を受けられた皆様に心よりお見舞い申し上げます。 現在、石川県内の避難所にて、新型コロナウイルスやノロウイルス等の感染症の報告が相次いでいます。 断水や停電などの影響から、衛生環境の悪化により感染症が拡大しやすい状況が発生しており、どのように「自分自身の身を守るか」や、「運営側としてどういった対策が必要か」などお役立ていただけますように、 フレーベル館では、下記の書籍を全文公開しております。 『災害がくる前に 教えてはるえ先生! 感染しないひなん所生活

          避難所における感染症対策へ『感染しない ひなん所生活』全文公開中

          【フードロス・子ども食堂・貧困】読み物『アゲイン』に込められたもの

          みなさん、こんにちは。いなおかです。 みなさんは、「フードロス」という言葉を聞いたことがありますか? 「本来食べられるのに食品を廃棄してしまうこと」を「フードロス(食品ロス)」と言います。 では「子ども食堂」や「フードバンク」という取り組みを耳にしたことは? これら「食」にまつわる課題や取り組み、そして深く関わりのある「貧困」をテーマとして書かれた読み物『アゲイン』を紹介して、 これらの内容についても少し触れてみたいと思います。 実は身近なお話これからの季節、どんどん寒

          【フードロス・子ども食堂・貧困】読み物『アゲイン』に込められたもの

          【読書感想文にも!】この夏読んでもらいたいおすすめ電子書籍⑩

          みなさん、こんにちは! フレーベル館のいなおかです。 夏休みも残り少し。 読書感想文はすでに書き終えたでしょうか? 「まずい…後回しにしてて、本すら選んでいない…」と 困ったことになっている方もいるか、いないか? ということで、 【読書感想文にも!】この夏読んでもらいたいおすすめ電子書籍 最後にご紹介するのは、絵本です。 ただ、絵本といえど深いメッセージを持っている作品ですので じっくり読んでもらえればと思っています。 【大切な人へ贈ることば】『たいせつなこと』今回ご紹

          【読書感想文にも!】この夏読んでもらいたいおすすめ電子書籍⑩

          【読書感想文にも!】この夏読んでもらいたいおすすめ電子書籍⑨

          みなさん、こんにちは! フレーベル館のいなおかです。 新型コロナウイルス感染症の影響もあり マスクは私たちの生活にとって今まで以上に身近なものとなりました。 私はもともと花粉症がひどく、 スギ、ヒノキ、ブタクサあたりの花粉に特に弱く 合わせてハウスダストにも敏感なので 今までもマスクをする機会が多かったのですが そうでない方たちの中には、今回のコロナ下で 日常的にマスクをつけ始め 逆にマスクをしていないと落ち着かない、というような方もいらっしゃるかと思います。 今回は、そ

          【読書感想文にも!】この夏読んでもらいたいおすすめ電子書籍⑨

          【読書感想文にも!】この夏読んでもらいたいおすすめ電子書籍⑧

          みなさん、こんにちは! フレーベル館のいなおかです。 皆さんは子どもの頃の記憶で強烈に覚えているものはありますか? 私の場合、一つあります。 その時私は3歳くらい。 場所はどこか分かりませんが、父親と母親と3人で車で出かけたところです。 サービスエリアか旅の目的地は忘れましたが、 そこではとても風が強く吹いていて、着ている服もバタバタと音をたててはためくほど。 そして私は何かを大事に両手で握りしめながら、少し霞んだ風景を遠く眺めている… どうしてこの記憶を鮮明に覚えてい

          【読書感想文にも!】この夏読んでもらいたいおすすめ電子書籍⑧

          【読書感想文にも!】この夏読んでもらいたいおすすめ電子書籍⑦

          こんにちは、いなおかです。 今回はアンパンマンの作者でもあるやなせたかし先生が生み出した、 美しい童話をお届けします。 「美女と野獣」のエッセンスなど古き良き童話の世界に浸れるこのお話。 でもそれ以上に強いメッセージも感じることができます。 【大切なことは目に見えない】クシャラひめ今回ご紹介するのは『クシャラひめ』 対象は小学校低学年から。 自分の鼻がひくいことを気にしているクシャラひめ。 鼻を隠すため、ボール紙で作った三角形の鼻をいつも付けています。そんなクシャラひめ

          【読書感想文にも!】この夏読んでもらいたいおすすめ電子書籍⑦