マガジンのカバー画像

ここからどうぞ。

23
今までに書いたnoteの中で、 個人的に好きなものを集めていきます。
運営しているクリエイター

#ピアノ

noteを消費したくない

noteを消費したくない

noteを消費したくない。

自分の口からその言葉が出たとき、
ああ、私はそう思っていたのかと後から気づいた。

消費する。
この感覚に気がついたのは高校生のときか、大学に入った後の話か。
ともかくここ数年の話です。

その当時、私はイラスト交流サイトでいろんな人の絵を見るのが好きでした。
趣味でイラストを描いている人が、作品にタグをつけて投稿する。
noteのイラスト版みたいなものです。

人気

もっとみる
「音楽に一生はささげられないけど、一生音楽とつきあっていきたい」

「音楽に一生はささげられないけど、一生音楽とつきあっていきたい」

小学5年生から大学まで、12年くらいピアノを習っていました。

12年と聞くと、ちょっとおどろかれるかもしれません。

実際は、週に1回30分、やさしい先生の個人レッスンを受け、たまーに発表会にでるくらいの、習いごとです。

習い始めて7年くらいまで、ピアノとはつかずはなれずの距離で続けていました。
好きだけど、熱中するほどではなかったんです。

楽譜をにらみながら、カタコトの英語みたいに弾いてい

もっとみる
わたしの大好きな小説。/「音楽×読書コンテスト」

わたしの大好きな小説。/「音楽×読書コンテスト」

本を閉じる、目を閉じる。
体の内側が研ぎ澄まされて、ぴんと張り詰める。

「羊と鋼の森」
宮下 奈都

私の大好きな小説を、紹介させてください。

「羊と鋼の森」はピアノの音に魅せられて、調律師になった主人公の話です。

調律って、馴染みのない言葉ですよね。
チューニングと言った方がピンとくる人も多いでしょうか。

ギターの弦が緩むと音程が変わってしまうように、ピアノにもチューニングが必要です。

もっとみる