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思考の記録が大事。自分の思考を記録しないで、どうやってPDCAを回すつもりなのか。

(このnoteは2分で読めます。約1,600文字)
会社に勤めている皆さんは定期的に人事評価が下されているかと思います。人事評価をもらう過程でフィードバック面談などを実施している会社も多いのではないでしょうか。

先日、私の人事評価のフィードバック面談がありました。面談はご時世もあり対面ではなくWEB会議形式で実施されましたが、上司は丁寧にその評価理由を教えてくれました。その中で、私の日々の行動が上司からどう見えているのかを教えてくれます。

私は自分の一日の動き・思ったことをメモしているため、上司から言われた私の行動は、自分自身がどう考えた結果なのかということがメモを遡ることで振り返ることができます。『あぁ、あの時はこう考えていたけど、あまり効果的ではなかったんだ。』『こう考えて行動するのは間違っていたんだな。』と修正点が分かるようになっています。

ふと、『このメモがなかったら、上司からのフィードバックをどう咀嚼したらよいか分からなくなりそうで、恐ろしいな。』と思いました。このnoteでは日々の思考を記録した方が良いと思うことについて書きます。

✅1、考えたことは忘れていく

誰もがスマートフォンを持つようになり気軽に写真を撮ることができるようになりました。スマートフォンの写真フォルダを開けば、いつどんな場所に行ったのか、いつどんなものを食べたのか、いつ誰と会っていたのかという記録が残っています。

では、いつ・どこで・どんなことを思ったのか、感じたのか、考えたのかという記録はどこに残っているのでしょうか。どういったことを考えた結果、どのような行動をとったのかという記録はどこかに残っているのでしょうか。

議論を記録した議事録があれば、思考過程が残っているかもしれませんが、多くの場合は記憶が薄れていくとともにどんなことを思ったのか、感じたのか、考えたのかということは忘れ去られてしまいます。

どう考えてその行動をしたか覚えていないことに対して、フィードバックをもらった時、それをどのように修正したら良いか分からなくなってしまいます。自分の中でPDCAが回せるようになるためにも、思考の記録は重要です。


✅2、新卒じゃなくても日報は続けるべき

新卒を経験した多くの方は、日報を提出するということをやったことがあるのではないでしょうか。日報を提出していた方の多くは『めんどくさかった』という記憶があるのではないでしょうか。そして、後輩ができるにつれて、自分自身が昇進するにつれて日報を提出する義務が無くなっていったのではないでしょうか。

日報がめんどくさいという気持ちは私も十二分に分かります。しかし、仕事における思考の記録をする媒体としてこんなにも適しているものがあるでしょうか。しかも、義務的に毎日レベルで提出していかなければならないという、仕組みも備わっています。

その意味では、日報という仕組みは新卒時代だけでなくとも続けるメリットが非常に大きい仕組みだと思います。日報を提出する義務がなくなる社歴になっても自主的に続ける価値があるものです。


✅3、メモの威力

『メモの魔力』が話題になって久しいですが、本当にメモの威力は絶大です。

自分自身でPDCAを回していくためにも、上司からのフィードバックを適切に咀嚼していくためにも自分自身の思考をメモしておくことは重要です。その媒体がメモ帳でも日報でも日記でもnoteでも構いません。

振り返ることができるように思考を記録しておくことは、後々大きな財産になると思います。


✅4、まとめ

上司からの人事評価のフィードバックをきっかけに、日々の思考の記録の重要性について書きました。『私はこんな風に記録している!』というTipsがありましたら是非コメント欄で教えてください。

最後まで読んでいただきありがとうございました。

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