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考察抜きウクライナ談。情報提供のみ。

昨今、海外メディアは言うまでもなく、日本のメディアも連日、露がウクライナを襲ってくるのは今か今かと言わんばかりにパニック報道を繰り返しているので、今回もウクライナ関連の話し。だた今日は考察とかせず、情報提供だけにし、考察とか結論出しとかは読者に委ねたい。 

ウクライナ侵略関連の報道が随分前からある。以下、本の数字例:
2016年9月1日のVoxには『Russia is massing thousands of troops on Ukraine’s border. Here’s why we shouldn’t panic』という題目の記事がある。ラフに和訳すると『露がウクライナとの国境沿いに数千人規模の兵隊を集めているが、心配無用』という意味。
2017年9月14日のMilitary Timesには『What’s Putin up to? The Russian military buildup in Europe raises tension』という題目の記事がある。これは『プーチンの狙いは?露の欧州での兵隊集中が緊張感を高めている』という意味合いで読み取ってもいいだろう。
2018年12月15日のNew York Timesからも似たような題名の『Ukraine Asserts Major Russian Military Buildup on Eastern Border』すなわち『ウクライナが国境沿いに大規模な露軍集結を主張』という記事が出ている。
このすぐ後に2019年1月2日にウクライナを拠点とする米国系Radio Lembergから『ALMOST 100,000 RUSSIAN TROOPS POISED FOR OFFENSIVE AGAINST UKRAINE』という報道が出ている。和訳すると『10万人弱の露兵隊がウクライナ侵略の準備をしている』とのこと。
2021年4月13日付けで米PBSが『After months of simmering conflict, thousands of Russian troops amass on Ukraine’s border』という記事を出している。『数か月に渡って、今にでも紛争が勃発しそうな状況が続くなか、露兵隊がウクライナ国境沿いに集まっている』という意味。余談だが、このPBSのスポンサーを見ると、誰にとって都合に良い情報を出す期間なのかすぐにわかる。
そして2021年11月3日、アルジャジーラから『Russia has 90,000 troops near Ukraine border, Kyiv says』というのが出ている。これは『露がウクライナ国境沿いに9万人の兵隊を配置している』という意味。
つまり、似たような題名の報道が今から少なくとも5年前から出ていて、今ではクライマックスに至っているのではないかと思える状態に発展、あるんだか無いんだか分からない(個人的には無いと思っている)紛争に向けての世論の操作が実行されている。

 西側の動きが面白い。(クリティカルシンキングしてみよう)
調べれば色々あるけど中でも象徴的なのはもちろん米の動き。つい昨日、米が在ウクライナ大使館をキエフからリヴィフに移すという報道が様々な機関から出された。そのこころは、当然、露の侵略の恐れ。だけど、キエフからリヴィフまでの直線距離は469キロ。露にしてかなり古いR-12U弾道ミサイルの最高速度3.8キロ/秒、つまり、この距離は123秒でカバーできる。素人でもわかると思うが、露がウクライナを自分のものにしようとしたら、(ベラルーシ経由でウクライナに納めている)ガスの供給を止めて、型落ちのミサイル数十本で重要なインフラの機能を停止させるだけで終わる。NATOの欧州諸国が露との直接対決は当然望まない。残りは米露の正面衝突か?そんなもんあり得ないって流石にバイデンも分かっているだろう。バイデン一族にとってウクライナの地に私的利害が眠っていることは前々回述べた通りなので割愛する。 

私的利害の話し
米国会議員が株式取引を比較的容易に出来てしまうことはご既知の通り。昨年12月13日時点で少なくとも15名の上下院議員が航空・防衛関連銘柄の株式を所有していた。ちなみに、国家安全予算として$7,700億の案が可決されたと報道されたのが同12月の8日。偶然かもしれないけど、都合がよすぎる気もしないでもない。

他にも、誰にとってウクライナでの諍いが都合良いのかを察することが出来る情報は沢山あるが、今日はここまで。

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