夏美恵佑@大学生

千葉県に住む大学2年生です。

夏美恵佑@大学生

千葉県に住む大学2年生です。

マガジン

最近の記事

  • 固定された記事

夏美恵佑です!

自己紹介 僕は、千葉県のちょっと田舎に住んでいる、自然が大好きな大学二年生です。東京の大学に通っています。ここで明かせる個人情報はこのくらいです笑。 ちなみに夏美恵佑というのは本名ではないです。単純に、なんか本名でやるのは怖いなーと思ったからです笑。この名前は、僕が20年生きてきた中で出会った、一番好きな小説の登場人物の名前を組み合わせたものです。詳しくは、近頃書きたいと思います。 意味のある大学生活にするために 現在、大学生のほとんどは新型コロナウイルスの影響でキャンパス

    • <なつみの本紹介> #35 トワイライト/重松清

       あなたたちは今、幸せですか? あの頃思い描いていた21世紀を生きるぼくらは、何を求め、何を感じるのか。懐かしい”過去”と”未来”を詰め込んだタイムカプセルが、今、開けられる。 あらすじ  小学生の卒業記念に埋めたタイムカプセルを開封するために、26年ぶりに母校で再開した同級生たち。夢と希望に満ちていたあのころ、未来が未来として輝いていたあの時代。しかし、大人になった彼らにとって、夢はしょせん夢に終わり、厳しい現実が立ちはだかる。人生の黄昏に生きる彼らの幸せへの問いかけと

      • <なつみの本紹介> #34 勿忘草の咲く町で 安曇野診療記/夏川草介

        あらすじ  美琴は松本市郊外の梓川病院に勤めて3年目の看護師。風変わりな研修医・桂と、地域医療ならではの患者との関わりを通じて、悩みながらも進む毎日だ。口から物が食べられなくなったら寿命という常識を変えた「胃瘻」の登場、「できることは全部やってほしい」という患者の家族…老人医療とは何か、生きることと死んでいることの差は何か?真摯に向き合う姿に涙必至、現役医師が描く高齢者医療のリアル! 感想  夏川草介の描写の綺麗さに驚いた。美しい安曇野の風景と花の様子が、自然と浮かんで

        • <なつみの本紹介> #33 終末のフール/伊坂幸太郎

          あらすじ  八年後に小惑星が衝突し、地球は滅亡する。そう予告されてから五年が過ぎた頃。当初は絶望からパニックに陥った世界も、いまや平穏な小康状態にある。仙台北部の団地「ヒルズタウン」の住民たちも同様だった。彼らは余命三年という時間の中で人生を見つめ直す。家族の再生、新しい生命への希望、過去の恩讐。はたして終末を前にした人間にとっての幸福とは?今日を生きることの意味を知る物語。 感想  8年後に世界が終わると言われたら、ぼくは何をするのだろう。それだけをずっと考えながら読

        • 固定された記事

        夏美恵佑です!

        マガジン

        • なつみの本紹介
          26本
        • ひとり旅
          1本

        記事

          <なつみの本紹介> #32 総理の夫 First Gentleman/原田マハ

          あらすじ  20××年、相馬凛子は42歳の若さで第111代総理大臣に選出された。鳥類学者の夫・日和は、「ファースト・ジェントルマン」として妻を支えることを決意。妻の奮闘の日々を、後世に遺すべく日記に綴る。税制、原発、社会福祉。混迷の状況下、相馬内閣は高く支持されるが、陰謀を企てる者が現れ…。凜子の理想は実現するのか?感動の政界エンタメ! 感想  まず、この作品を読んで政治に興味を持った。原田マハの「本日は、お日柄もよく」も政治の話であったが、この二つを読んだことで、以前より

          <なつみの本紹介> #32 総理の夫 First Gentleman/原田マハ

          <なつみの本紹介> #31 カカシの夏休み/重松清

          あらすじ  ダムの底に沈んだ故郷を出て二十年、旧友の死が三十代も半ばを過ぎた同級生たちを再会させた。帰りたい、あの場所に。家庭に仕事に難題を抱え、人生の重みに喘ぐ者たちを、励ましに満ちた視線で描く表題作始め三編を収録。現代の家族、教育をテーマに次々と話題作を発信し続ける著者の記念碑的作品集。 感想  ノスタルジー。未だにこの言葉を感じたことはない。まだ二十歳だから当然だが。「カカシの夏休み」のテーマは『帰りたい場所』だ。どこに帰りたいのか。それは故郷だ。幼少期を過ごして

          <なつみの本紹介> #31 カカシの夏休み/重松清

          <なつみの本紹介> #30 本日は、お日柄もよく/原田マハ

          あらすじ  OL二ノ宮こと葉は、想いをよせていた幼なじみ厚志の結婚式に最悪の気分で出席していた。ところがその結婚式で涙が溢れるほど感動する衝撃的なスピーチに出会う。それは伝説のスピーチライター久遠久美の祝辞だった。空気を一変させる言葉に魅せられてしまったこと葉はすぐに弟子入り。久美の教えを受け、「政権交代」を叫ぶ野党のスピーチライターに抜擢された!目頭が熱くなるお仕事小説。 感想 「言葉って素敵だ。」この作品を読み終わった僕の感想だ。何人もの言葉のプロフェッショナルが登場す

          <なつみの本紹介> #30 本日は、お日柄もよく/原田マハ

          <なつみの本紹介> #29 そして、バトンは渡された/瀬尾まいこ

          あらすじ 幼い頃に母親を亡くし、父とも海外赴任を機に別れ、継母を選んだ優子。その後も大人の都合に振り回され、高校生の今は二十歳しか離れていない”父”と暮らす。血の繋がらない親の間をリレーされながらも出逢う家族皆に愛情をいっぱい注がれてきた彼女自身が伴侶を持つとき。 感想 圧巻だ。素晴らしい作品だ。というのが読了後の素直な感想である。物語の構成がうますぎる。この物語は、高校生の優子を中心に進められていて、過去の回想シーンを挟みながらいろいろな事実が明らかになっていく。始めのペ

          <なつみの本紹介> #29 そして、バトンは渡された/瀬尾まいこ

          <なつみの本紹介> #28 ナナメの夕暮れ/若林正恭

          あらすじ 恥ずかしくてスタバで「グランデ」を頼めない。ゴルフに興じるおっさんはクソだ! 世の中を常に”ナナメ”に見てきた著者にも、四十を前にしてついに変化が。体力の衰えを自覚し、没頭できる趣味や気の合う仲間との出会いを経て、いかにして世界を肯定できるようになったか。「人見知り芸人」の集大成エッセイ。 感想 ぼくは若林の文章が好きだ。文を書くのがうまいとかそういうことではなくて、自分の持っている考えの表現方法がぼくにしっくりくるからだ。若林の考えていることはどことなくぼくと似

          <なつみの本紹介> #28 ナナメの夕暮れ/若林正恭

          <なつみの本紹介> #27 水曜日の手紙/森沢明夫

          あらすじ 水曜日の出来事を綴った手紙を送ると見知らぬ誰かの水曜日が届くという「水曜日郵便局」。主婦の直美は、職場や義父母との関係で抱えたストレスを日記に吐き出すだけの毎日を変えたいと、理想の自分になりきって手紙を出す。絵本作家になる夢を諦めて今後の人生に迷っていた洋輝も、婚約者のすすめで水曜日の手紙を書くことに。不思議な縁で交差した2人の手紙は、かかわる人々の未来を変えていく。心あたたまる奇跡の物語。 グッとワード 人生の方向転換をする。リスキーな道を歩き出す。あるいは、そ

          <なつみの本紹介> #27 水曜日の手紙/森沢明夫

          <なつみの本紹介> #26 夫のちんぽが入らない/こだま

          あらすじ 同じアパートに暮らす先輩と交際を始めた”私”。だが初めて交わろうとした夜、衝撃が走る。彼の性器が全く入らないのだ。その後も「入らない」一方で、二人は精神的な結びつきを強め、夫婦に。いつか入るという切なる願いの行方は。。。「普通」という呪いに苦しみ続けた女性の、いじらしいほど正直な愛と性の物語。 感想 書店でこの本のタイトルを見た時、衝撃を受けた。何だこの本は。手に取らずにはいられなかった。ただよくよく見ていると、決して卑猥な意味でのタイトルではない。  性につい

          <なつみの本紹介> #26 夫のちんぽが入らない/こだま

          <なつみの本紹介> #25 TUGUMI/吉本ばなな

          あらすじ 病弱で生意気なつぐみ。彼女と育った海辺の小さな町へ帰省した夏、まだ淡い夜のはじまりに、つぐみと私は、ふるさとの最後のひと夏をともにする少年に出会った。。。少女から大人へと移りゆく季節の、二度とかえらないきらめきを描く、切なく透明な物語。 感想 最近吉本ばななさんが好きだ。読んでいて心が柔らかくなる、そんな作品が好きだから読みたくなる。今回の作品は、夏の海辺の街が舞台である。  今は秋、もうすぐ冬を迎えようとしているが、夏はほんの少し前だった気がする。友達と旅行に

          <なつみの本紹介> #25 TUGUMI/吉本ばなな

          <なつみの本紹介> #24 社会人大学人見知り学部 卒業見込み/若林正恭

          あらすじ 若手芸人の下積み期間と呼ばれる長い長いモラトリアムを過ごしたぼくは、随分世間離れした人間になっていた。。。スタバで「グランデ」と頼めない自意識、飲み屋で先輩に「さっきから手酌なんだけど!!」と怒られても納得できない社会との違和。遠回りをしながらも内面を見つめ変化に向き合い自分らしい道を模索する。芸人・オードリー若林の大人気エッセイ、単行本未収録100ページ以上を追加した完全版、ついに刊行! 感想 ぼくはオードリーのラジオをたまに聴きます。その影響もあって、若林さん

          <なつみの本紹介> #24 社会人大学人見知り学部 卒業見込み/若林正恭

          <なつみの本紹介> #23 ハグとナガラ/原田マハ

          あらすじ 恋も仕事も失い、絶望していたハグ。突然、「一緒に旅に出よう」と大学時代の親友ナガラからメールが届いた。以来、ふたりは季節ごとに旅に出ることに。気がつけば、四十路になり、五十代も始まり。。。人生の成功者になれなくても、自分らしく人生の寄り道を楽しむのもいい。心に灯がともる六つの旅物語。 感想 旅がしたい!!2冊続けて旅に関する本を読んでしまったため、ぼくの好奇心がうずうずしています。知らない土地に行って、きれいな景色をみて、おいしいものを食べて、地元の人と触れ合って

          <なつみの本紹介> #23 ハグとナガラ/原田マハ

          <なつみの本紹介> #22 渚の旅人/森沢明夫

          あらすじ 福島県相馬市、福島県いわき市、宮城県女川町、宮城県石巻市。。。2011年3月11日の東日本大震災前に著者が旅した東北。そこで出会ったのは住民達の優しさだった。彼らの穏やかで丁寧な暮らしぶりとともに、震災後の今だからこそ伝えたい、そして取り戻さなければならない美しい風景やおいしい特産物など、東日本の魅力を書き綴った旅エッセイ。 感想 なかなか手に入らなかったこの本を、定価よりちょっと高くAmazonで買ってしまいました。本当にどこにも売っていないので、いくらでも出し

          <なつみの本紹介> #22 渚の旅人/森沢明夫

          <なつみの本紹介> #21 ハーレーじじいの背中/坂井希久子

          あらすじ 真理奈は高校三年生。自分が医学部を目指したばかりに、代々銭湯を営んでいた実家は廃業。大好きな祖母はぼけが進み、学校では友人との三角関係に巻き込まれてしまう。そんな時、祖父の晴じいがごついバイクに乗って現れた。ワイルドでセクシーな祖父と悩める孫娘、思いがけず旅に出たふたりは絆を深めてゆく笑いあり涙ありの傑作家族小説。 感想  これは、ブックオフでうろうろしていた時に出会った本です。なんとなくおもしろそうだったので買ってみました。  おもしろい!!この本めっちゃおも

          <なつみの本紹介> #21 ハーレーじじいの背中/坂井希久子