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血管の老化を防ぐシメにおすすめの食材とは?

こんにちは。
フォレスト出版編集部の森上です。
 
酒好きの方なら、飲んだ後のシメのラーメンはこの上ない幸せを感じる一杯だと語る人は多いのではないでしょうか。ただ、この一杯は、ご承知のとおり、カラダに悪影響を及ぼすといわれています。
 
大量の塩分と炭水化物が、アルコール処理で必死の肝臓はもとより、血管にも負担をかけてしまい、血管の老化を早めてしまうわけです。
 
では、食事や飲みの後のシメには、どんな食材がいいのか? 特に血管の老化を防ぐ効果のあるシメの食材とは何なのか?
 
栗原毅先生の新刊『血管が強くなる習慣』では、血管の老化を防ぐシメにおすすめの食材を紹介しています。今回は、本書の中から該当箇所を一部抜粋・編集して紹介いたします。

血管の老化を防ぐシメ

 前項で、「ご飯と一緒に味噌汁とおしんこを食べてください」とお伝えしました。
 味噌、しょうゆ、おしんこ、納豆、干物は、日本の食文化を代表する発酵食品です。発酵食品は抗酸化作用があり、血管の老化を防ぐ効果が期待できます。
 それに加えて、おしんこと納豆は、食物繊維も含みます。ご飯と一緒に食物繊維を摂るのは、とてもいいことです。

「ベジ・ラスト」で、口もお腹もスッキリきれい

 食事の最後に食べてほしいものを、もう1つ紹介します。
 それは、「生野菜」です。
 デザート代わりに、サラダを食べるのがいいでしょう。
 生野菜はシャキシャキと歯応えがありますから、よく顎を動かし、だ液の分泌を促します。だ液の殺菌作用、消化作用はすでに解説したとおりです。
 また、ニンジン、レタス、セロリなどは清掃性食品といわれ、歯の間に残った食べかすをきれいに掃除してくれます。食べかすが口の中に残ると、それがプラーク、歯石、そして歯周病の原因になります。
 胃で消化された生野菜は、食物繊維となって腸に進みます。そして、腸のひだの隙間をきれいに掃除してまわります。つまり、優秀な掃除人というわけです。
 食後に食べる生野菜としては、キャベツ、セロリ、ニンジンなどがおすすめです。
血管を大事にするなら、「ベジ・ラスト」でいきましょう。
 
【著者プロフィール】
栗原 毅(くりはら・たけし)

栗原クリニック東京・日本橋院長。医学博士。1978年、北里大学医学部卒業後、東京女子医科大学消化器病センター内科入局。1987年より東京女子医科大学で消化器内科、特に肝臓病学を専攻し、2005年に教授に就任。2004年、中国中医研究院客員教授、2007年、慶應義塾大学教授に就任。2008年に消化器病、メタボリックシンドロームなどの生活習慣病の予防と治療を目的とした「栗原クリニック東京・日本橋」を開院。テレビ、新聞、雑誌などのメディアでも、わかりやすい解説が人気を博す。血液サラサラの提唱者の一人として知られる。
 
栗原丈徳(くりはら・たけのり)
栗原ヘルスケア研究所所長。歯科医師。1982年、東京都生まれ。鶴見大学歯学部卒業。慶應義塾大学大学院政策・メディア研究科中退。「予防歯科医療」「食と健康」をテーマに活動をしている。特に「口の健康と全身疾患との関連性」に興味を示す。大学や介護施設などで講演も行なっている。日本抗加齢医学会、日本咀嚼学会、日本摂食嚥下リハビリテーション学会等の会員。

いかがですか?
 
血管の健康管理は、40代からでも十分に間に合うと、栗原先生は言います。新刊『血管が強くなる習慣』では、生活習慣病・血管の専門ドクターが、誰でも今日からすぐできる、血管が強くなる習慣を取り上げてわかりやすく解説しています。興味のある方はチェックしてみてください。

40代以上は必読の1冊

 

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