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わが子が「ギフテッド」かもしれないと思ったら?

ギフテッドとは、生まれながらにもった特性です。まだごく幼いときから漢字が書けたり計算ができたり楽器が弾けたり、親御さんは割合早い段階で、ほかの子とは異なる点に気づくでしょう。同時に、一定の分野で並外れた才能を持つギフテッドは、何かしらの発達障害を併発しているケースが少なくありません。

 最初は、かんしゃくを起こす、言葉が出にくい、落ち着きがなく動き回って危ない、などといったことから気がつくかもしれません。お子さんに問題行動が見られた場合は、それが知的な障害によるものなのか、あるいは発達障害によるものなのか、その見分けをつけておくことは、やはり必要になるでしょう。

「ギフテッド」の生きづらさは学校の問題でもある

ギフテッドかどうかに関わらず、ベースにASDやADHDがある子は、感情的に不安定になりやすく、かんしゃくを起こしてしまう可能性が大きいので、学校での問題行動につながる場合もあります。授業に集中できないこともみられます。
特に日本の小中学校では、集団生活が大切とされ、“みんなと同じ”であることが求められる傾向があります。ギフテッドのように際立った能力がある場合は、どうしても教室で目立ってしまって、周囲から浮いてしまいやすいんです。
ときには、勉強が簡単すぎて、本人が少し尊大に振る舞うなどすると、周りのお子さんや先生との人間関係が難しくなることも。ひどい時は、いじめの対象になってしまうこともあり得ます。

ギフテッドは「脳の個性」と考えて

 ひとつ言えるのは、ギフテッドを含め、発達障害はいわば「脳の個性」であるということ。決して「治すべきものではない」ということを、周囲の大人は理解してほしいですね。本人の基本的な特性はずっと変わりません。大人になるまでに、その特性や個性と、どう折り合いをつけてうまく付き合っていけるようになるかが大切なのです。ご家族だけでなく、医師、学校の先生たちと一緒に、彼らの才能をどう伸ばし、周囲と折り合いをつけていけるのか、その道を総合的に考えていくのが大切なのではないでしょうか。

(参考)ギフテッドの子たちが、学校以外で学べる場とは?

 アメリカやイスラエル、シンガポールのような教育的な先進国では、秀でた能力を持つギフテッドを集め、エリートを育てる国家的な教育に力を入れているところもあります。しかし、同調圧力の強い日本では、ギフテッドについて専門的にサポートができる組織や機関は現状ではあまり整っておらず、才能が埋もれてしまうことが多いのも実情です。

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