よくわからないものはとりあえず載せる
2024年3月24日(日)朝の6:00になりました。
問う能力がないから、答えを持っている人もいる。
どうも、高倉大希です。
おもしろいものはもちろん載せるし、つまらないものはもちろん載せない。
そして、よくわからないものはとりあえず載せる。
とある漫画家さんが、編集長からこのように言われたそうです。
この判断がなければ、作品が世に出ることもなかったわけです。
わからないものをどう扱うか。
ここにその人の度量が、表れるのだろうなと思います。
わかるものと、わからないもの。
どう考えてもこの世には、わからないものの方がたくさんあります。
わからないものがあることは、まったく問題ではありません。
厄介なのは、わからないものを毛嫌いしてしまうことです。
判断の対象が、自分がわかるものに限定されてしまいます。
いくらなんでも、今の自分を買い被りすぎています。
歳をとればとるほど、わかっていることが増えたような気になります。
それと比例して、わからないことへの抵抗感も増していきます。
頭が固くなるとか、頑固になるとか。
結局は、そういうことなのだろうなと思います。
この変化そのものが、悪いわけではありません。
自動的にそうなっていくものだと、自覚しておくことが大切です。
昨日の教え方で今日教えれば、子どもの明日を奪う。
アメリカの哲学者、ジョン・デューイの言葉です。
若き才能を育むことは、とても重要なことなのかもしれません。
ただその前に、若き才能を無意識に潰してしまう可能性を考える必要があります。
よくわからないものはとりあえず載せる。
今の自分の感覚なんて、大したものではありません。
サポートしたあなたには幸せが訪れます。