教えたがり
2024年1月19日(金)朝の6:00になりました。
かつての我々とは、違ったものになるがゆえに自由なのである。
どうも、高倉大希です。
誰かの役に立ちたい。
誰かに必要とされたい。
わたしたちは、このような願望を抱いています。
なぜなら、そこに自分の存在意義を見出すことができるからです。
何かを与えているようで、実は与えてもらっています。
ここにいてもよいのだと、承認してほしいのです。
だから、質問をする後輩は先輩に好かれます。
頼りにされているという実感が、安心につながるからです。
一方で、質問をしない後輩は先輩に嫌われます。
頼りにされていないという実感が、不安につながるからです。
何かを与えてもらっているようで、実は与えいます。
ここにいてもよいのだと、承認しているのです。
基本的に、多くの人は教えたがりです。
教えることに対する「ありがとう」を返してほしくてたまりません。
「なんど言ったらわかるの」
「わたしがいないとダメね」
そんなことを言いながら、心の奥ではよろこんでいます。
だからむしろ、そんな相手に自立されては困るのです。
誰かの役に立ちたい。
誰かに必要とされたい。
それは一体、誰のためなのか。
よく考えなければなりません。
きっと教えることの前提には、自分がいなくなる未来を置かなければなりません。
ずっと居座られると、苦笑いしながら「ありがとう」と言うしかなくなります。
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