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あなたが書いた文章なんて誰も読まない


2023年11月16日(木)朝の6:00になりました。

愚かな首尾一貫性は、狭い心が化けたものである。

どうも、高倉大希です。




インターネットの普及により、誰もが発信できる時代になりました。

全世界に向けて、自分が書いた文章を公開できるようになったわけです。


これにより、書けば誰かが読んでくれるだろうという勘違いが多発しました。

ひとつのいいねがつくかどうかで、一喜一憂するようになってしまったのです。


あなたが書いた文章なんて、誰も読みません。

これが、あらゆる発信の出発点です。


インターネットの登場で、文章を書くという「難しそうな行為」が、実は「誰でもできるじゃん」と思われるようになってしまいました。

糸井重里(2014)「インターネット的」PHP研究所


書けば誰かが読んでくれるだろう。

note にも、このような勘違いのもとで書かれた文章が山のようにあります。


初投稿を「自己紹介」というタイトルにしてしまったり。

「わたしが note をはじめた理由」というタイトルにしてしまったり。


知らねえよ、ていうかお前は誰だよ。

これが、読み手の率直な意見です。


ぼくが最初に教えるのは「お前の書いたことは誰も読みたくない」ということ。いまは書く機会がいっぱいあるから「書けば誰かが読んでくれて感動するはずだ」とか「すばらしい!と言ってくれるはずだ」と思ってしまう。実際は誰も読まない。

放課後ダイノジ「ダイノジ大谷と語る現代コミュニケーション術」田中泰延さんの発言より


べつに、そのような note を貶そうというわけではありません。

バカにしているわけでも、否定しているわけではありません。


あなたが書いた文章なんて、誰も読まない。

これは文章を書く限り、直面しなければならない紛れもない事実です。


いちばんまずいのは、ずっと勘違いしたまま書きつづけてしまうことです。

なんどだって言いますが、あなたが書いた文章なんて誰も読みやしません。


自分のことを知らないだろうからといって、自分の身の上話をはじめるやつがいるけれど、これはもっと聞きたくないんですよ。

放課後ダイノジ「ダイノジ大谷と語る現代コミュニケーション術」田中泰延さんの発言より


実はこの note をはじめる前に、別の媒体で毎朝投稿をしていたことがあります。

かれこれ、400日以上は書きつづけていました。


そんな中で痛感したのが、今日の note の表題です。

誰も読まないことを前提とすれば、必然的に書くことも変わるはずなのです。


以下の記事が、 note に移行してはじめて投稿した文章です。

なぜこの内容だったのかは、みなさんのご想像のとおりです。






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