点滅する信号で立ち止まる余裕をもって暮らしていたい
2024年9月15日(日)朝の6:00になりました。
オドルンダヨ。オンガクノツヅクカギリ。
どうも、高倉大希です。
乗りものに乗って、移動している時間が好きです。
流れゆく暮らしの中に、出発と到着で囲まれた不思議な時間が生まれます。
自分が運転しているかどうかは、べつにどちらでも構いません。
電車でもバスでも飛行機でも、目的地に向かって進むあの時間が好きなのです。
長すぎたら当然辛くはなりますが、短けりゃあいいってものでもありません。
なんでもかんでも早く到着することが、ベストだとは限らないわけです。
だから、サービスエリアが好きです。
出発と到着で囲まれた不思議な時間を、象徴する場所だからです。
どこにでもあるコンビニも、なんだかいつもと違って見えます。
買わなくてもいいものにも、ついつい手が伸びてしまいます。
夜だとなお、わくわくします。
普段はいない場所にいるという、そんな事実に高揚感を覚えます。
信号が点滅したら、急いで渡らずに立ち止まる。
数少ない、マイルールのひとつです。
この数秒を失ったからといって、何かが変わるわけではありません。
いや、そもそも「失う」という表現自体が間違っているのだろうなと思います。
立ち止まる数秒にだって、相応の価値があるはずです。
流れゆく暮らしの中に、赤信号と青信号で囲まれた時間をどうにか確保するのです。
残された時間が、驚くほどに短いことは紛れもない事実です。
あっという間に、1年が過ぎ去ることにも紛れもない事実です。
だからと言って、速い乗りものがベストだとは限りません。
点滅する信号を急ぎ足で渡れば、その分だけよいことがあるわけでもありません。
みんな急いで、どうしたの。
そのくらいの余裕をもって、暮らしていたいものです。
サポートしたあなたには幸せが訪れます。