書くことで生じる錯覚
2024年11月29日(金)朝の6:00になりました。
明後日から、毎日ランニングを開始します。
どうも、高倉大希です。
スキを押してもらえたら、うれしい。
これは、紛れもない事実です。
せっかく頑張って書いたのだから、たくさん押してほしいものです。
ところが押す側は、そんなに考えてはいません。
サクッと読んで、ポンッと押して、終了です。
押す側の熱量と、押される側の熱量には、結構な差があるわけです。
いちどだけ、転職を経験したことがあります。
当時は、ここが人生の分岐点になるのだと息巻いていた記憶があります。
いま考えてみれば、転職なんてそんなに大したことではありません。
当事者である自分だけが、大ごとだと思っていました。
だいたいは、そんなものなのだろうなと思います。
たまたま近くにあったから、大きく見えているだけです。
SNSを続けていると、どうしても自我が膨らみます。
まるで自分のことを好きな人が、たくさんいるかのような錯覚に陥ります。
それは、逆も然りです。
ちょっとした非難を受けたら、まるで全員から嫌われているような気になります。
前述のとおり、そう思っているのは当事者である自分だけです。
SNSなんて、ほとんどの人は寝転びながら見ています。
この熱量差に、敏感にならねばなりません。
うわ滑った自意識は、むしろ人を遠ざけます。
自分だって他者の文章を、そんなに一生懸命読んではいないはずです。
それにも関わらず、自分が読まれる側になった途端に変な期待を抱きます。
せっかく、頑張って書いたのだから。
気持ちはわかりますが、頑張ることと読まれることはまったくの別ものです。
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