ちゃんと考えなくても生きていける
2024年3月7日(木)朝の6:00になりました。
考えなさい。調査し、探究し、問いかけ、熟考するのです。
どうも、高倉大希です。
ちゃんと考えなさい。
大人たちは、こう言います。
ちゃんと考えるってどういうこと?
子どもたちは、こう尋ねます。
もう、そんな屁理屈こねないの。
大人たちは、こう答えます。
数学で公式をつかうとき、なぜその計算で答えを求められるのかは考えません。
公式どおりに計算して、答えが出ればそれでOKだからです。
スーパーで買い物をするとき、なぜその価格に設定されているのかは考えません。
表示されている金額を支払って、商品が手に入ればそれでOKだからです。
この社会は基本的に、ちゃんと考えなくても生きていけるようにできています。
いちいち疑問を抱かなくても、生活を続けることはできるのです。
先日、「指を折って数える」という記事を書きました。
はじめは誰しもが、指を折って計算するところからはじまるという内容です。
指を折って数えても、計算することはできます。
多少数字が大きくても、無茶をすればできないことはありません。
しかしこのやり方では、必ずどこかで限界を迎えます。
何よりも、毎回指を折って計算していたら手間がかかって仕方がありません。
ちゃんと考え続けている人に出会うと、こりゃあ敵わないなと思います。
それと同時に、これだけ考えられたらおもしろいだろうなとも思います。
単純に知識があるとか、そういう話ではありません。
その知識を組み合わせて展開するのが、本当に見事なわけです。
きっとそんな人は、通り過ぎても構わないところで立ち止まって考えます。
役に立つかどうかだなんて、短いスパンでものごとを捉えていないのです。
サポートしたあなたには幸せが訪れます。